これは中島らもが「大阪なんぞ痰壷みたいな所だ」と言われた時に全大阪人が激怒した時に発した言葉である。
さて麻生大臣が「守銭奴」と言う言葉を使ったのが上手いのである。
守銭奴とは銭を守る奴と言う意味である。
頭の悪い品性の下劣な経団連は経済に関する知識教養も慶応レベルである。
銭とは銅貨の事であり、銭座は銅座である。
銭は基本的な決済通貨であり、保存価値の少ない貨幣である。
だから小銭と言う。
銭は「ゼニ」とも言うが「セン」とも言う。これは浅い「セン」と賎ましいの「セン」に繋がるのである。
これと逆なのが大貨である。大貨は大きな通貨を意味しており世界を支配する経済取引を意味する。
この大貨は大賈(大商人)の対句の様なもので、この逆が小商いと言う。麻生大臣が「守銭奴」と言うのは「小商い」の賎商を意味している。
つまり「ゴキブリ」と言っているに近い。釈明したが、所詮は蛸と同じで自分の足を食っているのと同じである。
堀江貴文が「国家なんか要らない」とほざいているが、それは経済の地獄を知らないのだ。
水野忠邦の改革は、既得権益を放棄し、国の裏づけを失い、完全に自由化する経済を実施した。
これは堀江貴文のホザク寝言。自由化の経済の最たるものである。だが、水野忠邦は自由経済をほぼ完全に破壊した。
つまり十組問屋などの問屋システムを破壊したのである。
しかし、これでどうなったかと言うと「債券の発行」が出来なくなったのである。つまり「証文」である。
堀江貴文が色々ホザクが、法人システムは国家があって成立する。また通貨も国家が権威を与えたものだ。
アルビントフラーの「パワーシフト」(テレビ番組版)では一番最初に1ドル札を見せて「これはなんですか?これは紙に印刷をしたものです。ある人はこれを金と言いますが、その金の実態は無い。金の正体は、この紙に印刷したものに価値を見出す人の心の中にある。それは国家の付加した権威なのです。」
これは印象深く、多分殆ど同じ言葉だと思う。
ビットマネーを見ていると日銀通貨研究所の「山田葉書」の顛末を思い知る。
山田葉書は基本的にビットマネーと同じで民間人が勝手にと言うか一応山田奉行(奉行所は江戸・上方・長崎などの他に神社仏閣の多い所に置かれていた)の諒解を得ていたのだが、元手を前提に発行したのである。その山田葉書はその後勝手な通貨発行があって、信用に問題が発生した。これに対して再三介入して、当事者を処罰し、追加資本を入れていったのだが、最終的に幕府の資金投入と、管理が民間では「処罰」が出来なかった為に不可能であり、身内でも罰せる幕府の信用が勝り、結局幕府の通貨の一つとなって行った。
事ほど左様に、ビットマネーも勝手に増発した為に価値が疑問視されているが、当然だろう。
このように、国家と商業は密接な関係にある。無論浅学薄痴は知らないだろう。
実は殿様商売とホザイテイル馬鹿もいるが、実は幕府の商業介入は色々な意味で見事なものだったのである。
それを駄目なもののようにほざくのは、竹中平蔵の様な世界中の経済学者がキチガイと認定している程度の経済キチガイの慶応が徹底的にけなしているからだ。
その慶応は毎年、必ず現役生で経済犯罪を起こしている犯罪者養成偽塾である。
今のアベノミックスも麻生大臣も相当に噛んでいるのだろう。だが消費税の先延ばしに関しては「No」だったのだろう。私も分かるのである。
私も立派な貧乏人だが、この消費税先延ばしは欧米の銀行から「意志薄弱」と取られかねない。安倍首相は政局を重視しての事だろうが、麻生大臣はもう少しで、あの言葉を使うだろう。それは「弥縫策」である。
つまり行き当たりばったりの目先の問題先延ばしである。
経済刺激策についても、効果が無いとは言わないが、あの女衒の小泉がやった事を偉業とほざくのだが、一方で財政が悲鳴を上げている。
例えば、日銀黒田バズーカをほざく連中が小泉時代にどの程度金を使ったのか?知っているのは殆どいないだろう。だが財務省のレポートとして出ている。
テレビ朝日の経済担当の低能がほざくのだが日銀が市場介入をした時に「一兆円は下らないでしょう」とほざいた。
つまり大蔵省のレポートを見ていないのだ。大蔵省では女衒内閣のときに最大で3兆円程度を一日で使った。白川総裁がそれを知らないはずは無い。また経済関係者が注意を向けるのに十分な数値である。つまり「やる時はやる」と言う意志を数字で見せたのである。
悪いネェ頭の悪い馬鹿文科系大学出の小泉に恋焦がれる馬鹿。
実は介入の状態を財務省がレポートとして出すのは極めて異例だった。何故か?介入した履歴は分からないのである。それは噂で言われるものとしていたのだが、それを出したのは、介入の効果を計ってくれと言うものと、もう一つは「こんだけ沢山の金を使わないと駄目なんだ」と言う事を言明しているのである。
元々最初の頃の資金介入は10億程度のもので、日本でも介入は色々やっていた。その後、実態を誤魔化すような介入は財政を痛めつけるだけだと言う事で、政策と合意を元に行うのが一般的となった。
それと介入は、そのやり方がアメリカ以外が自分の為にやる事は忌避された。大戦前の「近隣窮乏化」の問題があるからだ。
また、色々マネー経済をほざくのだが、頭の良いとは経済キチガイとして世界の経済学者から「サイコパス」扱いをされる竹中平蔵の寝言だった。
そして、皆昔の記憶を思い出した。そうマネーゲームをする経済関係者は昔「泥棒」か「詐欺師」と同じ扱いだった。
その際たるものが「JFK」の父親「ジョセフケネディー」である。
彼が証券監視委員会に入った時に当時の財務長官が「泥棒は泥棒に見張らせるに限る」と言ったのは有名である。
そして、1929年の株式大暴落以降、それまでマダマダいけると逆張りの投資をした連中が、株式と国富をすり減らすに到って「利口者はいない」と言う小泉女衒一族、慶応経済キチガイ、毎年現役生が経済犯罪をする偽塾以外は理解できる「現実」が叩きつけられたのである。
そこで「守銭奴」の言葉が光彩を放つのである。
麻生大臣。私はあなたの行動、人間性、経済の判断能力を支持する。
無念はお察しします。守銭奴発言?違う違う、中川昭一。
あれは惜しかった。
返す返すも惜しかった。
人間的には嫌いです。
ですが今一番貴方の助けになる人材になる筈だった人だ。
本当に本当に、なんとも、残念です。
ですが最早損失の一つでしかない。
ゼニゲバの手先のゴキブリ(自民党の守銭奴)相手、大変でしょうが、私は応援しています。
貴方が日本にいてくれて有り難い。
大変感謝しております。
貴方と貴方のご両親と日本国に。