道 (真理)

道は須臾も離るべからざるなり 離るべきは道にあらざるなり

Relocation(巷に入る)~Personalな移動のプロセス

2016-03-31 20:18:27 | シンプル・ライフ 

2015年9月7日

固定された場所を明け渡して、異なるものに定まるプロセス

過去の認識や過去の環境によって創られる新しい世界に入ります。ニューエルサレムであっても、それが国家と言う概念から生まれる便宜的な理想郷であり、歴史的な意味での理想郷となります。華やかで混乱の最中です。これを巷(岐:ちまた)と言います。わかりやすくこの象形をあえて「分岐点」と言います。

この9月は偉大な一つの星が消えました。そしてまたさらにたくさんの聖なる星星が顕われます。

この巷で新しいことが始まっても、実際に庶民の生活に際立った変化は起きません。むしろ困難が増すように感じます。巷とはそういう場所であり、今まで生活していた家庭・職場…そういうロケーションだからこそ巷といってきました。うらびれた下町の飲み屋街、実際にこれから始まる新しい世界への分岐点がそのロケーションの中に現れることはまだ意識していませんが、しかし、この9月からはその巷にそれぞれがそれぞれの立場で自ら入ってゆく時期が来ました。社会や世界の実際の動きが見え始め、それが無意識にそれぞれの課題となってゆきます。

リビアの難民がドイツを目指したその理由は、ドイツでは難民に対し月4万5千円の生活費が支給され、無償で住居が提供され、仕事の斡旋が行われる。このようになるまでドイツ国民にも苦難の時代がありました。リビアの難民は国家の枠を越えて暖かい人々が迎えてくれる新しい社会を目指して家族が力を合わせ、手に手を取って行進してきました。

 続々と中東からの難民が到着 なぜドイツを目指すのか?

東アジアでも北朝鮮と韓国の融合が順調に行くことに期待しますが、特に北朝鮮から難民が中央アジアや日本に向けて流失する可能性がないとはいえません。その時私たち市民がこの巷で何を経験することになるでしょうか。何事も起こってほしくない普通の生活の中にもうすでに嘗てない地球の大変動が起きています。私たちのリロケーションは思いやり・愛・そして助け合いの巷に自ら入ってゆきます。

その時国家を運営する人たちも、医療の現場の人たちも、安全を守る警察や自衛隊の人たちもみな同じ一人の人間として行動を開始します。それは旅立ちの時のようであり、母が子を守るようであり、すでに今までの自分ではない自分がまるで巨人のようにこの分岐点に立っています。新しい緊急事態に対し、国としてどのようなことが出来るか、個人や企業、あるいは地域としてどのようなことをしなければならないか、公正な意識が思うように困難な状況を改善してゆきます。

Dig

 NEW SEED 2015 ・ One Personal より転載


シンプル・ライフ~道を得る時

2016-03-31 20:15:10 | シンプル・ライフ 
2015年4月4日

観音菩薩伝をお読みいただき大師の生き方に共鳴する方へのメッセージです。

時代こそ違いますが、お釈迦様もしかり、観音様も解脱の道を求めて修道をしていました。

観音菩薩伝~第22話 大師、貧民を救済し、布施の義を説く、 第23話 大師、坐行の極地を教えられる」の中で、“一瞬、大師の眉宇は悲しそうに曇り「私は、未だ得道していません。人心を明師から直指(じきし)されていないので、未だ明心見性の境に達していません。悟っては迷い、迷っては悟りして未だ究竟(くきょう)の般若(はんにゃ)を開かれていません。得道するまでに三千の功徳を積み、八百の果を重ね、数多くの魔障を受けてもなお不退転の意思を持ち続ければ、何時か必ず得道の機会が訪れましょう」” と、おしゃっておられるように、3千年前からつい最近の百年ほど前までは、聖人から聖人にのみ伝えられていたため求道し得道することは至難の技でした。

しかし、聖人・仏など高次元の聖霊が天地造物主へ働きかけ、私達凡人でもこの「道」を得ることができるようになっています。今日は偶然このことについて、アルクトゥルス・・・2015年1月28日 惑星 の次元上昇で、多次元宇宙を体感する7次元以上の物質界を超える道が開かれていること語っています。

このことが、この時期人類にとって最も重要な課題です。戦後69年間、安全で豊かな軌跡の生活環境で育ってきた日本人が、これから経験する自己との対面と経済社会の激変の中で、何を求めなければならないかが明確になってゆきます。

どんな高度な情報でも手に入りやすくなっている情報社会で、優秀な人ほどその情報で自己を確立していますが、それは入口を狭め、落とし穴を深く掘ってしまうことになってしまいます。「道」は情報や知識ではなく、天命を果たすため天地造物主(母親)から離れたあなたが母の元に無事に還れるよう、母親が持たせてくれた「お守り」です。それを道といい、真理ともいいます。

道は、あなた自身によって真の気づきの真の(縁)をもたらします。

参照:一なるもの~さらなる進化の始まり

Deshi A


聖なる貧困の価値~その右手を離すとき!

2016-03-31 20:06:44 | シンプル・ライフ 

2016年2月22日

その昔、道を求めて旅をする若者がいました。ある日、道に迷って谷間の細道で足を踏み外して崖から滑り落ちてしまいました。偶然、右手で木の枝をつかみ、ようやく崖の半ばに宙ぶらりんになりました。若者は『今日まで何年も、天を信じて苦しい求道の旅をしてきたのに、その結果が今日ここで死ぬことなのだろうか。いや、そんなはずはない、天はきっと見捨てないはずだ。どうか私に成道の機会を与えてください!』若者は声を上げて必死に天に懇願しました。

すると耳元で声が聞こえてきました。『もし、本当に助かりたければ、その右手を離しなさい。』 若者は一瞬『落ちてしまう。死ぬのは恐い。なぜ天はそんなことを言うのだろう!』と思いました。するとまた『その右手を離しなさい!』と言う声が聞こえてきました。このやり取りはほんの数秒でした。若者には片手で自分の重い体を支えることはできませんでした。力が抜けて意識がなくなって行く中で『その右手を離しなさい!』と言う声が神様の声だということが若者にはわかりました。『ありがとうございます、ありがとうございます…』微笑みさえ浮かべ若者は右手を離しました。

この短い物語は、これからお伝えする2016年からの核心のお話です。

そして次に貧困の本質ついて一例をお話したいと思います。人間とその周辺の命あるものにとって共通の課題は命を維持することです。野良猫と飼い猫の違いは、野良猫は常に餌を探し求め泥棒猫になってしまいます。飼い猫は飼い主が餌を用意してくれるので結構気ままにしています。でも飼い主が餌を与えなくなると、たちまち泥棒猫になってしまいます。そして縄張り(寝るところ・餌場)を争い用心深く気性も荒々しくなります。猫なで声も餌をものにするまでの自然な知恵です。

貧しい国の見捨てられた子ども達が、その日の寝床と一食のパンと水が得られるかどうか、近所の野良猫が必死にいきることとどれほどの違いがあるでしょうか。

子ども達ばかりでなく大人の世界も全く同じになってきました。毎月20~30万円の収入を得て、住まいと食費、そして少しの必需品を買う生活サイクルが、もし狂ってしまうとたちまち家庭が崩壊し社会で居場所がなくなってしまいます。

潜在的な恐怖感に苛まれながら毎日働きますが、説明するまでもなく世界中ではもっともっと多くの切実な問題を抱えています。

今見え始めた生活や経済には、さまざまな思惑が見え隠れしています。この世界的な変化が、市民がまだ準備ができていないもかわらず、全てがそこまで来ているような焦りが見えます。

マイナス金利は、日 本  -0.1、 ユーロ -0.3、  スウェ-デン -0.5、  デンマーク  -0.65、 スイス -0.75

銀行の手数料負担が方々に影響を与え、金融機関や年金機関の収益に打撃を与えています。 

個人にはいまのところ直接影響はありませんが、年金や医療、物価に及ぶのはやはり時間の問題です。

2017年の国会では、正規雇用と非正規雇用の賃金を同じにする政府見解が決まり2017年の国会に提案させる見通しです。

非課税世帯に5月に僅かながら3万円/年が決まりましたが、これはこの先見ものです。

アメリカの大学授業料をフリーにするサンダース氏が優勢です。もちろん医療や年金も改革します。

BRICs(ブリックス諸国連合)や社会主義の国に対して、マイナス金利施策は日本・スウェ-デン・デンマーク・スイスなどまだ出て来そうですが、マスコミで騒がれているのは、本来の生活のための実体経済ではなく株式相場や証券市場の話です。

見えていませんか? 市民に遠いマイナス金利の話題は混乱を広めています。その間に弱者を救済する施策は、党利党略を超えて進んでいるように見えます。べシックインカムも世界的視野に入っていますがすべては軽軽です。

まだ一合目にも満たない混乱の時、最低限の常識ですが、政治勢力も経済勢力も阿吽の呼吸で追従します。ただ本体はとても大きな船なのでこの港を出るのも大変です。小さいタックボートがたくさんでこの大きな船の向きを変えているところです。

天意を実現するためこれから3年間混乱が続きます。

慎重に方向を見定め、港を出たら風に向かって聖なる白い「公共の旗」を掲げます。

 転載:NEW SEED 2016 ・ One Personal