goo blog サービス終了のお知らせ 

おせっちゃんの今日2

こちらでお仲間入りいたします。
よろしくお願いいたします

自転車通学

2021-10-12 13:44:18 | 思い出

今朝の羽鳥モーニングショーで、地域の問題になっている未舗装の道路問題を取り上げていました。ガタガタで、自転車がパンクするやら、砂利にタイヤを取られて転倒するやら、夜は真っ暗になるやら・・・。現在こうした道路は珍しいため、キャスターはじめ発言者皆が大袈裟に問題視していました。

私の場合、戦後の、田舎育ちです。びっくりはしません。ああ懐かしいと思ったのです。

わが家から市街中心(高校)まで、自転車・・・もちろん電チャリなどなくママチャリです・・・で3・40分かかりました。未舗装のガタガタ道を朝夕漕いでいくのです。
雨の日もあります。当日雨に濡れるのも困ったことですが、舗装されていない道路はぬかるむ箇所も出てきます。自転車だけが使う道ではありません。バスも、今に比べれば数少ないですが、トラックや自家用車も通るのです。ぬかるみは撥ね散り、タイヤの跡がくぼんだ溝状になるのです。それが次の好天には固まって、道路には細いくぼみの溝が出来上がっているんです。自転車を走らせている時、なにかの拍子にこの溝にはまると大変です。抜け出せないのです。ひたすら溝が続いている限り15センチばかりの溝に捕らわれたまま進むよりほかないのです。次の雨の日にこれにはまると悲劇です。傘をさして片手運転で溝渡りです。学校につくころにはびっしょぬれです。

わが家と学校中間所に担任の先生のお宅がありました。目指すのは同じ学校です。朝の挨拶をしたら、特に同行するわけではありませんが、あとになり先になり学校まで行くことになります。
母校のH高校は自転車通学の生徒の多いことで有名な学校でした。自転車置き場は一応作ってはありますが、足りません。校門を入ったところから、先生と競争です。「先生!だめですよ~。そこ私〰!!」怒鳴っていれたものです。

安物の生地で仕立てた制服のスカートは、前夜いくら寝押しをしても、皺くちゃ、お尻の部分はピカピカに光っていました。