アマゾンが飛行船に商品を満載し、底を拠点にドローン運搬をするのだという特許を出したそうだ。
毎度思うのは、アマゾンの暴利と人件費削減意欲である。
結局ドローンは、人件費削除の方策だろう。
しかし、ドローンから荷物を奪うとか?考えないのだろうか?
また、支払いはどうするのか?
それと無線LANは省電力通信だった筈。
広域に広げるには電波枠が広がらないとダメだろう。
また、アマゾンにだけくれてやるって訳でもないだろう。
アメリカはFM放送局文化が強いが、EUではFM放送の電波枠はデジタルに移した。
そんなに簡単に出来るもんじゃない。
思うに人件費はドケチるが、政治工作関係の費用は膨大だろう。
その一方でトランプ対プーチンのハッキング攻勢である。
毎度、よく乗っ取れるなと、感心してしまう。
あの民主党のコンピューターのハッキングも、結局ソーシャルエンジニアリングをバンバン使ってやったんだろう。
その力が、今度はドローンに向けられたら、どうするんだろう?
実際、無線LANの電波は、腕のある人間からすれば、丸裸である。
アマゾンに、どの程度の勝算があるか知らないが、一回抜かれたら、もう、そりゃ凄い事となるだろう。
今から10年ほど前か?博多で2mを超えるラジコンヘリがあった。
これには、当時珍しいドローンだった。
スマホなんか使わないで専門のリモコンを使って動作させている。
あの時は1ローターの普通のヘリであった。
今の4枚プロペラのドローンは、確かOmronの自転車ロボットと同じく、傾斜センサーを搭載したものが最初だったと思う。
この傾斜・加速度センサーの発展は凄いもので10年で1軸3000円が3軸450円まで下がっている。
アナログデバイセズのADXL101から今はADXL303と3軸、アナログとI2C出力のもので、感度も上がっている。
それよりも恐れいったのが、モーターである。
最初ホント、やっとこさと飛んでいるようなのだが、今はバンバン飛んでいる。
モーターが、DCだったら日本電産が強いだろう。
モーターも電圧制御からブラシレス・センサレスモーターに移り、出力も上昇して、制御性も上がっている。
ハード的には、万全だが、問題はソフト問題でろう。
法とプログラム問題である。
最早電波は、グラスファイバの情報伝送で振幅・周波数・位相の3つを使い尽くしている。
今後、空中線の位相変調が出来るようになると、またバンド幅問題は暫く無いだろうが、今後、全く有り得ない話ではない。
昔無線LANなんぞ、殆ど無かったが、今や、近隣だけで30台を超えている。
全く、驚く限りである。
2.4GHzなんぞ、昔は「恐竜の骨」と呼ばれた多段ループアンテナか、さもなくば電磁ホーンで実験していたぐらいだった。
まぁ30年ぐらい前の話だが…。
しかしドローンだけがクローズアップするだけで、その他の周辺技術に関しては、どうも、動かない。
物事は、事程左様に、あるものがリーダーとして進歩していくだけだ。
ドローンも然ることながら、車の自動運転、その前に、全ての制御がメインフレームに集中している。
これがLANと繋がっているから、これもスマホを越えたスペックになりつつある。
多分規格化が進むだろうが、EU,アメリカと並ぶだろうが、日本のJIS規格は出るのか?
と問われれば、IEEE規格やASM規格に「準拠する」の所謂「『準拠』規格」になる可能性がある。
例えば電波免疫性の規格は、IEEE規格準拠である。
その他の通信規格も多くがIEEEかASMの規格の準拠が多い。
この規格の立案は、国家の工業へのビジョンの展開となり、つまり、どんな製品として、これを扱い、今後どうして行くか?との宣言である。
それが無いまま、流れに付いて行くのだろうか?
それは確かに利口ですな。
しかし、自ら進んで牛耳られて楽で結構。