愛媛県久万高原町。20数年ぶりらしい町長選は、8月31日投開票。
きっとかねがえさん(鐘ヶ江さん)が、茅ヶ崎市から久万高原町に越されなかったら、私はこの地のことを知る事はなかったんじゃないだろうか。
そういえば、昨年から今年にかけてのNHK「ゆく年くる年」にこの久万高原町から中継があったような気がした。これもかねがえさんが越されたからこそ、気づく事であった。
茅ヶ崎市議を4期務められた、かねがえ洋子さんとは、「かながわ市民派議員会議」で最初にお目にかかったのだが、運命の赤い糸?は、その前から繋がっていた。
私が議員に当選してすぐ、同じく赤い糸で結ばれている?三井マリ子さんと出会い、三井さんから「全国フェミニスト議員連盟」入会のパンフレットをいただき、そして、かねがえさんからも後日同じパンフレットをいただいた。(しかし私は入会していない)だから何ということはないのだけれど、どこかで何かで繋がっている予感というものをこのおふたりから感じるのは、私の気のせいではないと思う。「かねがえさんを応援したい」という気持ちがどこから来るのかを言語化するのは難しい。これも「やむにやまれぬ心のうごき」であろう。
その後、かねがえさんとは「地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会」でもご一緒させていただいたり、かねがえさんからのお誘いで
フェミ議連のシンポジウムにもパネラーとして参加させていただいた。
かねがえさんのこれまでの政治家としての姿勢には、揺るぎが無い。
たった4年間しか私は間近で拝見してはいないけれども、常に生活者の視点に立ち、筋を通す姿は、私にどれだけ勇気を与えてくださったかしれない。
そのかねがえさんが、立つという。久万高原町をゆるやかに変革させるために。
立つということは、背負うものもたくさんある。
それは、実際に立った者にしかわからない苦しみである。
久万高原町と大磯町と夕張市の決算カード(平成18年度版)を総務省のHPで見比べてみた。
久万高原町は人口約11,000人。歳入のほとんどが地方交付税でまかなわれ、地方債もかなりの額を占める。歳出は、投資的経費がかなりある。人件費も、町の大きさの割に職員数が多いのでやっぱり多い。この決算カードだけでは、公営企業会計(特別会計)がわからないので、町のHPを覗いてみると、企業会計の種類の多いこと!特に目立つのが簡易水道事業への繰出金と借金だ。
ざっと見渡しただけなので、詳しく調べてみないとわからないことが多いけれど、私がパッと見た限り、前例踏襲でやっていては未来が明るいとはいえない。
ここをかねがえさんなら改革してくださる。
住民のみなさんには町の将来をどうするか、真剣に考える機会がやってきたと受け止めていただきたい。
かねがえ洋子さんを応援する勝手連のHPを勝手にリンクさせていただきます。
こちら。
「
ザ・選挙」に久万高原町の選挙データがなかったのは残念であるが、データがそもそもないのかもしれない。なにしろ20数年ぶりの選挙になるかどうかというのだから。