ワイズノットは、フォーバルと提携し合弁会社「プロセス・マネジメント」を設立した。同社はワイズノットが提供するオープンソースと、フォーバルのブロードバンドソリューションを組み合わせ、BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)をベースとして営業サポート部門に特化したソリューションを提供する。
これにより、BPMのコンセプトに基づきビジネスにおけるプロセス(金、物、書類の流れ)のアウトソーシングを実現し、さらに、各業務にOSS(オープンソースソフトウエア)を使用したWebシステムに置き換えることで業務効率の向上を図り、販管費の圧縮による利益率向上を実現する。
<ひとこと>OSSを具体的に企業システムに取り込み、業務の効率化とコスト削減を明確に打ち出したことは、他にない新しい取り組みだろう。大手IT企業もOSSを企業システムに取り入れる試みはしているものの、あくまでいくつかある提案の1つ過ぎない。これに対して、今回の合弁企業は、OSS、Webシステム、BPM、アウトソーシングといったことに絞込みユーザー企業に提案するという、百貨店にはない、専門店ならではの質の高いサービスが期待できそうだ。
http://www.wiseknot.co.jp/corp/press/press_060418.html