ohanaブログ

地方自治、趣味の音楽やジョギング、そして日々感じるあれこれを思いつくままに綴っています。

議場でパソコンが使える日はいつの日か。

2007-07-31 21:34:31 | 議会活動
7月31日

今日はいくつかの締め切り日でした。
朝一番で「一市一町ごみ処理広域化実施計画骨子案」についてのパブリックコメントを、
平塚市のウェブサイト上フォーマットから送信。

それから大磯町議会事務局に提出しなければならない
政務調査費の収支報告書を事務局へ持参。
4月から7月までの支給額は6万円。
私が使ったのは、6,460円だったので、
53,540円を返金しました。

選挙が近くなると町民のあいだでこの政務調査費が話題になるけれど、
ちょっと勘違いなさっているのでは?と思うことがあります。
たとえば、まったく使わずに返金した議員に対して、
「議員活動をまったくしていないんじゃないか。」というご意見。
そんなことはありません。使うも使わないも本人の裁量です。
報酬で活動する方、政党からの助成で活動する方、さまざまです。
まったく使わない方もおられるかもしれませんが。

「政務調査費で泊まりがけの視察に何度も行っている。」というご意見。
これもよく報告書をご覧ください。
政務調査費は現在は18万円支給されますが、収支報告書には政務調査に使った金額を全額記載する方もそうでない方もいます。つまり、18万円以上使った場合は自己負担になりますが、その分も報告しているから金額も多くなり、視察回数が多ければそのことも記載されているというわけです。

この政務調査費の収支報告書は、本庁舎一階の地域恊働課で情報公開請求をすれば見ることができますが、
そうまでして見に行くことはなかなかしませんよね。
議会のウェブサイトで公開すれば良いと思うのですが、
そもそも文書が手書きで、領収書も多い時はかなりの量になるので、
もう少し検討すべきかとは思います。

ある市議会は配布資料がメールで届くらしく、そうなれば紙はもういらない。
議場でパソコンを開いて議事進行する日は、果たしていつの日か、な。






地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会総会2007

2007-07-30 12:39:16 | 自殺総合対策
大坂聖子のohanaブログ 地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会

上記は一年前の私のブログ記事。
写真は2007年7月29日。

今年も地方議員有志の会総会と勉強会が昨日、7月29日に行われた。
福岡県久留米市や兵庫県神戸市などから東京へ駆けつけてくれる仲間たちとこうして活動できることを有難く思う。
私は元議員と立場が変わったが、賛助会員として引き続きこの会に参加し、
住民の立場からと地方議員経験とを生かし、追いつめられて自殺してしまう方、自殺未遂を繰り返してしまう方、誰にも話せないまま追いつめられてしまう自死遺族や周りの方など、そういった方をひとりでも無くすことに取り組んでいこうと思う。

勉強会には、内閣府政策統括官付 自殺対策担当参事官の高橋浩幸氏をお迎えし、
閣議決定された「自殺総合対策大綱」の説明をしていただき、活発な質疑応答を行った。
時間がいくらあっても足りないほどの盛り上がりである。
それぞれが地方議会において、一般質問や委員会質疑などで提言を行ってきたが、まだまだ行政への浸透、住民への浸透が図られていないと感じる。
私が取り組みたいことのひとつに多重債務の解消がある。
これは知識として知っていれば、逃れられないと思い込んでいた泥沼からはい出すことが出来るようになる。いかにその知識を住民に知らせるか、届けるかがポイントだが、それには、「相談に来られたら教えてあげる」方式では絶対ダメだ。
日頃からの近所同士の何気ない会話に、そういった問題の解決場所があるんだということをさらっと潜り込ませるような仕組みが必要なのだ。
信頼できる相談機関は公的なのものであって、それは官でも民でも構わない。
機能することが重要である。
スーパー公務員という方がいる自治体もある。
功罪を今後も勉強していきたい。



なぎさの祭典 2007

2007-07-28 23:03:44 | 行事
このブログを始めたのが2006年の7月26日だった。
あれから一年経ったわけだ。

ブログを始めて3回目のエントリーが「なぎさの祭典」。
今日は、その「なぎさの祭典」が大磯港県営駐車場にて開催された。

今年のアーティストは「ソング・フォー・メモリーズ」。
少し前のブログに書いたけれど、ハイファイセットの山本潤子さんもメンバーのひとり。
私の好きな「フィーリング」、
歌ってくださらないかなぁ~とつぶやいたら、
歌い出した!!
この曲だけ一緒に歌わずに目を閉じて聴いていたら、
すーっと涙がふた筋こぼれた。
あの頃はニューミュージックって言ってたんだっけ。

そのあとの花火を見て、大磯の夏が来たことを実感するのが
恒例になったんだなとつくづく思った。

議員時代に決算委員会で、
なぎさの祭典ってこの時代にほんとうに必要な事業なのだろうか、
と、よく議論していたが、
なんでもなくせばいいってものでもないのかもしれない。
港から遠い地区にお住まいの方はどう思われますか?


粛々とすすめられるごみ処理広域化。

2007-07-26 21:00:58 | 議会ウォッチング
1市1町ごみ処理広域化推進会議 平塚・大磯ブロック(湘南西ブロック)

上記は平塚市の公式ホームページのなかにある、
ごみ処理広域化のサイトである。
ここにパブリックコメントのコーナーがあるので、ぜひご意見を!
7月31日の夕方17時締め切りです。

さて、議会ウォッチングの続き、
ごみ処理広域化実施計画骨子案の説明について。

前にブログにも書いたが、このことの説明を
議事録のない議員全員協議会で済ませてしまおうと、
町が決めたことに議会が反発し、本会議場での説明となった。

説明は至ってシンプル。
骨子案に書いてあることをそのまま読んだようなもの。
すぐに質疑に入ったが、聞いていると情けなくなってくる。
大磯町としての、これからごみ処理をどうしていきたいのかという方針は、
まるっきりありませんと答えているようなものだった。
施設の配置は平塚市が焼却炉、最終処分場、リサイクルプラザ、粗大ごみ破砕施設、
大磯町が厨芥類資源化施設、し尿処理施設、
両市町に剪定枝資源化施設。
こういう配置分担を決めたと言っても、規模も施設の内容もまだ決まっていない。
生ごみ(厨芥類)とその他の燃えるごみを収集の段階から分別するのかも決めていない。
二宮町が広域化に復帰したいと言って来たらそれもまた考えるという。
決まっていないことだらけでなぜ意見が出せるのだ!!
では、決まっていないことをパブコメで言えば通るのか?
これまでも実現可能性調査最終報告書についてパブコメを求めても、なんら反映されたとは思えない。
とにかくコンサルが決めたことに粛々と決まって行くのだ。

初めに意見を送ってくださいと書いたが、
現在(昨日の議会答弁)のパブコメ件数は一件のみ。これで決まっていいのか?
あと5日間もあります。
書いて送りましょう。
住民にわかるように説明することが不足していることを。

話しは変わるが、改選後の議会で私が注目していることのひとつに、
前町長、三澤議員の発言がある。
昨日のこのごみ処理広域化についての質疑で、
初発言があった。
これが大変興味深い。
1市2町から1市1町に広域化の枠組みが変わったときの町長はまさに三澤議員。「内情を知り得る立場に居た者として」という前置きから、質疑に入った。
当時から二宮の町長も変わってしまったこともあってか、するどい突っ込みは見受けられなかったが、今後もこのような場面が想定されるわけだ。

ますます大磯町議会は目が離せない。


女性議員過半数議会は三役も女性!大磯町議会臨時議会傍聴記

2007-07-25 21:51:16 | 議会ウォッチング
7月25日 大磯町議会臨時会が招集された。
改選後の初議会。
久しぶりの傍聴席。
クールビズといいつつも、上着着用の方が多いので、
議場は寒い。(傍聴席は特にだったかもしれない、後半は鳥肌立てていた私)
今日の見所は、役職決めとごみ処理広域化の説明だ。
他の議会では結構根回しが行き届いており(笑)
シャンシャン臨時会のところが多いと聞くが、
わがまちの議会は、本音をついしゃべってしまうところが結構良いと思っている。

議長:百瀬恵美子議員
副議長:渡辺順子議員
監査委員:清水弘子議員

すべて女性議員です。
また大磯町議会は記録更新でしょうか。

ごみ処理広域化については別エントリーとします。

もう流れは止められないはず。

2007-07-25 01:21:57 | 政治
「流れは止められぬ…ネットで決める参院選」IT‐インターネットニュース:イザ!

上記をクリック!

リンクが切れるといけないので、引用させていただく。
……
流れは止められぬ…ネットで決める参院選

07/24 23:54

 29日に投開票の参議院議員選挙。今回ほど、インターネットと選挙の関係が注目されたことはない。自民、民主両党は公示日以後もサイトを更新しており、一方で現職議員は、支援する立候補者名を自身のブログに書き込む。有権者の側は候補“格付け”サイトを開設し、ネット系メディアは選挙を人気コンテンツとして前面に出している。(産経デジタル 立川優)

 ネットと選挙といえば、おなじみ「公示日以後、更新できません」。公職選挙法は、選挙運動中に配布可能な「文書図画」の数を制限する。そして総務省はサイト・ブログ更新を「新たな配布」と解釈するが、1950(昭和25)年制定で想定も記述もない法をもとに的確な判断できるのか疑問だ。

 ちなみに2005年の衆院選では、民主が公示日に党代表の第一声を掲載し、総務省の警告で同日夕に削除した。ところが、今回は自民も街頭演説動画やテレビCMを掲載。あくまで「政治活動」とするが、両党とも事実上の“既成事実”づくりだ。

■情報公開度で「鑑定」

 1995年の東京都知事選を機に始まったネットと公選法の神学論争。日本初“電脳選挙”の試みは今年3月の当ページで紹介した(イザ!に掲載 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/43583/)が、次の節目は6年後、前回2001年の参院選だった。

 当時、IT(情報通信)ブームを迎え、「ホームページ」を開設する議員が急増した。選挙PR目的だが、流行に乗っただけで中身がなく、意義を理解しない議員が多かったので、学者や新聞記者、弁護士らが「候補者鑑定団」サイト(http://www1.kcn.ne.jp/~imashu/kantei2.htm)を開設。候補選びの材料を提供し、話題を呼んだ。

 地方自治体情報公開度ランキングの手法を応用、ホームページがなければ減点7▽掲示板を設置なら得点1▽本人によるコメント書き込みで得点1…。議会質問回数など政治活動を加味し、議員ランキングを公開した。この時当選した議員が今回の参院選で改選を迎えるので、比較すれば面白い。

■ヤフー!も政治特集

 今回の参院選でも、「エコロ・ジャパン」が候補の「環境通知簿」(http://lp.jiyu.net/g-campaign2007.htm)をオープン(今本秀爾(いまもとしゅうじ)代表の寄稿を25日付紙面で掲載)。静岡大は、ネットの社会的影響を研究する一環として「sangi.in」(http://sangi.in/)を開設。自分の考えに近い候補を探す「投票エージェント」ページは、全国紙5紙の社説をもとに、16の質問をクリックするだけ。

 「ヤフー!ジャパン」(みんなの政治 http://seiji.yahoo.co.jp/)でも、政治ポジションテストを実施。保守・リベラル・大きな政府・小さな政府の四軸から、思想的な立ち位置を確かめられる。

 「テクノクラティ」(http://www.technorati.jp/special/election/)や「kizasi.jp」(http://kizasi.jp/labo/election/)では、ブログで話題の言葉を可視化させ、公選法の禁じる人気投票に近いデータを入手できる。「構想日本」(http://www.kosonippon.org/)や「JANJAN」(http://www.senkyo.janjan.jp/)も候補のサイトや政策を重点的に掲載している。

■下調べして投票へ

 これまでの12年を踏まえれば、この参院選を機に公選法は改正されるはずだ。“解禁”へ動く流れは止められず、民主党は“半公認ブログ”をイザ!に開設(http://dpj-v.iza.ne.jp/)。公示日後もスタッフの意見として、公選法の時代遅れぶりを追及している。都知事選で話題となったYouTubeも、前にも増して各陣営からの投稿動画の山だ。

 ネット上に判断材料はあふれている。あとは次の日曜日(29日)のあなたの行動次第だ。

……

この参院選のあと、公選法改正に向けての議論が活発化することは、
間違いないだろう。
候補者を選ぶためのツールとしてインターネットが使えない
現在の公選法のしばりは、
ぜったいに変えるべきである。
そのことをこうして一人ひとりが発信していくことこそ、
私はとても大切なことだと思う。

関係ないけれど、外で異様な物音がして、
眠れなくなってしまったので、こんな時間の投稿になったのです(笑)。


脳内メーカーをやってみた。

2007-07-23 23:39:56 | 趣味
なぜ最近、ブログランキングの上位に「脳内メーカー」があるんだろうって不思議に思っていたのだが、
なぜかクリックする気にならなくて、いつもそのまま忘れていたのだが、
今日、ある方のブログからやっと飛んでみた。
なるほど、これはおもしろい。
私は二通りやってみた。
大坂聖子と大坂 聖子。
違うんだな、これが。
うそこメーカー大坂聖子の脳内イメージ

うそこメーカー大坂 聖子の脳内イメージ

驚くことが続く「亥年」。

2007-07-21 20:07:54 | 政治
0.059票差の次点候補が繰り上げ当選へ/厚木市議が死去 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞

上記記事を引用させていただく。

0.059票差の次点候補が繰り上げ当選へ/厚木市議が死去
政治・行政
2007/07/20
 一日投開票の厚木市議選で当選した簗田晃氏が十九日に死去したことに伴い、同選挙で最下位当選者と案分の〇・〇五九票差で落選し、同市選挙管理委員会に異議を申し出ていた次点の松前進氏が繰り上げ当選することになった。松前氏は、選管への異議申し出を取り下げることにした。

 公職選挙法の規定で、選挙期日から三カ月以内に死去や辞任で当選者に欠員が生じた場合は、次点者を繰り上げ当選とする。そのため、同市選管は近く選挙会を開き、正式に松前氏の当選を決定する見通しだ。

 松前氏は「これまで一緒に議員活動してきた簗田さんの死去は残念。再び市議として活動できることになったので、市民のために頑張りたい」と話している。

 松前氏は「私の票が無効票とされた可能性がある」として、票の再確認を求め、同市選管に今月十日に異議を申し出ていた。(カナロコ)

……

今朝、新聞を見て声をあげて驚いた。
7月2日に0.059票差ということにも驚いて声をあげたように思う。
なにが起きるかわからないのが亥年なのだろうか。

明日、参院選の期日前投票に行っておこうと思う。

驚いた!文書は不存在。

2007-07-18 22:29:49 | 教育
大坂聖子のohanaブログ 神奈川県の少人数学級編制実施校

上記は私の過去のブログ。
6月議会で、小学校低学年少人数学級の実施についてを一般質問したところ、6月8日に町長と教育委員が懇談するという答弁をもらったので、上記過去ブログにて予告したとおり、7月3日に当日の資料、会議録、メモその他すべてを情報公開請求した。
その回答が7月17日に来た。
教育長名で。
あれれ、私は町長宛に請求したぞ。
担当課が教育委員会だから?

そして、「行政情報として存在していないために公開できません」とある。

たとえば、議員全員協議会の議事録は、不存在だし、資料もまだ見せられないのなら、非公開とすることもあるだろう。
しかし、不存在ですよ。
それは、手ぶらで会議したということですよ。
私はこの処分に対して、異議申し立てをするつもりはない。
行政のこの態度に、少人数学級をいかに早く導入すべきかという議論がなされるとは到底思えない。
もし、そうではないというのなら、不言実行の態度をぜひ見せて欲しい。

記録更新?する大磯町議会

2007-07-18 16:56:12 | 政治
選挙・日本初! 大磯町議会で女性議員が過半数占める

上記は日本インターネット新聞(JANJAN)の記事。
書かれたのは、三井マリ子さん。
電話をいただき、メールでこの記事の存在をお知らせくださった。
そう、2003年に大磯町議会が男女同数になったときにも、取り上げていただいた。
そのときに三井さんは、「次回の選挙では女性議員のほうが多数を占めるかも」と予言?なさっていたが、その通りの結果となった。
私が目にしたなかで、こうして日本の政治史上、初の女性過半数議会のことを特に取り上げた記事を見かけていない。
それはなぜだろう。
少なくとも大磯町に暮らす私たちにとっては、たいしたことではないように思う。
もともと女性議員が半数いたこともあるし、さらに女性議員が増えたから男女共同参画が進んだと思っている人はいないのではないか。
前にも書いたが、女性議員はほんとうによく勉強している。
説明を求められると、「まあまあ…」と言って済ます方もいない。
では、全員女性議員でもいいのか。
うーん。
私は女性議員を増やす運動というものに興味がない。
女性だから良いというものでもないし、男性だから悪いというものでもない。
いろんな人がいるほうがむしろ良いと思う。

女性議員が過半数になったのは、たまたま支持する候補者が女性議員であっただけで、女性だから投票したということはないように思う。
議員の報酬は、315000円。ここから所得税や共済会積立などを差し引いて約22万円。
さらに住民税、国民年金や国民健康保険などを差し引いて、なお政治活動に充てる費用を引くと、家族を扶養して政治活動をしようという気持ちが起こるだろうか。
報酬が少ないのが一番の要因であると私は思う。
ただ、報酬を上げさえすればよいというものでもないだろう。そこは私もまだこれという決めてがない。

日本のなかには、まだ女性議員のいない議会がある。
そういえば、統一地方選終了後に「ザ選挙」の開票結果を自治体別一覧で見ていたら、投票率が70%以上というところや無投票が結構あったことに驚いた。そうしたところは、女性議員が少なかった。これもまた研究するとおもしろいかもしれない。
何はともあれ、大磯町議会は目が離せない。
7月25日に臨時議会が招集され、議会構成が決まる。
前町長が議会で何を発言するのか、興味は尽きない。