2月13日 午後7時から
いつもの大磯町保健センターにて、タイトルの会議が開かれた。
第5回の運営会議と前回の保護者説明会も傍聴したのだが、
ここに書き記すような進展が見られなかったので、書かなかった。
これまでずっと特別保育の料金(一時保育、延長保育、休日保育)と給食の3歳児から5歳児の主食の負担金、この議題がなかなか事業者と保護者の間で折り合わず、それ以外の議題、たとえば保育の内容に関する事柄などにすすむことができない状況であったのだ。
もし今日のこの会議でも決まらなかった場合、3月議会の初日(2月21日)に議案として「大磯町保育所条例」の一部改正議案(つまり大磯保育園を廃止しますよ、民間の保育園になりますよということにする議案)を提出できるのか、議会は審議できるのか、ここは行政がどちらの言い分を取るのか注目すべきところ。
事業者の主張は、提示した金額よりも下げることになると、サービスのクオリティが低下すると主張する。平塚で実施している特別保育や米飯給食と比べて、質が落ちると言いたいのだろう。しかし、質とはどうやってはかるのだろうか。何かものさしでもあるのだろうか。
私には具体的に何がどのように低下するのか理解できる説明はなかったと感じた。
特に、米飯給食についての事業者の論理は理解できない。
この近隣の保育園で一ヶ月児童ひとり1000円から1500円の負担を保護者がしているところは、あくまで米代として負担金を徴収しているのに対し、
当該事業者は米代+炊飯器、洗浄機、メンテナンス、水道光熱費、人件費、食器の破損、洗剤、リンス代まで含んでの計算で2500円の提示なのだ。
選択できるのであれば、上質のお米でおいしいご飯を食べさせたいならそうすればいいだろう。しかし選択できないのだ。一律だ。それはあまりに負担が大きい。運営費の部分まで費用徴収に含めることも納得がいかない。
最終的に会長(副町長)から「いろいろと事業者には工夫いただいて、1500円でご努力をしていただく。」と、宣言ともとれる発言があり、押し切った形ではあったが決まった。
そこで事業者も反論はなく、了承するかたちになった。
金額についての議論のさなか、
元園長先生の発言が印象に残った。
「移管まであと一ヶ月しかない、保護者と経営者がうまくいかなければ、子どもにしわ寄せが行く、そこのところを考えて、双方歩み寄らなければ‥。」
募集要領にも保護者の新たな負担は、話し合いで決めていくとなっている。
今後もこうした話し合いの場において、たとえ民営化してしまっても、大磯町の保育園である。しっかりと行政が間に入り、子どもたちの権利と保護者の信頼を守り続けることを強く要望したい。
今後の議会での議論にも注目していく。
いつもの大磯町保健センターにて、タイトルの会議が開かれた。
第5回の運営会議と前回の保護者説明会も傍聴したのだが、
ここに書き記すような進展が見られなかったので、書かなかった。
これまでずっと特別保育の料金(一時保育、延長保育、休日保育)と給食の3歳児から5歳児の主食の負担金、この議題がなかなか事業者と保護者の間で折り合わず、それ以外の議題、たとえば保育の内容に関する事柄などにすすむことができない状況であったのだ。
もし今日のこの会議でも決まらなかった場合、3月議会の初日(2月21日)に議案として「大磯町保育所条例」の一部改正議案(つまり大磯保育園を廃止しますよ、民間の保育園になりますよということにする議案)を提出できるのか、議会は審議できるのか、ここは行政がどちらの言い分を取るのか注目すべきところ。
事業者の主張は、提示した金額よりも下げることになると、サービスのクオリティが低下すると主張する。平塚で実施している特別保育や米飯給食と比べて、質が落ちると言いたいのだろう。しかし、質とはどうやってはかるのだろうか。何かものさしでもあるのだろうか。
私には具体的に何がどのように低下するのか理解できる説明はなかったと感じた。
特に、米飯給食についての事業者の論理は理解できない。
この近隣の保育園で一ヶ月児童ひとり1000円から1500円の負担を保護者がしているところは、あくまで米代として負担金を徴収しているのに対し、
当該事業者は米代+炊飯器、洗浄機、メンテナンス、水道光熱費、人件費、食器の破損、洗剤、リンス代まで含んでの計算で2500円の提示なのだ。
選択できるのであれば、上質のお米でおいしいご飯を食べさせたいならそうすればいいだろう。しかし選択できないのだ。一律だ。それはあまりに負担が大きい。運営費の部分まで費用徴収に含めることも納得がいかない。
最終的に会長(副町長)から「いろいろと事業者には工夫いただいて、1500円でご努力をしていただく。」と、宣言ともとれる発言があり、押し切った形ではあったが決まった。
そこで事業者も反論はなく、了承するかたちになった。
金額についての議論のさなか、
元園長先生の発言が印象に残った。
「移管まであと一ヶ月しかない、保護者と経営者がうまくいかなければ、子どもにしわ寄せが行く、そこのところを考えて、双方歩み寄らなければ‥。」
募集要領にも保護者の新たな負担は、話し合いで決めていくとなっている。
今後もこうした話し合いの場において、たとえ民営化してしまっても、大磯町の保育園である。しっかりと行政が間に入り、子どもたちの権利と保護者の信頼を守り続けることを強く要望したい。
今後の議会での議論にも注目していく。