FNPF(インドネシアのローカルNGO)のバスキさんに
アブラヤシのプランテーションが及ぼす様々な影響を聞きました。
森林を伐採してつくられるプランテーションは、
動物の棲みかをなくすだけではなく土地そのものを破壊することにつながるようです。
アブラヤシは、たくさんの養分を必要とするため
長く植えると土地が干からびてしまいます。
私がバスキさんの話で一番印象深かったのは、
カリマンタン島の土地は、岩の上に腐葉土が堆積してできているという話です。
日本の土とは違うようです。
だから、一度だめになってしまうと再生不可能となるということでした。
バスキさんは、英語で説明し
それをスタッフのイッシーさんとミズキさんが日本語にしてくれました。
それを私が聞きとるのですから
理解不足もあると思います。
でも、土地がぽろぽろになってしまうということには、違いないと思います。
用水路を引く必要もあるので、土地の水分も失われてしまいます。
さらに、農薬をたくさん使うので
用水路から流れ出るものが、村にも影響を及ぼすことになります。
水俣病もイタイタイ病も下流の地域の方が、被害が大きかったと思います。
自然豊かな村で、公害発生ともなりかねません。
プランテーションのトラックが通りました。
そこで、働く人たちの生活もあります。
自然を壊さずに、人々が満足できる生活ができるようになる方法はないのかと思いました。
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