腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

ポケットキング

2009年08月30日 00時51分22秒 | ゲームボーイゲーム感想文
まずこのゲームを購入した理由を述べると「浜村通信が勧めていたから」だ。
あれは確か2000年度末、つまり2001年3月頃だったと思う。
同じ記事で「PS2本体は売れているがソフトが売れず、ゲーム業界にお金が落ちて来ない」と嘆いていたから。
媒体はファミ通ではなかったと記憶している。web記事だったかな。
まその辺はどうでもいいな。


浜村通信。言わずと知れた、ファミ通グループの大首領(ドン)。
創刊当時から雑誌製作に関わり、週刊化やアクセラ騒動を潜り抜け、
何時の間にやらファミ通を日本で最も有名なゲーム雑誌に育て上げた。
ファミ通に関しちゃ色々言われているが、これは賞賛すべき浜村氏の功績だと思う。
ゲーム業界の大きなニュースが流れた際、一般マスコミに解説役として登場する事も非常に多い。
大雑把に言って、「日本一のゲーム通」だと思う。大雑把に言って。


……が。
ゲーム業界に影響力の強いファミ通を率いる存在だけに、浜村氏には功と共に罪も多々ある。
特に、今も昔も肯定派も否定派も目を離せないファミ通の名物問題コーナー「クロスレビュー」にて
自ら甘甘の評価を連発し、そしてその方向性を他レビュアーにも定着させた罪は重いと思う。
たまにネットに画像が貼られるが、昔のクロスレビューはあんなのじゃなかったのだ。
8点は間違いなく高評価であり、酷評には2点も3点も普通にあった。
が、浜村氏が編集長になった頃からは見る影もなく甘くなり、高評価連発。
全体的にゲームの質が上がったと言う事情もあるのかもしれないが、読んでてつまらない事この上ない。
また、超有名タイトルの続編にはほぼ確定的に高得点が付くようにもなった。
先日の「ドラクエ9」「モンハン3」連続40点事件は記憶に新しい。あり得ないだろ!

こうした浜村氏とファミ通の体質から、「クロレビの点は金で買える」「接待で買える」
と言った黒い噂がいつまでも消えないままネット上を漂っている。
いや、金を払っているかどうかはともかく、メーカーに媚びているのはもう間違いなかろう。
そんな状態で正しい批評など出来る訳がない。
今もファミ通は業界ナンバー1の地位を保っているようだが、その雑誌がアレでは寂しいと言うしかない。
そんなに広告が欲しいのか? ……欲しいよなぁ。お金だもんなぁ。



しかし俺個人としては、浜村氏の「とにかく褒める」思想は見習うべき部分もあると思っている。
ネットを見れば一目瞭然だし、実際に自分でこうしてダラダラ感想文を書いてもよく分かるが、
物事は何でも、褒めるより貶す方がずっと楽だ。

何だって完璧でない以上、欠点はある。つまり貶す部分はどんな物にも必ずある。
また、何かを貶すことで、相対的に批評者である自分の地位を上げようという意識も働くのだろう。
そうして世の中、特にネット上は、殆ど病的なまでの批判精神が蔓延るようになった。
何かを褒めたり、強烈に勧めると「信者ウザい」と見下されるまでになった。
もちろん作品の欠点を指摘するのは悪いことではない。
だがこの「否定=カッコ良い 肯定=カッコ悪い」の風潮はどうなのか。
これこそ中二病そのものではないのか。

こんな風潮の中、浜村氏は異質で、大袈裟に言えば輝いている。大袈裟に言えば。
氏が未だ業界の重鎮でいられるのは、この褒め思想も理由の一つではないかと思うのだ。
当然、クロレビを中心とした、癒着に近い褒め思想まで肯定する気はない。
だがやっぱ、見習うべき部分もあると思うのだ。


そう言えば随分昔、ファミ通でレビュアー達がそれぞれのレビュー信条を語っていたことがあった。
浜村氏のそれを大まかに覚えているので、書いてみよう。


『どんなゲームでも、企画当初はスタッフ一同、面白い物を作ろうと希望に満ち溢れていたはず。
それが最終的に、納期や資金や技術など様々な理由で、思い描いたものとは違う出来になってしまった。
けど当初の希望があった以上、どんなゲームにも必ず光る部分がある。探せば必ず、面白い部分がある。
そう信じてレビューしています。
もちろん、完成度と言う面で、バッサリ点数は付けてるけどね』

そのままではないが論旨はあってるはず。
どうだろう。なかなかの名文ではなかろうか。最後の行はうそ臭過ぎるけど。
ぶっちゃけ、俺もこの主旨には完全同意である。
本当にこの思想を貫き通せたら、今のファミ通はどうなっていたかなぁ……。



さていい加減浜村通信感想文になってるが、もう少しだけ。
氏は数あるゲームの中でも、特に「ファイアーエムブレム」シリーズの熱狂的ファンである事は知られている(多分)。

『ファイアーエムブレムをやった事がない人は幸せだ。何故なら一からファイアーエムブレムをプレーできるからだ』

という発言は、正直嫉妬するほどFEシリーズに対する愛が溢れている名言だと思う。
俺は氏に色々思う所はあれど、FEファンとしての感覚だけは全面的に支持していた。
あれだけの愛を見せる以上、FEに関してだけは媚も癒着もないと信じられたからだ。
……ま、このFE愛は後に「ティアリングサーガ」裁判という大問題を引き起こし、
結果として氏は二度とFEについて公的に語れなくなってしまったのだが。
あれはなぁ。何ともなぁ。はぁ。


んでやっと「ポケットキング」についてだが、冒頭に挙げた記事で浜村氏が
「FEシリーズが好きな人には是非オススメ」と書いていたのである。
よってタイトルは覚えていた。んで数年後、新品150円で投げ売られてるのを発見。
「GB後期の作品にハズレなし」という個人的経験も後押しし、購入。
この前の「テラファンタスティカ」でS・RPG熱が上がっていたので、プレーを開始した次第である。



後から知ったのだが、ポケキンはファミコン「キングオブキングス」のリメイクに近い作品であるらしい。
キングオブキングスは名前は知っているが未プレーなので、どんなゲームかは知らなかった。
んで軽く調べたんだが……驚いた。

・「ファイター」「ゴブリン」などのユニット
・ユニットは戦闘を経ることでレベルアップする
・レベルが上限まで行くとクラスチェンジするユニットもいる

こ、これは……。
俺は今までFEが「S・RPGの元祖」だと思い込んでいた。初代FEがそう宣伝していたし。
だがキンキン(嫌な略だ)のシステムは、明らかにS・RPGのそれに近い。元祖はこちらではなかろうか?
FE以前にこんな作品が出ていたとはなぁ。自分の不明を恥じる次第である。

まぁでも、FEがSRPGの元祖ってのも別にハッタリや大嘘ではない。
キンキンでのユニットはあくまで駒で、個性あるキャラクターとは言い難い(多分)。
FEはキャラに個性を与えることでプレイヤーの感情移入を促進させた。そこに斬新さがあったのだ。
普通のウォーシミュとSRPGの違いを「キャラの個性」とするなら、FEを元祖としても決して間違いはない。
ただ、FEの下地にキンキンがあった事も間違いないだろうな。


さてキンキンのリメイクであるポケキンだが、当然ながら基本的にキンキンのシステムを受け継いでいる(多分)。
まず、主人公である「キング」が他の「ユニット」を召喚し、戦わせるという構図がそうだ。
ユニットの召喚にはコスト(MP)がかかる。
当然強力なユニットほどコストは大だが、MPがある限り32体まで、ほぼ好き放題召喚できる。
ターン毎にMPは回復するので、実質的には無限にユニットを召喚できることになる。
もちろんユニットは基本的に育成をする事になるが、無限に召喚できる以上、「捨て駒」戦略も大いにアリだ。
強敵に大量の雑魚キャラを突撃させれば、1ダメージの蓄積で倒せたりする。もちろん雑魚達は返り討ちに遭うが。
この辺の「使い捨て感」はFEでは考えられない冷酷さだが、一般ウォーシミュでは別におかしなことではない。
これがポケットキングなのであろう。

最初は無名のユニットしか召喚できないが、ゲームを進めると多くの「名有り」キャラが加入する。
名有りキャラはシナリオにも微妙に絡んでくるし、戦闘でやられても次マップで復活するという特長がある。
使い捨てで死ねば消える一般ユニットとはかけ離れた優遇措置を受けているのだ。
キンキンからポケキンにするに当たり、FE的な要素を取り入れたのだろうと思われる。
だが、数人程度ならいいんだが、クリアーまで行くと名有りキャラが数十人いるのはどうかと思う。
基本的にユニットは駒である事が、このシリーズの特徴ではないのか。

また名有りキャラが多数加入する割に、どのキャラも加入時のレベルが低すぎるのも問題だ。
レベルが低すぎて戦闘に付いていけないキャラばかりが加入する。
1体2体ならそんなキャラを遅れて育成させていくのも楽しいが、どのキャラもそうだと気が滅入ってくる。
ユニットの種類が非常に多いことはこのゲームの特長だが、ちょっと多過ぎたかもしれんな。

名有りキャラと名無しユニットに分けたが、名無しユニットにも手動で名前を付けることは可能だ。
また名有りキャラと違い、名無し達は死ねば消滅するので、ある意味彼らの方がFE的感情移入度は高い。
キャラ性能的には名有も名無しもさほど違いがないので、名無しだけでゲームをクリアーする事も十分可能。
最初は最低コストの名無し雑魚が、終盤に自軍最強のエースとなった時は感慨深いものがあった。
駒と個性の絶妙なブレンドと言うか。何の物語もない最強戦士。面白いやん。


ユニットの種類は160近くもある。ユニット図鑑を埋めるのがこのゲームの楽しみの一つだ。
だが数は多くてもユニット毎の特徴はあまりなく、ゲームをクリアーするだけなら収集に凝る必要はない。
基本のファイターからは多彩なクラスチェンジが可能だが、どのタイプを選んでもさほど違いを感じなかった。
もうちょっと数を絞り、各ユニットの差別化を図ってほしかったと思う。

クラスチェンジはただレベルを上げれば自動的に発動するものもあれば、特定アイテムを使うことで可能になるものもある。
このうち特定アイテム使用の方はゲーム中で殆どヒントがないので、手探りで調べていくしかない。
とは言ってもンなことしなくてもゲームバランスは緩いので、頑張る気になれなかった。
手探りと言うより当てずっぽうに近いことをしなきゃならないユニットも多いし。

不満はあるが、弱いユニットをチクチク育てるという、SRPG王道の面白さは存分に味わえた。
正直、それ以外はイマイチだったんだが、それだけは確かに楽しめた。
チクチク感。チクチク進める、チクチク育てる。それが快感。
ポケキンはGBゲームである。絵の美しさなどあるわけない。チャチである。
それでも問題なく味わえるチクチク快感。まさに普遍的なゲームの面白さ。
ゲームがマンネリになるのは困るが、こういう「変わらない面白さ」は、
ハードが変わろうとどうなろうと、何時の時代も不変である。不変であり普遍である。洒落。
こういうの、文句なく良いねぇ。
もう少しキャラを絞り、クラスチェンジを簡略化してくれていれば最高だったんだが。
はぁ。



育成以外のシステムは、あまりよろしくない。
何より主人公たるキングにしか「召喚」が、しかも自軍の城でしか出来ないのは非常に不満だった。
これでは主人公は殆ど召喚に徹するしかない。全然主人公らしくない。
FEでも主人公は何かと雑用が忙しいものだが、このゲームの場合は殆ど召喚専属になってしまう。
キンキンではそうだったとしても、ポケキンで改良できなかったのか。
おかげで主人公の影が異様に薄い。能力は高いのに、ロクに戦闘させられない。
文字通りキングではあるが、ヒーローではない主人公である。

町を占領することで、ターン毎の回復MPが増えるというのはなかなか良かった。
これもチクチク快感の一種で、徐々にマップを青く(主人公軍で占領すると青くなる)染めていくのが気持ち良かったナリ。
チクチク感だけは2重丸だな、このゲーム。


戦闘バランスは、温い。
ぶっちゃけ、最強キャラを育てていけば、数体のユニットだけでクリアーは可能だと思う。
あまり戦略を楽しむゲームでないようだから、まぁこれでいいんだろう。
このゲームは敵もレベルアップするので、やり様によっては敢えて敵を強化することも可能。
よって難度が物足りない人は、自分で難しくすることも出来るわけだ。それもどうかと思うが。
お気に入りのユニットを好き放題強化し、ガンガン進めるのがこのゲームの楽しみ方なのだろう。

ただバランスは温くても、一体一体のユニットは(特に弱い時期は)かなり死に易い。
と言うのもこのゲーム、回復手段が非常に限られており、また全体的にHPも低い。
その上クリティカルヒット(完全に運?)なんてのもあるので、強いキャラでも油断はできない。
回復アイテムすらないのは正直驚いた。回復魔法は異様に使い辛いし。
使い捨てを屁とも思わないならともかく、ユニットを大事にしたい心優しいプレーヤーは注意してゲームを進めるべきであろう。
例えば俺とか。あまりに心優しすぎて一度データ消してやり直ししたくらいやもん。
……実際はFE的プライドが傷付いて耐えられなくなったからなんだけどね。


システムはともかく、インターフェースは劣悪。
これはGBというハードのせいかもしれないが、どうにもレスポンスが遅く、様々な動作がいちいち重い。
またボタン不足も明らかで、SRPGでは使いまくるステータス参照なども、いちいちコマンドを選ばないと出来ない。
何をするにも重いから、何をするにも面倒臭い。
もうちょっと快適性を上げられなかったのか。これは明確に欠点である。

ゲーム中ではかなり大量の強化アイテムを入手できるのだが、これを一つ使うのにもまた
矢鱈と重いメニュー画面操作を強いられるので、強化すら面倒だった。
強化はクラスチェンジの可否を決める重要な要素なのに、調べる気になれない。
難度が低いからどうにでもなったが……GBとは言え最後期の作品なんだから、もうちょい頑張ってほしかったなぁ。
CPUの思考が遅すぎるのもイライラした。古いハード、ダメだなぁ。事実だよ。


グラフィックはハードがハードだからアレだが、まぁ受け入れればさして気にならなかった。
ユニットのグラフィックや戦闘アニメはなかなか可愛らしくデフォルメされており、悪くない。
演出関係は殆ど省略して進めたが、戦闘アニメだけは最後までオンにしておいた。
性能が低いが故の工夫と「味」。
最強ハードの超美麗HD怒迫力画像は大好きだし、否定する気は一切無い。
だがそれと相反する「味」を心地よく思えるのも間違いないんだよなぁ。

音楽。これも正に「味」だ。
GBである。今のハードと比べれば音源はアホほどショボい。
現行最低性能のDSですら、ドラクエⅨではかなり高品質の音楽を鳴らしていた。
しかし、それがすぐ「駄目」ではないんだから面白い。
と言うより、音楽はグラフィックよりも「味」の力が強いと思う。
要するに、古いハードのショボい音源でも、ヘボい曲とは感じないのだ。
この感覚は俺の個人的な懐古趣味やノスタルジーやらが原因だと思っていたんだが、
最近は本当に現行ハードと差はないんじゃないかと感じ始めた。
だって、どう考えても、良い曲は良い曲なんだから。音源関係なく。
時が過ぎても全然色褪せない。今もファミコン曲はBGMに普通に聴く。
もちろん現代の最高音質楽曲が劣っているわけでもない。
また、現代のゲームにショボい音源の曲を使っても、イメージが合わずに酷いものになるだろう。
ショボい絵の旧ハードにしかショボい音源の曲は映えないのである。
うーん、つまり、これから生まれるゲームにはあんま意味がないんかな。
結局懐古方面でしか楽しめないのかな。

何の話だったっけ。そうだポケキンだ。
ポケキンの曲も「味」が存分に発揮され、良質だったと思う。
だが全体的に曲数が少ない、少なすぎることは非常に不満だった。
ゲーム時間の三分の二以上を占めるマップ曲も、聴きまくる戦闘曲も、1種類しかないのはどうか。
最終マップのラスボス戦ですら何の変化もない。駄目だろ。


物語は普通すぎてつまらん。
いきなり魔王が復活して故郷の町襲撃→復讐誓って旅立ち。
だが魔王が何物なのかとかその辺の説明は一切ない。テキトーだ。
旅の間に色々イベントはあるが、グッと来るものは一切なかった。
それっぽい、子供向けの、どこにでもある話って感じ。魅力はない。
キャラも同様に魅力がない。そもそもあまり描写がないし。
一応ヒロインが2人いて、それぞれと個別EDがあるようだが、俺はどっちも見られなかった。いいや。
マップ数もキャラ数も多いんだから、もうちょっと何かを描けなかったのか。残念である。


このゲームは複数回プレーし、図鑑を埋めることも楽しみの一つとしているようだが、
だからと言ってクリア後強制的に2周目に進めさせるのはどうなのか。
ED後は「セーブしますか?」の選択肢もなく、強制的に最初からやり直し。
しかもセーブデータは一個のみ。出鱈目である。
EDをもう一回見てみたかったり、鍛え上げたユニットを眺めたい時はどうなるのか。
何考えてんだと思った。


プレーはGBカラー、及びGCのゲームボーイプレーヤーを半々ずつくらい使ってやった。
実はこれも目的の一つだったのである。どちらも最近使ってないハードだからな。
どちらも当然のようにバリバリ動く。GCは頑強だし、GBCは電池が長持ちだ。
任天堂ハードの美点がよく出たハードである。セガ製のような不安感は全く無い。
そういう意味では長期放置もある意味アリかもしれんな。
次にいつ使うかは分からんが、いずれ必ず使う。
そしてその時も、何も変わらず健全に起動してくれるだろう。
良いハード達である。


ふぅ、ンなとこか。
正直、あまり好感触は得られなかった。
だが「チクチク感」だけは存分に味わえたので、結構楽しくプレー出来たのであった。
どっちやねん。ま、SRPGというジャンルの勝利ってとこかね。
ゲームには他に対戦モードもあるが、当然ながらやる術がないのでパス。まやりたいとも思わんが。
テラファンタスティカに続き、SRPGの良さを知れた事を収穫としよう。

「FE好きなら是非オススメ」という言葉を信じたのは間違いだったかもな。
まぁ古いゲームだし、勧めてた浜村氏を叩く気はないがな。所詮ネタ動機だし。
今あの人どうしてんのかね。なんだかんだで最近はあまり名前を聞かなくなった。
ファミ通時代はどんなに偉くなっても、忙しくても、ゲームはいつもプレーしていた。
そういう「どんな立場になっても、批評だけじゃなく実際にゲームをプレーする」姿勢にも好感を持っていた。
あの人が「もう最近のゲームにはついていけなくて(笑)」とか言ってたら、ショックだよなぁ。
社会的地位があるゲーム野郎として、これからもバリバリゲーマーであってもらいたい。
ファミ通にも業界ナンバーワン雑誌としてこれからも頑張ってもらいたい。元熱狂的読者としても。
……クロレビはもうちょい健全なコーナーにして、ね。
取り敢えずは「FF13」の点数に大注目だな。


「ちょっとムービーが長すぎるけど、10点」
「用語と世界観が複雑すぎるけど、10点」
「戦闘に時間がかかりすぎるけど、10点」
「全てが最高のエンターテインメント。理屈は要らない。10点」


……いや理屈は要るだろ。でも最後のが一番らしい気がする。
ゲーム屋とゲームマスコミの健全な関係、無理ッスかね。
そういや明日はとうとう運命の衆院選だね。
政治家とマスコミの健全な…………
無理やん。はぁ。

現実には有能で優しく頼りになるキングなんていないのであった。
強引に絡めて終わり。





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8 コメント

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 (あ)
2010-12-05 12:31:16
くだらない文章ですね
Unknown (ota)
2010-12-05 14:09:09
んだとコラァ!
反論の余地ないです。

まぁあれですよ、純粋な「チラシの裏」ってやつなので、基本オナニーそのものですからね。
他者から見て痛いウザいくだらないってのは当然かと思います。
でもでも!! 稀に灼熱炎のような暖かいコメントを頂くこともあるんですよ。
本当ですよ。自演じゃないですよ。

今後もあんま考えずテキトーにやっていきます。
お客様には閲覧の拒否も強制もしません。当たり前ですけどね。
また気が向いたら覗いてやって下さい。
Unknown (Tombo)
2011-01-23 00:29:53
僕は面白く見させていただきましたよ^^
ポケットキングについて調べてたら発見し、引き込まれて最後まで読んでましたw
Unknown (ota)
2011-01-23 04:34:56
おおう! 誠にありがとうございます。
大変嬉しいです。これがあるからブログはたまらん。

ちょっと浜村通信をやり過ぎな気がしましたが、
読んで頂けたなら何よりです。
ポケットキングは現行ハードで作れば面白そうだと思うんですけどね。
3DSのバーチャルコンソールで復活し、その勢いで新作とか無理かなぁ……。
そこまでいわんでも・・・・ (旅人)
2011-09-17 20:13:53
ゲームスピードののろまぶりにはあきれたし、何度も「フリーズしたか?」とひやひやさせられた。

だが、中古屋で800円だったが、個人的に3000円ぐらい元は取れた気がするし、名有りユニットの存在は分岐クラスチェンジの上では役に立った。やられてもやり直し利くし。
Unknown (ota)
2011-09-18 00:36:41
コメントありがとうございます。

今作はハード性能の低さが何とも歯痒い作品でしたね。
CPU思考や動作の遅さ、ボタンの少なさなど、どうしようもない部分が欠点として目立ってました。
それを除けば今も十分楽しめる作品でした。とにかくチクチク成長させるあの感覚がたまりません。
何とか3DSのバーチャルコンソールで配信されてほしいですね。
それで少しでも知名度が上がり、続編なりリメイクなりの可能性が出てきてくれれば……。

個人的には名有りキャラより、死んだらそれまでの名無しキャラの方が「ファイアーエムブレム」的で好きでした。
キャラを大事に育てる一方、時には残酷に使い捨てするのもこのゲームの面白さですね。
確かにね (旅人)
2011-09-19 09:44:36
ファイアーエムブレムより「捨て駒」的な扱いはしやすかったですな。
でもクラスチェンジまで後一歩で死なれてしまうと、異常なほど脱力しましたね(笑)

いっぺん「名有りユニットだけで進める」的な遊びをしてみてはいかがでしょ。
Unknown (ota)
2011-09-19 14:23:27
俺はFE大好きですが、戦争しておきながら全員生存とか、よく考えるとあまりに出鱈目ですよね。
必ずしもキャラ愛で遊ぶのが正しいとは限らない……というのはこのゲームやってて新鮮に感じました。
まぁプレーヤーの自由ですけどね。難度が低めなので、どんな遊び方もできるのがよかったと思います。

再プレーするにしても、バーチャルコンソール版にしたいですね。サクッとやってくれんかなぁ。
ポケキンは根強いファンが多いようですし、何とか復活してもらいたいものです。

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