情報処理推進機構(IPA)は韓国ソフトウエア振興院(KIPA)と、ソフトウエアエンジニアリング分野およびオープンソースソフトウエア(OSS)分野などで相互協力協定を締結した。
今回の協定により①定期的な情報交換②日韓双方での会議開催③双方主催のセミナー、カンファレンスなどへの参加―などが行われることになっている。
IPAは現在日本、韓国および中国の3カ国によるOSS分野での協力体制を敷いている。今回日本と韓国の間で新たに協定を結んだのは、どのような背景があるのであろうか。3か国間で協議をするよりは、2カ国間の方が直ぐ行動が取れるということなのか。最近になりマイクロソフトが中国の自治体へのアプローチを強めており、OSSからの観点から見ると今後の中国の動きが気になるところだ。
(ossdatabank)
http://www.ipa.go.jp/about/press/20051124.html