ohanaブログ

地方自治、趣味の音楽やジョギング、そして日々感じるあれこれを思いつくままに綴っています。

器がひろがるコラム

2009-01-09 14:01:38 | 浅野史郎氏関連
宋文洲のメルマガの読者広場

↑当ブログ新年最初の紹介記事はこちら。
この記事の内容をご紹介したいというよりも、書かれた方をご紹介したくて。
有名な方なのだろうけれど、私は昨年夏まで存じ上げなかった。

宋 文洲さん 
お会いしたことはないけれど、ご本人の書かれた文章に人柄がにじみ出ていらっしゃる。
たとえば、私は宋さんのメルマガを講読しているのだが、いつも出だしはこうだ。

「お邪魔いたします。」

メールボックスを開き、お邪魔いたしますと断りの言葉をかけられ私に届くメールはこの方だけだ。初めて受け取ったときはあまりに感動してそのことだけを取り上げたコメントをいれさせていただいたくらい。
なんと同い年。
宋さんのコラムはいつも考えさせられるし、コメントを寄せられる読者の方が賛否両論、本質をズバリ指摘されすばらしい。ほとんど本名で投稿されているのにもびっくりした。
このふたつ(宋さんのコラムと読者からのコメント)にいつも私は「気づき」をいただく。この「気づき」と、しばしの時間考えてみることによって、たとえば100ミリリットルしか入らない私の器が、101ミリリットルに増える。中身が増えるのではなく、器が。そういうふうに感じることのできる出会いに感謝しつつ、今年もいろいろな方とふれあっていきたいと思う。

そうそうカテゴリーが浅野史郎氏関連なのは、友達の友達は、みな友達ということでそういたしました。浅野先生ありがとうございます!

夏に私の今年の山場(司法書士試験)を迎えることもあり、ますますブログ更新がおろそかになると思いますが、ご勘弁ください。


三年目のSFC地方議会議員大集合

2008-10-22 10:42:13 | 浅野史郎氏関連
10月21日
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)へ。

5月に訪問して以来だったが、変わらぬ風景。
いや、季節はめぐっているけれど。

今日の浅野史郎教授の講義「地方自治論」は、「地方議会議員大集合」。

大集合の写真はこちら↓

(あと2名の方がいらして総勢9名の現職元職議員)

そう、この大集合は地方自治論の恒例授業で、これまで第一回(2006年)第二回(2007年)と私も出演させていただいた。なので、今回は見学‥のはずが、また出演(汗)。来年出演したら卒業証書もらえるかも(笑)。

実は今日の大集合は、なんと慶應義塾出身の地方議員大集合なのであった。
「慶応義塾市議会議員連盟」というのがあるらしい。
前回、前々回は無党派市民派の地方議員で、割と女性が多かったが、
今回は自民党、民主党、公明党、無所属と多種多彩のわりには男性のみ。なぜだろう。
北は北海道から南は愛知県まで自治体規模もまちまち。
年齢も20代から70代まで多彩。
どんな講義になるのかとワクワク。
昨年この講義でSA(スチューデント・アシスタント)を務めた卒業生Yちゃんにも久しぶりに会えて感激!予感的中ね!

講義の前にみなさんで生協食堂へ。
今日も慶應150周年記念プレートを食す、が、

「アメリカ×韓国プレート」
~ロコモコとビビンバのまぜまぜ交流~
販売予定価格:483円
期間:10月21日~10月31日
http://keio150.jp/jyukusta/menu.html#fuji
うーん、微妙。別々に食すほうがいいみたい。

さて、肝心の講義では、議員のみなさんがひとり5分の持ち時間で「地方議員とは」を語られた。やはりというか実に多彩な経歴をみなさんお持ちでびっくり!
まずは地方議員になる前は何をしていらしたのか。
代議士秘書出身の方と世襲の方が3名ほどは、まあ、よくある話ではあるが、興味深かったのは、現役学生で当選された方(32歳で)、当選後も会社員のまま仕事を続けられている方がいらしたこと。
みなさん議会改革に意欲的で、情報公開にも積極的な方ばかり。慶應出身だからボンボンかというとそういう感じはなく、気さくな方ばかりでちょっとホッとする。

今日は学生の感想カードを読む暇がなかったので、次回お邪魔したときに読ませていただこうと思うが、
「地方議会議員」と言っても、ひとくくりにはできないことを理解してもらえたのではないだろうか。
議員報酬も市の規模でえらく違うこと、学生でも社会人でも定年退職後でも、議員っていつでもなろうと思えばなれることなど。
またこんな意見もあった。今回の議員は慶應出身ということで、都市部では慶應卒とプロフィールに書けば、ほほーっ慶應ですかで済む話であるのに、田舎ではそうはいかない、仇になることもあるというのだ。へえ、そういう見方をされることもあるのかと意外であった。嫌みと取られたり、エイリアン?扱いされたりするらしい。
この意見には地方出身の学生からも共感の声があがっていた。
話がそれるが、以前、ある新聞のお悩み相談コーナーで、
専業主婦の方が、自分の東大卒という学歴を隠して、子どものお母さん仲間たちと仲良くしているのは結構つらいという贅沢な悩みを打ち明けられていたことがあったが、共通するところがあるのかも。(ちょっと違うかな)

この講義、来週くらいにはSFC-GCで視聴することができると思います。
このブログのブックマーク「SFC-GC」から、興味のある方はご覧ください。

今日は議員のインターンをしているSFCの学生とも少し話をすることができた。
(出演議員のおひとりのインターンをしているそう)
彼は政治家を目指すという。
しっかり「地方自治論」「政策法務論」勉強してください。

みなさんお疲れさまでございました。
そしてありがとうございました。
何人かの方が今日のことをブログにアップされていましたので、
随時ご紹介します。

千葉県 我孫子市議会議員 甲斐俊光さん

神奈川県 厚木市議会議員 佐藤知一さん

千葉県 流山市議会議員 酒井睦夫さん

行きたいっ!新江ノ島水族館とSFCとの産学連携プロジェクト

2008-04-30 22:16:42 | 浅野史郎氏関連
(浅野研とは直接関係がないかもしれませんが、ま、このカテゴリーにしておきましょう。)

このGW中に新江ノ島水族館(えのすい)で、SFC(慶大湘南藤沢キャンパス)との産学連携事業をやることは、SFC-CLIPや今朝の神奈川新聞の記事で知ってはいたが、
結局どんなことをするのかが今イチよくわからなかった。

今夜見つけたこのアップルのサイトでようやくわかった!
http://www.apple.com/jp/education/students/profiles/sfckeio/index.html

行きたい!でもきっと行けない。

なんで6日で終わりなの?

どんなことをやるかの詳しい説明は、上記サイトをご覧いただくとして、
iPod Touchを水族館に持参して来た人にも、何か参加できるイベントがあったらいいのにな、と思った。(もしあったらご勘弁を)

そう言えばSFCには(他大学もそうでしょうけれど)Macしか置いていないパソコンルーム(名前忘れちゃった)があって、iMacがずらずらっと何十台も並んでいて壮観だったのを思い出します。

これからもどんどん斬新なアイディアを企業にぶつけていってくださいね、クラゲラボのみなさん。

SFC-GCをブックマークに登録しました。

2008-04-18 10:16:43 | 浅野史郎氏関連
SFC-GCとは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でのいくつかの講義が、インターネットに接続できる環境であればいつでもどこでも視聴できるという太っ腹なものです。
昨年度の秋学期の「地方自治論」には私も2度ほど出演しました。
(過去の講義も収録されていますので奇特な方はお探しください)

今期春学期のSFC-GCでの浅野教授の講義は、火曜日の「政策協働論」。
URLはこちら↓

http://gc.sfc.keio.ac.jp/cgi/class/class_top.cgi?2008_25103

授業のビデオは、日付のとなりのたとえば4月8日なら「授業紹介」というところをクリックするとスタートします。

第一回めは4月8日。なんと昨年は東京都知事選の投票日だったのですね。因果なものですねえ。

政策協働論はたしか昨年の春学期も講義があったかと思うのですが、(あら、政治参加論という名称だったかもしれません、ごめんなさい)
私は翌日水曜日の「未来構想ワークショップ」という講義のお手伝いをしていた関係で、
昨年がどんな内容だったのかわからないので、
学生諸君とともにこのSFC-GCを利用して、聴講したいと思います。
このブログのブックマークにも登録しましたので、興味のあるかたはぜひご覧ください。

この政策協働論に限らず、浅野教授の講義は、
いわゆる政治学と呼ばれる教科書に載っているものではなく、(いや、あるものもありますが)
実際に地方自治や国の行政に携わった経験に基づく、浅野論であると思っています。
この講義を受けたあと、ぜひ学生同士でディベートしてほしいなと思いますね。
異論反論とりまぜて。
もちろん学生でない聴講されているみなさまも。
それが「ほんものの民主主義」が根付くきっかけになるんじゃないかな。




法律問題とは裁判所が困る事件のことらしい。

2008-04-01 15:31:21 | 浅野史郎氏関連
これは毎日新聞の記事。
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080401ddlk04040285000c.html
リンクがはずれたら読めませんのであしからず。

宮城県警の1999年度捜査報償費をめぐって、関連文書の開示を市民オンブズマンが県に求めた訴訟の判決で、ほぼ全面的な開示を命じる判決が出たという記事である。

浅野史郎さんの著書「疾走12年アサノ知事の改革白書」の第八章 知事の責任ー県警犯罪捜査報償費 を初めて読んだとき、
ふっ、と大磯町の監査委員罷免問題のときに調べた北海道警の裏金問題のことを思い出した。守秘義務の定義を調べていた頃だ。
監査委員の罷免のときも極めて稀なことであったため、思うほど調べられなかった。まあこのことは、さておき。この本のこの章に、これまでのいきさつが書かれています。

今回の判決について、オンブズマン側は画期的な判決であると敬意を表しておられるようだが、この本を読んだ私が捜査報償費問題についてまだよくわからないこと、明らかになっていないのではと思う事のひとつに、知事と県警本部長とのチカラ関係がある。
予算を執行するにあたり、その予算がどのようなものなのか知りたいという知事の要請に「捜査上の支障」を理由に拒む県警というさまは、私には理解できない。万人に公開せよというのとは違うではないか。

捜査報償費というのは、県の予算で支出するものらしい。
予算執行権者は知事であるが、県警本部長の人事権は知事にない。
国家公安委員会が任命権者となる。
県の組織のなかでこのような事は、ややこしいことではないのか。
どちらを向いて仕事をするかがわかってしまう。
なぜそのような制度なのか。


現在、法律を勉強しているひよっこ受験生の単純な疑問であるが、法律学を理解する上で大切なことは、現在の私の師である山本浩司氏によれば、「真理はふたつある」ことを理解せよということだそう。
この意味をまだ私は十分理解しきれてはいないが、勉強の上で大切な事は、裁判所の「困っている状況」を体で理解しなければならないということだそうだ。

いつまでもなぜ?どうして?と言っているだけでは進歩はない。
先に進まなければいけないんだろうな。

浅野先生は、第八章の最後に、「真実は何年かかったとしても、必ずや明らかになると信じている。」と述べられている。
続編を期待してもいいですか?

sweet sixty!の続き

2008-02-10 10:25:01 | 浅野史郎氏関連
2月8日、横須賀市にて、我らがキョージュの還暦祝い突撃訪問?を行ったのですが、そのときの様子を横須賀市議 藤野英明さんが自身のブログに書いてくださったので、そちらをぜひご覧ください。(また勝手にリンクしてごめんなさいね)

実はキョージュの講演会は、開演前がおもしろいのです(笑)。

これから体験!される方のためにひとこと申し上げておきましょう。

キョージュの講演会時は、必ず受付開始時間までに会場へ向かいましょう。

なんだかおもしろい講演会って思われてしまいそうですが、
藤野さんも書かれているように、ひとつひとつの話はもっと奥深いものなのです。宮城県の出直し知事選の話なんて、何度聴いても泣けてきてしまいます。
ですから、私はまた今年もアサノフリークを増やす活動を続けなければなりません。これを『やむにやまれぬ心の動き』というのでしょうね。

もうこのようなサプライズは心臓にご負担をかけてしまいますので、
よしておきますね(笑)。


sweet sixty! そしてオハイエ!

2008-02-08 19:44:00 | 浅野史郎氏関連
1月30日に観に行った映画「オハイエ!」の感想を書かなきゃと思いながら、いろいろと考えているうちに1週間以上経ってしまった。
今日は我らがキョージュの還暦祝いの日でもあり、ほかにも書きたいことはたくさんあるけれど、そういえば映画のお礼もしていなかったので、書きます、書きます。

とっておきの音楽祭というタイトル通り、それぞれの演奏、パフォーマンス、すべてがスペシャルで素敵で感動したのだが、私が衝撃を受けたのはふたつ。

ひとつは、音楽祭を観ているひとの表情がどんどん変わっていくさま。
映画を観ているだけでも感動が心の奥に広がり響きわたるのだから、その場にたまたま居合わせたのであろう人々が受けた衝撃はすごかったに違いない。
表情が「え?なにこれ」から「ふふっ」という微笑みに変わっていく瞬間を見事にカメラはとらえている。そこがひとつ。

もうひとつは、YUUくん、LULU、知子さんの笑顔と音色。
きれいだとかすばらしいという感動だけでは済まなくて、
私の抱えているイヤなもろもろが、どんどん浄化されていくのが自分でも解ってちょっとキツかった。

これからどんどん上映会が開催されるたびに、こうした感動がひろがっていくんだろうけれど、
仙台に観に行こう!じゃなくて、じぶんたちも音楽祭やりたいね、となってほしい。
だってお祭りは、踊らにゃソンソン!なのだから。


すてきな映画をありがとうございました。



映画『オハイエ!』東京上映会のお知らせ

2008-01-18 21:02:04 | 浅野史郎氏関連
映画『オハイエ!』とっておきの音楽祭 日本イベント大賞受賞記念東京上映会

  ~浅野史郎 舞台挨拶&映画出演者ミニライブ付~

の告知です。

映画『オハイエ!』のウェブサイトはこちら

チラシはこちら

映画『オハイエ!』とは、2001年より仙台で始まった、障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しみ「音楽のチカラ」で心のバリアフリーを目指す、とっておきの音楽祭を題材にしたドキュメンタリー映画だそうで、
本のタイトルは忘れてしまいましたが、浅野先生の何かの著書にこの音楽祭のことが触れられていて、観てみたいなあと思っていたので、うれしくてこのブログでも宣伝しちゃいます。
私はエグゼクティブ・プロデューサー挨拶を観ることの出来ない10時半からの上映会に行く予定です。

1月30日(水)板橋区立文化会館小ホールにて
詳しくはチラシを。

みなさんもぜひどうぞ!

しあわせな一日

2007-12-05 16:07:40 | 浅野史郎氏関連
今日は写真で、私のしあわせだったひとときをご紹介したい。

まずは日の出。
大磯北浜海岸午前6時半。
きれい。



午前10時半 SFCの体育館から出たあたりの風景。



発見!なんと雨水蓋に慶應の校章が描かれている!



中庭



大教室棟Ω(オメガ)へ行く道


浅野研へ向かう途中、エプシロン5階廊下から見た富士(教授のお気に入り)


表札に点字シールが貼ってあるのです。



午後1時 生協食堂で期間限定のクリスマスチョコケーキを食べる。
みんな早食いなので、焦って食べたら味がよくわからなかった(涙)。



食堂に貼ってあったポスター(浅野研のみなさん、ごめんなさいね)

このあと、もっと良いことがあったけれど、
恥ずかしくて書けないので、ひみつのブログに書きます(笑)。

どうです?しあわせが伝わりましたか?
『はいはい、よかったね』という声が聞こえてきます(汗)。

SFCつながり。

2007-12-03 20:08:13 | 浅野史郎氏関連
毎日新聞 『ひと』
今朝、12月3日付の毎日新聞朝刊『ひと』に目が釘付けになった。

大塚由紀子さんは、昨年も今年もSFCの福祉ゼミにいらしたゲストのお方。
私と同い年とは驚いた。
障害者福祉ビジネスについては福祉の現場からの反発が根強いと記事にあるが、保護者からの意向も圧力なのだろうなと思う。それは統合教育の推進についても同じことが言える。
当事者の声に耳を澄まさなければならない。
障害者福祉はかわいそうな人に何かいいことをやってあげるものから脱しなければならないことを、すっかりたたき込まれた私には違和感ないが、やはり異端なのか。
最後の文章を読んで大きく頷いたあと、『文 野沢和弘』が目に飛び込む。

ああ、野沢さんだったんだ。

今日はいい一日になるなとの予感通り、
SFCつながりの今日もまたいい出会いがあった。

明日もあさってもあるんだな、これが。