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◇OSS◇ 丸紅ソリューションがデータアクセス製MySQL対応クラスタリングソフト発売

2006-05-03 21:01:42 | OSS・ミドル


 丸紅ソリューション(MSOL)はデータアクセス(東京都新宿区、香西省治社長)と国内販売代理店契約を締結し、同社が開発したDBMS「MySQL」対応クラスタリングソフトウエア「DB/Control」の販売を開始した。

 「DB/Control」は、負荷分散型データベースの高速検索を実現するソフトウエアで、3階層モデルのバックエンド・データベースを2層に分け、データベースアクセス要求処理を効率化し、高速なレスポンスを実現する。RedHat Enterprise 4、Solaris10上で稼働する。

 <ひとこと>MySQLはOSSを代表するデータベースソフトとして、わが国においても急速にユーザーを拡大している。今回、データアクセス社が独自に開発したMySQL対応クラスタリングソフトウエア「DB/Control」を、丸紅ソリューションが販売するということは、わが国で開発されたOSS関連ソフトが、大手SI企業により販売されるという、新たな段階に入ったことからも高く評価される。
http://www.msol.co.jp/news/dbcontrol/index.html

 


◇OSS◇ ターボリナックスがWindowsからTurbolinuxFUJIへの移行ツールを発売

2006-04-30 16:58:02 | OSS・ミドル


 ターボリナックスは、使用中のWindowsから、デスクトップ・リナックス「Turbolinux FUJI」へ移行する米国Versora社製ソフトウエア「Progression Desktop」の提供を開始した。当初は英語バージョンだが、今秋リリース予定のバージョンでは日本語のインターフェイスに対応予定。

 「Progression Desktop」はWindows上のファイルやフォルダーなどを、簡単な操作でTurbolinux FUJIの環境へと移行することができる。

 LinuxPCについては既に各種の製品が市場に出回っているが、Windows環境からLinux環境への移行のことを考えると、そう簡単に導入をすることはできないと思っているユーザーは多いはず。これまで、この点があいまいにされていたため、LinuxPCの導入に弾みがついてこなかったといえる。その意味で「Progress Desktop」の日本市場への登場は、PC市場へ与えるインパクトは大きいものがある。
http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20060326105013&mode=syosai


【OSS】シーイーシーはOSJ、ゼンドとLAMPソリューションで提携

2006-04-27 23:29:16 | OSS・ミドル


 シーイーシーは、OSS(オープンソースソフトウエア)専門のSI企業のオープンソース・ジャパン(OSJ)、OSSのWebスクリプト言語「PHP」ソリューションを提供するゼンド・ジャパンと、LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)の企業向けソリューションで提携した。

 3社は小規模から大規模までのWebシステム構築ののOSSソリューションを強化する。また、これらの環境をPCサーバーにプリインストールした「Linuxスタートパックwith Zend Platform」も提供する。

 LAMPはオールオープンソースの開発環境として今後大きくクローズアップされることは間違いない。この“LAMP革命”前のような時期に、OSSの先駆的企業であるシーイーシー、OSJ、ゼンドの3社が提携したことは、LAMPの普及にとって大きな意義がある。
http://www.cec-ltd.co.jp/news/2006/0426.html

 


<OSS> 米国レッドハットがJBossを買収

2006-04-11 21:19:24 | OSS・ミドル


 米国レッドハットは、OSS(オープンソースソフトウエア)の世界的リーダーのJBossの買収契約を締結したと発表した。これによりレッドハットは、SOA(サービスオリエンテッドアーキテクチャー)へのシフトを加速する。

 今回の買収に要した金額は、3億5000万ドルで、今後の業績に応じて7000万ドルを追加で支払う可能性があるという。

 JBossはJ2EEのアプリケーションサーバーソフトとして世界的に普及している著名ブランドだ。レッドハットが今回JBossを買収したことは、今後のレッドハットの事業拡大に大きく貢献することは間違いがないところだ。レッドハットは今、着々と自社陣営の足場を固めているところであり、今後の飛躍に期待が持てる。
http://www.jp.redhat.com/about/news/04102006.html

 


<OSS> ターボリナックスがゼンド・ジャパンを傘下に収める

2006-04-07 21:13:25 | OSS・ミドル


 ターボリナックスは、日本におけるZend製品の独占販売権を有していたゼンド・ジャパンの株式の90%を、オープンソース・ジャパンから譲渡を受ける基本合意書に調印したと発表した。

 米国ゼンド社のWeb/DBアプリケーション開発用のスクリプト開発言語「PHP」は、OSS(オープンソースソフトウエア)で提供され、世界中のLinuxディストリビューターの必須の機能として搭載され使われており、多くのユーザーを持っている。今回、ターボリナックスがゼンド社を買収したのに従い、日本でもゼンド・ジャパンを傘下におさめたもの。

 PHPは、オールOSSのLANPの1構成ソフトでも知られているとおり、クライアントの動的Webアプリケーション開発には欠かせないものになっている。ターボリナックスはLinuxOSに加え、有力なクライアント開発言語を得たわけで、今後の商戦において強力な武器になるに違いない。ターボリナックスはいい買い物をしたものだ。
http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20060306102207&mode=syosai


<OSS> IBMがOSSの推進団体「Eclipse」に今後とも投資を表明

2006-04-04 23:34:58 | OSS・ミドル


 米国IBMは、OSS(オープンソースソフトウエア)の推進団体「Eclipse」のEclipse基盤向けツールとコンテストの実施を発表した。これによりIBMは今後もEclipseへの投資を続けていくことを明らかにした。

 今回発表したツールは次のとおり。①統合設計ツール「Rational Data Architect」②電子フォームツール「Workplace Forms Desiner2.6」③プラグインツール「Instant Help Interface plug-in」。また、大学生向けの国際コンテスト「2006IBM Eclipse Inovation Award」を開催する。受賞者には1万―3万ドル相当の商品が与えられることになっている。

 そもそもEclipse財団はIBMがスポンサーとなり設立されたように、IBMはOSSには以前から熱心に取り組んでいる。この本音はどこにあるのだろう。ちょっと考えるとOSSはIBMの風土に馴染みそうもないのだが。1つにはOSSに反対するマイクロソフトをけん制する意味合いがあるだろう。もう1つは、今後自社だけでソフトを管理・維持し続けるのは得策でないと判断したためだと思われる。いずれにしてもIBMがOSS陣営にいることは大歓迎だ。
http://www-06.ibm.com/jp/press/20060324001.html


 


<OSS> テンアートニと米国JBossがサポートサービスで提携

2006-03-20 22:02:06 | OSS・ミドル


 テンアートニとOSSのミドルウエア開発会社の米国JBoss(ジェーボス)は、SOA対応OSSのミドルウエア群「JBoss Enterprise Middleware Suite」(JEMS)の日本におけるサポートサービスと、認定エンジニアトレーニングサービスを共同で推進するため、戦略的パートナー契約を締結した。

 今回、両社はOSS対応アプリケーションサーバー「JBoss Application Server」および同サーバーを含むJEMSを、企業で安心して導入できる環境を整えるため、サービスを開始することになったもの。

 OSS対応のアプリケーションサーバー「JBoss」は、わが国においても今後ますます導入ユーザー数が拡大の一途を辿るものと思われる。このような状況の下、テンアートニがサポートサービスに乗り出したことは、OSS全体の信頼性向上ためにも大歓迎といったところだ。
http://www.10art-ni.co.jp/news/press20060316.html

 


<OSS> 米国オラクルがOSS企業のSleepycat社を買収

2006-02-23 21:19:39 | OSS・ミドル


 米国オラクルが、オープンソース・ソフトウエア企業のSleepycat社を買収し、組込み型データベース製品群に「Berkely DB」を加えたと発表した。

 「Berkeley DB」は、世界で最も広く使用されているオープンソース・データベースで、導入件数は2億件以上と推定されている。その技術は、LinuxおよびBSD UNIX・OS、Apache Webサーバー、OpenLDAPディレクトリ、OpenOffice生産性ソフトウエアなど、有名なオープンソース・プロジェクトにも組み込まれている。

 オラクルはいま、盛んにOSS企業を買収しようとしている。この見方については2通りの見解に分かれる。1つは買収によりOSS市場への参入を果たそうとしているという見方。もう1つの見方は、OSS企業を買収して“敵”をつぶしてしまう戦略ではないかというもの。MySQLやPostgreSQLの台頭でオラクルの下位の市場が侵食されるのではと見られている今、オラクルのOSS戦略がどちらに向かうのか注目されるところだ。
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1529


<OSS> OSSのデータベースソフトのMySQLユーザー大会が開催

2006-02-19 18:49:31 | OSS・ミドル


 MySQL User Conferenceが06年4月24日―27日、米国サンタクララで開催される。

 今年は日本法人が設立されるなど、MySQLはOSSのデータベースソフトとして、今後日本市場で普及が見込まれている。

 このMySQLのユーザー大会で、OSSのデータベースソフトの将来性が確認できそうだ。
http://www.mysql-partners-jp.biz/press-event/2006021301.html

 


<OSS> SRA OSSが独自のDBソフト「PowerGres on Linux」最新版を発売

2006-02-18 11:28:21 | OSS・ミドル


 SRA OSSは、OSSデータベースソフト「PostgreSQL8.0.6」をベースにした独自のデータベースソフト「PowerGres on Linux」の最新版Ver.3.0の販売を2月28日から開始する。

 同ソフトは、操作性の高い独自開発のGUI管理ツールの同梱、低価格かつ安心の製品サポートの提供といった、OSS版にはない特徴を備えている。新バージョンでPostgreSQL8.0系列へ対応したため、信頼性を高める「Point in Time Recovery」や、アクセス分散によるパフォーマンス改善を図る「テーブルスペース」といった新機能が利用可能になった。

 今後、この「PowerGres on Linux」のように、OSSをベースにした独自ソフトの普及の可能性がある。この意味から同ソフトの市場での展開から目を離せない。
http://www.sraoss.co.jp/company/press/2006/0216.php