大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

モリーさんとジプシーさんの人生

2008-04-30 21:04:51 | BCTJ




最近のモリーさんです。
ほとんど毎日、絵を描いているそうです。 



 モリーさんは、四人子どもを生んでいます。 
第三子の敬太くんを生んだばかりのモリーさんです。
目もまだ見えます。



モリーさんの子孫がほとんどいないのは
最初に結婚した  タローさんが、「スマトラオランウータン」だったことにあると思います。 



昔は、「ボルネオオランウータン」も「スマトラオランウータン」も同じに考えられていました。

二つは、別の亜種なので、子どもが生まれにくかったり
生まれても長生きできないのです。

それに、今は亜種間雑種ができないのようにしているそうです。



 最近のジプシーさんです。
この緑の箱がお気に入りです。



ジプシーさんも、絵を描きますが
クレヨンを食べてしまうのでなかなか描かせることができないそうです。

食べても大丈夫なクレヨンは高いからです。



ジプシーさんは、いろんなことをします。
雑誌も読みます。
Tシャツも着ます。
お掃除もします。

ヨーグルトとフルーツで、ミックスジュースも作ります。 



ジプシーさんの最初のだんな様の「ドン・ホセ」さんは
幸運なことに「ボルネオオランウータン」でした。

それに、女の子ばかり四人生んでいます。
その子どもたちが、それぞれ子どもを生んでいるので
全国に、ジプシーさんの子孫が大勢います。

性格が穏かで子育て上手のジプシーさんは、みんなの調整役をしています。

モリーさんは、趣味に生きるちょっと粋なおばあちゃん。
ジプシーさんは、孫やひ孫に囲まれて家族のために生きる優しいおばあちゃん。
それが、二人に対する私のイメージです。 



最初は、渡るのかと心配された「スカイウォーク」ですが
みんな渡った先の飛び地が魅力的なのか、この高い景色が気持ちいいのか
順調に行われています。 



講演会のもう一つの話題は、「ギバタンガン川」に消防ホースをかける
プロジェクトについてでした。



アブラヤシのプランテーションを作るために、
たくさんの木が切られています。

対岸の森に渡る橋を消防ホースを利用して作り
片方の森に取り残されているオランウータンを行き来させようという計画です。







実家に帰る用事があったので、そのあと
『特急あずさ』に飛び乗りました。