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大磯保育園の第4回民営化検討委員会傍聴記

2006-08-07 17:42:48 | 保育園民営化
8月4日(金)夜7時から大磯町保健センターにおいて、
タイトルの会議か開かれた。
傍聴者はいつもながら私ひとり。

この日も引き続き、法人への募集要領作成について意見が交わされる。

今回傍聴していて、おやっ?と思うことがたびたびあった。
それは
「事務局としては、今の保育サービスを下回らない、同じサービスで」
という言葉が何度か繰り返されたことだ。

これは募集要領の作成に限っての発言なのだろうか?

今回の保育園の民営化は
「多様な保育サービスのニーズにこたえるため」だったはずだ。
募集をかける際に
「多数のなかから厳選する」方法と
「少数精鋭のなかからチョイスする」方法と
2種類あると思う。

この検討委員会での多数意見はどちらかというと
事務局案に傾くような
そんな危惧が以前からあった。
多数の中からじっくり選びたい
それが町の考えだろうか。
しかし
別の観点から点数の良い法人であった場合に
「延長保育のさらに延長を」という
サービスの拡張という保護者の願いが
優先順位からはずされてしまう可能性もある。

しかし
保護者検討委員は粘った。

事務局も何人かの検討委員も
「そんなにこだわらなくても」といった意見だったのに対し

事務局案
「移管保育所の運営条件 通常保育時間以降1時間以上の延長保育」
(今と同等もしくはそれ以上という意味:現在19時までの延長保育)を
保護者案
「通常保育時間以降2時間以上の延長保育」に
変更することが決まった。(賛同されたということ)

保護者検討委員はとてもよく勉強されていると感心することしきり。

こんな意見もあった。(保護者検討委員)
現在、民営化は平成19年4月から平成20年4月1日移管を目標に変更し、
計画が進行している。
政府の認可保育所に対する補助方式の変更が20年4月に予定されていることなども提示し、
拙速に計画を進めることなく様子をみることも選択肢にいれよという意見も出された。
これについて委員長(助役)は
情報が入ったら知らせます、という意見にとどめた。

次回の検討委員会は9月下旬か10月初旬に開催される。
大磯町HPの会議開催のお知らせに掲載されるので
ぜひ足を運べるかたには傍聴していただきたい。



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