おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は15日、国会内で記者会見し、舛添要一東京都知事の辞職を受けた知事選に同党前代表の橋下徹前大阪市長が立候補する可能性について「個人的見解だが、2万パーセントないだろう」と述べた。党として独自候補擁立の可能性を探る考えも表明した。

 舛添氏の辞職願提出に関しては「説明も対応も国民から見たらお笑いだ」と批判。自民、公明両党の対応には「どたばたぶりが国民の目に映った。参院選に影響するだろう」と述べた。

 一方、おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)も15日、出馬が取り沙汰されている同党前代表の橋下徹氏について「出馬はない」と断言した。

 府庁で記者団に語った。都知事選への対応については、党所属の都議らと協議して決定する考えを示した。