オープンソース総合研究所とワイズノットは、Webアプリケーション開発エンジニアの技術力評価および標準化を目的とする資格制度「LAMP Expert」を共同で開発した。これはITSS標準をベースに、ブロンズ(初級LAMPプログラマー)、シルバー(中級LAMPプログラマー)、ゴールド(上級LAMPプログラマー)、プラチナ(LAMPスペシャリスト)の4ランクに分けられている。06年1月から運用を開始し、初年度認定者は1万名を見込んでいる。
LAMPは、Linux(OS)、Apache(Webサーバー)、MySQL(データベース管理システム)、PHP(Webシステム開発スクリプト言語)の頭文字をとったもので、欧米ではWebシステムのOSS構築技術として既に確立している。今後、日本においても急速に普及が予想されており、今回新たに2社が資格制度「LAMP Expert」を開発したもの。
LAMPはわが国で既にユーザーのシステム構築において徐々に採用が進んでおり、その有効性が実証されつつある。特にオープンソースソフトウェア(OSS)の普及の鍵を握る技術と見られている。今回、2社により開発された資格認定制度は、この意味から非常にタイムリーなものといえよう。
http://www.wiseknot.co.jp/corp/press/press_051227lex.html