OSSのデータベースソフトというとPostgreSQLとMySQLの2つが有名だが、日本においてはこれまでPostgreSQLの方が稼働実績、知名度ともに一歩リードしていたようだ。ところが世界的に見ると逆にMySQLの方が稼働実績、知名度の両面でPostgreSQLをリードしてきた。しかし、ようやく日本においても、LAMPという用語などの浸透もあってか、徐々にMySQLの知名度が上がり、現在ではPostgreSQLを追い抜いたという見方も出てきているほど。
スマートスタイル(大阪市北区堂島浜2-2-8、野津和也社長)は、このほど従来ダウンロードのみのライセンス販売であったMySQLを、日本で初めて商用ライセンスをパッケージ化し「MySQL商用ライセンスパック」としてオンラインで販売を開始した(税込み価格は4万950円<キャンペーン期間中は3万6750円>)。
オラクルなどのようなクローズしたデータベースに比べ、オープンソースのデータベースは、信頼性に問題があるのではといった疑問が企業ユーザーなどが抱きがちだが、実際にはその逆で第3者の調査機関の調べによると「MySQLのオープンソース手法は、ソースがクローズされたソフトウエアよりも高い品質をもたらす」という結果がでている。さらに、OSSであるため開発者は必要に応じて変更や性能の向上を得ることができるというメリットも得られる。そろそろこの際、OSSのデータベースの導入の検討をされてもよさそうに思われますが・・・。
(ossdata)
http://www.s-style.co.jp/company/infomation/2005101701.html