ohanaブログ

地方自治、趣味の音楽やジョギング、そして日々感じるあれこれを思いつくままに綴っています。

橋下知事へもの申す。

2008-05-19 20:34:02 | 政治
asahi.com:橋下知事、PT案では“廃止”の35人学級視察 - 関西

上記はAsahi.comの記事。

大阪府の橋下知事が「小学校35人学級の廃止」を検討しているらしいという記事。

あまりにびっくりしたので、ちょっと書いておきたいと思った。

大阪府は自治をやっているのだから、大阪府の実情にあった施策を考えれば良いとは思う。
しかし、だ。
そんなに違うだろうか。大磯町と違うだろうか?

財政難で、40人学級に戻すことを検討しているとは、いったいどういうことなのか。
記事だけで判断してはいけないとは思うが、たとえばこういったやりとりがあったらしい。「習熟度別の少人数授業でもやっていけるのでは?」と。

授業はそうかもしれない。

しかし、学校の実情をどこまで理解しての言い分なのか。

小学校は授業で教えるだけの場ではない。いまの社会の流れのなかで、とまどう子どもたちが増えているなかで、学級というのは授業をするだけのところではないはずだ。生活面でのケアも、友達との関係つくりも、家庭の抱える問題も、すべて担任にのしかかってくる。担任が40人の家庭訪問をするのだ。少人数指導教諭やT.T(チーム・ティーチング)教諭はそんなことはしない。だから少人数授業ではなく少人数学級が必要なんじゃないか?

先生の数を増やせば、どんな問題も解決できるとは思っていない。
けれども、財政難を克服するために削るところは、順番があるだろう。

今回の視察は、現場の状況を把握するための視察であって、
いままでの認識を変える場にするためのものであってほしいと思う。


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3 コメント

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口出し (他県)
2008-05-22 11:04:24
他県に口出ししないで下さい。
口出しするなら、お金出してください。
大阪に住んでもいなくて、税金も払ってない人が
お金を使う案出すなら、金を出せ!!
住んで、税金を払う人間が批判できる事です。
他県が言うなら、お金出してこそ存続の
意見が言える。  そんな勘違いする人に何が出来ますか?
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異論 (大坂聖子)
2008-05-23 07:51:44
他県さん

コメントありがとうございます。

他県のことをとやかく言うつもりはありませんが、
40人学級編制は、国の決まりなので、他県の者でも議論してもいいのではないかと考えます。

また、大阪府知事には参政権があれば他県の者でも立候補することができますから、まったく口出ししてはいけないということにはならないと私は考えます。

返信する
他県さんへ (applause)
2008-05-25 02:00:56
他県さん
あなたの考えはおかしい。いまやインターネトの時代。知事の一言はメデアで広がり、どの都道府県も他県から注文つけられている。それだけ波及効果が大きい。
いい加減なこといわれたら、自分の住んでいる市町村にもおよぶ。大阪の実例はこうこうだと見本にされたら困るから。
東京の石原知事も都行政に関する発言に対し関東一円だけでなく、日本中からいっせいにメールでコメントがくる。行政を預かるものは批判の矢面に立たされて当然だ。それを行政に生かすか生かさないかを考えるとき初めて税金を払ているかいないかを考えればい。
税金を払わない人は口をだすな!では大阪府は永遠に進歩ないよ。

この2~3年のメデア報道で大阪府、大阪市の公務員の公私混同振りには驚いている。
日本を代表する都市が他の県のお手本にならない不祥事の連続だ。公金をだましとたに等しい労働組合との癒着。いたい職員の意識はどうなてんの。

大阪府の中で解決できないのだから、全国からの批判を甘んじて受ける必要ある。
全世界から監視の目が大阪府に向けられているのをお忘れなく。
大阪のことは大阪の居住者だけで解決する。この考えおかしい。また、金をだせば口をだしてもいいという考えは民間会社の経営者の考えだ。
大阪府はあくまで行政庁だ。たくさんの国税が補助金としてつぎ込まれてる。
だから、日本人ならコメントしてもいいと思う。
他県の人が大阪府を批判することは勘違いではない。あなたの認識が間違ている。
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