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<OSSニュース> 米国IBMがエクリプス財団にRationalを寄贈

2005-10-15 14:56:17 | OSS・ニュース
  

 日本IBMは、IBMが支援して設立したJavaのプラットフォームを無償で提供するオープンソース・コミュニティ「エクリプス財団」に、IBMがソフトウエア開発プロセス「Rational Unified Process(RUP)」の一部を寄贈したと発表した。
 
 IBMはOSSに積極的に取り組むことを表明しており、その具体的な活動としてエクリプス財団を設立して Java技術の全世界への展開を図っており、日本にも支部が設立されている。今回、既に全世界の開発技術者が利用しているRationalを無料で公開に踏み切ったことにより、ソフトウェア開発プロセスでのRationalの世界標準化を狙ったものと思われる。  

 今回のIBMの決断は、OSSの普及という観点から見て大きな一歩となるものと思われる。
http://www.ibm.com/news/jp/ja/2005/10/10131.html

<OSSニュース> 米国ORACLEがInnobase社を買収

2005-10-13 21:09:49 | OSS・ニュース

 

 米国オラクルは、オープン・ソース・ソフトウエアベンダーで、ディスクリート・トランザクショナル・データベース技術のInnoDBを開発しているフィンランドのInnobase社を買収した。InnoDBはスタンドアロンのDB製品ではなく、MySQLデータベースの一部として配布されており、オラクルは買収後もMySQLとの契約の継続を表明している。

 ご存知の通り、MySQLはOSSのDBソフトとしてオラクルの牙城を脅かす存在までに成長を遂げている。この時期にオラクルが、MySQLの関連ソフト会社を買収した意図はどこにあるのか。今後波紋を広げそうだ。
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1474


<OSSニュース> ターボリナックスがスカイプ対応Linuxパソコン発売

2005-10-07 22:35:34 | OSS・ニュース

<ターボリナックス>

 ターボリナックスはMCJと提携して、マウスコンピューター製のデスクトップLinuxPCと、電話ソフトフォン「Skype」機能を持ったターボリナックス製のUSB「サイバーフォンKforTurbolinux」をパッケージ化して販売を開始した。価格は17インチ液晶モニターセットで6万円台の低価格を実現。

http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20050904145331&mode=syosai 


<OSSニュース> ミラクル・リナックスが過去最高の増収増益を達成

2005-10-04 21:02:26 | OSS・ニュース

 

  ミラクル・リナックスの04年度の売上高は前年度比26%増となり、過去最高の増収増益を達成した。また、10四半期連続黒字を達成した。同社は04年度「サービス事業の充実」「ハードウエア企業との協業体制の強化」そして「Asianuxの促進」を重点施策として事業を展開してきた。

 特に、コンサルティングや企業向けサポート・サービスに注力することで、コンサルティング事業の売上高は、前年度比136%増、サポート事業は、前年度比45%増を達成するなど、サービス事業全体が05年度のビジネスを牽引する結果となった。
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2005/1004_1.html


<OSS展望> 中堅・中小企業市場で激突するLinuxとWindows

2005-10-02 19:53:41 | OSS・ニュース

 
  
マイクロソフトは、日本の「
eJapan戦略」に賛同し、200110月から中小規模事業所(50人以下)のIT利用促進を支援する「全国IT推進計画」を展開している。これに基づき、現在「IT推進全国会」を組織してマイクロソフトとパートナーが一体となり、全国の中小規模事業所のITの啓発施策を全国規模で推進している。これに加え同社は9月26日には「マイクロソフト インキュベーションプログラム」の拡充を発表した。これは政府や自治体と連携して、ITベンチャー企業を支援することで、地域経済の活性化を図ることを狙いとしたもの。

 
マイクロソフトがこのように中堅・中小企業市場にこだわる理由は何であろうか。それは、既に個人市場と大手企業市場は一巡し、今後は買い替え需要しか見込めないことが一つ。もう一つは、黙っているとLinuxに市場を席巻されることへの対抗策である。かつて自由民主党政務調査会長で「eJapan重点計画特命委員会」の委員長・与謝野薫氏は「Linux振興を支援する」ことを表明したし、経済産業省・福田参事官は「私の本音は『とにかくWindowsを使うな』ということだ」と述べた。つまり、何も手を打たないとWindowsLinuxに市場を奪われる可能性が出てきたのである。

 
では何故、政府はLinuxを推すのであろうか。その一つは、日本のソフト産業の育成という大命題がある。これまでのようにWindowsが市場で圧倒的なシェアをとり続けると、マイクロソフトに主導権を握られ、日本のソフト産業は独自の発展が遂げられなくなってしまう。さらに、Winndowsは常にセキュリティに不安を抱えコストも高い。このようなことから日本は中国、韓国と歩調を合わせLinuxによるWindows包囲網を形成しようとしている。

 
マイクロソフトも黙ってはいない。「Linuxはカーネル部分は無料かも知れないが、サポートを含めたトータルコストではWindowsの方が低価格で済む」という“GET THE FACTS”キャンペーンを張っている。これに対し米IBMが委託した米ロバート・フランシス・グループ(RFG)から「Linuxの総所有コスト(TCO)は一般にWindowsよりも40%低い」という調査レポートが、このほど発表された(IDGジャパンhttp://www.idg.co.jp/ghl/usr/21743.html)。同レポートは「サポート/管理コストの差や、顧客のLinuxシステムの管理方法が改善されていることから、Linuxは今後も低コストの選択肢であり続けるであろう」と結んでいる。(ossdata)

 


<OSSニュース> ミラクル・リナックス/NTTデータ

2005-09-29 23:23:29 | OSS・ニュース
<ミラクル・リナックス> 

 ミラクル・リナックスは日本オラクル、NEC、ドットヒルシステムズ、PFUとLinuxクラスター分野で協業し、Linux環境での本格的OracleDBサーバーの利用促進を図るため、エンタープライズ・クラスター・ソリューション「高信頼DBクラスター・ソリューション」の提供を開始すると発表した。
http://www.miraclelinux.com/event_seminar/2005/seminar1005.html


NTTデータ>

 NTTデータはPCの余剰能力を統合し、大規模計算を行う分散コンピューティングの環境を簡単に構築することができる、ミドルウエアパッケージソフトウエア「cell computing Gene」の販売を開始した。

 このソフトは、分散コンピューティング・プラットフォーム「
BOINC」やその他のOSSと同社開発のソフトウエアを組み合わせた、分散コンピューティング用のミドルウエアパッケージとなっている。
 http://www.nttdata.co.jp/release/2005/092900.html


ニュース(ノベル)

2005-09-28 21:23:42 | OSS・ニュース

 <ノベル>

 ノベルは、個人ユーザー向けの新しいLinuxOSNovell SUSE Linux10.0日本語版」を10月7日から発売する。価格は9240円(税込み、市場推定価格)。

 
OSは今年8月上旬発足させたopenSUSEプロジェクトが開発および検証に参加した初めてのリリースである点が注目される。同プロジェクトはコミュニティ登録人員は4500人に達し、今回これらのメンバーの貢献により品質を大きく向上させて完成させることができたもの。

  今回の「
SUSE Linux10.0」は、カーネル2.6.13を搭載し、OpenOffice2.0など1500本以上のオープンソースおよびプロプライエタリの最新アプリケーションを同梱しているのが特徴。
http://www.novell.co.jp/pressrel/2005/20050928_1.html

 


ニュース(ターボリナックス/NTT)

2005-09-27 21:00:01 | OSS・ニュース

 <ターボリナックス>
  パフォーマンスを20%向上させた、デュアルコア対応の64ビット専用サーバーOSTurbolinux10Server x64Edition」の販売を開始した。

 Turbolinux10Server」をベースに、カーネルおよびユーザー空間で動作するアプリケーション群を64ビットCPU上で最適化し、ミドルレンジからエンタープライズサーバー領域までをカバーする。価格は59800円(税別)。
 http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20050827114454&mode=syosai 

NTT
  いつでも過去の時点が復元でき、データ喪失を防ぐことができるLinux用の新ファイルシステム「NILFS(ニルフス)」をオープンソースとして公開した。

   これにより、Linuxを利用したシステムの信頼性を大幅に向上させることが可能となる。
http://www.ntt.co.jp/news/news05/0509/050926.html

 


ニュース(オープンソース・ジャパン/ノベル)

2005-09-26 21:16:20 | OSS・ニュース

<オープンソース・ジャパン>
http://www.opensource.co.jp/Members/admin/news/bi_on_lamp

  アシストとオープンソースを利用した情報活用ソリューションで提携し、中小規模企業・事業部向けに、アシストのBIソリューション「WebFOCUS」をLAMP環境上に構築した、325万円のBIソリューション「BI on LAMP」を発表。

<ノベル>
 http://www.novell.co.jp/pressrel/2005/20050926_1.html

 ノベル製品をサポートするための認定試験である「YES認定試験」において、Novell SUSE LINUX Enterprise Server9の認定を開始したと発表した。YES認定試験を実施するのは「ノベル認定検証センター」(NATC)であるシステムソリューションセンターとちぎ(SSCT、石尾弘美社長)。

 

 


ニュース(ターボリナックス/ミラクル・リナックス)

2005-09-22 23:34:38 | OSS・ニュース

<ターボリナックス>

 Linux上でWindowsソフトを動作させる「David」の独占販売契約を、フィリピンのSpecOps Labs社と締結し、次期Linuxパソコンに標準搭載する。これにより既存資産を生かしLinux利用を促進できる環境が整うことになる。
http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20050821165351&mode=syosai

 

<ミラクル・リナックス>

 トアーシステム(坪内光夫社長)と基幹系業務アプリケーション分野で協業する。トアーシステムの人材派遣業向けソフト「STAFF MANAGER」を「MIRACLE LINUX」上で稼働させ、業務の効率化とLinux採用による運用コスト削減を追求する。
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2005/0921_1.html