道 (真理)

道は須臾も離るべからざるなり 離るべきは道にあらざるなり

人類に神託された創造(前半まとめ)

2016-03-13 10:20:09 | わらべ歌・かごめかごめ・アーク

約束の地への巡礼(天・地・人の融合、世界の聖地 日本巡礼に世界の賢者をいざなう)

人類に神託された創造(1)~四つの聖なる誓約(four-letter word)

準備のとき・性命の尊厳を復活させるとき・生まれもった神聖な天職を尽くすとき・約束の地への巡礼は、純化を保証する調和のエネルギーの種を植えます。

人類の大半はまだこの時期が到来したことすら分かりません。まして何をどう準備したらよいのか考えるすべもありません。突き動かされる魁の勇気ある人たちも分断社会の囲い中で方向を見失い結果的に混乱し回り道になってしまいます。このたび岐宿も 「サナンダ、レディー・ナダ・・・2015年5月14日 テーブルは用意されている」 のメッセージの中で 「“四文字”と言われる多くのことに就いて私たちは理解しています(訳者?)。このチャネラーは正にこの瞬間に考えていますが、仕事は難しいはずはありません。あなた方は仕事に邁進する必要はありません。仕事は楽しいものです。新しい社会のこの仕事の中ではイベントの後で行われる仕事も全てのイベントもあなた方が共鳴出来るものでしょう。それはあなた方がしたいことであり、全ての人がこなすのに十分な準備がされています。」と、仕事が始まることが知らされました。

四文字:four letter wordはキリスト教文化圏では、今の時期まで、もしその時が来たら、天意を歪めてきた者達にとってはその存在を脅かす聖なる剣にあたり、為政者は「汚い・下品な言葉」のように印象づけてきました。

日常的に汚い言葉の意味として定着しているために、翻訳者が首を傾げてしまうのも無理からぬことです。これが絶対に知る必要があること、正しく知らなければならないということを醸し出すための神々の叡知にほかならないもので、“four letter word”は翻訳者や読者にも強い印象として残ったはずです。

改革のためには軌道となる四項目の天命があり、この世に生まれてくる前に創造主に誓約してきたと「聖なる契約」と解釈したほうがわかりやすいと思います。これから人類が目標とする四大項目が宇宙および地球社会の生活の柱になります。過去これにあたるものは佛教では

四弘誓願http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%93%E9%A1%98

 があります。受戒して道を修める者の「本位」です。現在は、宇宙が一体となって道を修める嘗てない佳期で、佛教で伝承されている「弥勒の世」、キリスト教の「千年王国」の始まりの時期にあたります。

幸いなことにこの30年来の集中的な天の教育感化によって、多くの人が目覚め、この四大項目の意義をよく理解されています。以下、ご確認いただきながら新しい時代を開創するための「準備」とは何かを考えてゆきたいと思います。

【四つの聖なる誓約:four letter word】

1、地球表面で真理を求め、人類そして宇宙の存在と地底(天・地・人)の三つの領域のあらゆる性命が一体となって、大宇宙の次元上昇を完成させる

2、古来より伝承されてきた「四海同胞の方舟を奉じ、真の道徳規範を世界に普く公布することを成し遂げる

3、人類が一致協力して天災や疫病などの災厄を終わらせ、温暖で生命に満ち溢れた楽園を蘇らせる

4、戦争を終わらせ、人類の尊厳を回復して、自由で平等な永遠の平和を開創してゆく

これについて「シェルダン・ナイドルニュース 2015年5月12日

①  この新しい世界に於いて、あなた方は意識改革を完了しようとしています。

②  それはお金、銀行、或いは自分の意志決定のために誰か他の者を見上げる必要が無い世界です。

③  あなた方は内側から良心(あなた方の天のガイドたち)と、単に他者と共に自分の暮らしを営むことによって得られる智恵に導かれることになります。

  この集合的な智恵は私たちの現実に於いては、四つの社会的な法によって統治されます

⑤  これらの法は、私たちの他者との対話の方法や組織的な成長方法を常にモニターするために私たちを導きます。

⑥  私たちは途上でのお互いの聖なる奉仕を強調し、社会が遭遇するあらゆる問題を集合的に解決する賢明な方法を与えてくれる暮らしの導きに喜びを感じます。流動的な管理は社会の一員が相互に集まりお互いに光に尽くせる方法です。

⑦  それは私たち全員を重んじ、真の名誉の光の中でお互いを自由に見させます。

⑧  それ故に、私たち一人一人は天を重んじ、自分を他者と同等に見ながら生涯を過ごします。

⑨  私たちは皆が個人であると共に壮大な相互に関連し合う集合であることを学びます。

と伝えていただきました。

【神託された四海同胞の方舟】

「自ら造りだしたことを自ら受ける」という固有の「選択の自由」は、アヌンナキの契約が結束した1978年以来37年間、多くの犠牲を伴いながら進化を停滞させる要因になってきました。心の中は一種の放心状態でしたが、天と宇宙の同胞の偉大な恩寵によって今日を迎えることが出来ました。

目覚めたものは、世界70億の同胞のため新たなスタートをすることになります。「選択の自由」は未生(この世に生を享ける前)以前に契った天との契約を実行することを言い、現象界で得た知識やエゴによる破壊の自由ではなく、長い辛苦に耐えたものが、聖なる創造を実践する自覚を待って祝福された「選択の自由」でした。この自由には奢ることなく魂の原点に還る自由、そして難関に際して自分を奮い立たせる自由も友のように備わっています。

そして、あなた方賢人が立ち上がる重大な時のために、先人達はその尊い命に代えて「四海同胞の方」を守ってきました。

人類に神託された創造(2)~四海同胞の方舟(マザーアース)

創造の現実は、歴史的に脈々と続いてきたことを知り、新しい社会は安定感のある良識の中で浮上するものであることを改めて認識する必要があります。 古来、中国(中華:洛陽を中心とした中原)では、皇帝が治める万国には、五つの湖と四つの海があり、九鼎大呂、つまり九つの鼎(天に供え物をする器:色々なものが混じりあって煮込まれる様)に例え国を九洲に分割統治し、大きな呂(鐘:つまり遠くまで及ぶ皇帝の徳)で政事を治めてこそ天下を安寧できるという聖王の道を尊んできました。

天下泰平を支えるものとして、王権の命の源である五つの湖(中国では一般的に洞庭の湖、鄱陽湖、太湖、巣湖、洪沢湖を指す:時代によっては洞庭の湖、鄱陽湖、太湖、戒湖、洪沢湖など確かなものを探し求めた形跡があります。)と、東・西・南・北に四つの海(東海、黄海、南海、渤海などと言われながら正確な位置と範囲は歴史上熟知するに至っていませんでした。)があり、この「五湖四海」の恩恵によって、民を安んじ国の安泰を諮れるという王位禅譲の秘儀でした。

孔子の論語(顔淵第十二)では 「礼をもって恭しくあれば、四海の内は皆な兄弟たり」とその道理を説いてきましたが、世の浮き沈みは避けられないという観念に縛られていました。ここでの「四海」もまた、顔淵が「四海がまさに治まる時がくる」と望んでいたと知るものは稀有ですが、孔子の「時なるかな、時なるかな」シンプル・ライフ~孔子・論語の中に、人類への聖なるメッセージ参照)、と暗示したのと同じように、聖人君子が天下万民の尊厳回復を願って、奥深い真義を体現してきました。2700年後の今人類が遭遇している場面が、まさにその重大な時であることを知らなければなりません。

時は今、最近のメッセージでは、いよいよその準備をするよう伝えてきています。シャルダン・ナイルドニュース 2015年9月22日では、

★神聖な魂たちは、流れるような水(海)の領域を絶えず移動するため、この天体の最も壮大な新しい現実に向けての舵取りに備えています。 この楽園はすでに生き生きとしており、天の奇跡と神の胎動で満たされる準備ができています。

と、心の準備が整ったことを高らかに宣言し、そして、この大いなる遺産の伝承について、続くシャルダン・ナイルドニュース 2015年9月29日で、この10月31日のハロウィンの奇跡が明らかにされました。

★ 我々には、グレゴリウス暦の10月が近づいています。この時期は、西洋では伝統的なお化けや幽霊など恐怖祀りの時でもあります。実際のところ、それはあの広大な(あなた方の古代の家でもある)アトランティスが海の下に沈んだ時を意味しています。 このイベントのはじまりは、ザックの時、すなわち曖昧のままにしておかない(白い暦月:収穫が終わった月)の時に起こりました。 光りの勢力(アトランティスの人達)がケンタウルスの新しい聖院に向かった時を記念しハロウィン(神聖な前夜)と呼ばれています。この時期が、あなた方が恩恵を得る段階と重なったことは、本当に素晴らしい偶然の一致です!  

★ この変化の主要な要素は、NESARAが地球上にまんべんなく広がることです

★ その有害な人間性の一面を迅速に変える手段として、小規模なネットワークを活用し、それを発展させる貢献者を待ち望んでいます。

★ 神聖な魔法を興し特別な繁栄につながることになっています。この小さいオーク(小さな木から巨大な木になる例)が意欲的で強力な方舟に成長することになっています。

これから始まる人類の旅について、普遍の軌道を指し示しています。

【四海同胞の方舟・マザーアース】

四海同胞の方舟、マザーアースは表面地球、内部地球、そして全宇宙の生命の進化の母体として創生されました。そして私たちはマザーアースに抱かれ、身体や魂を浄化しながら進化に同調してきました。そして舵取りを担って、極まりない宇宙へ旅立とうとしています。

折りしも、マザーアースの飛翔エネルギーを全開にするため「四つの海」の扉を開き小さな秘密のセントラルBOXに鍵を差し込む舵取りの手順も会得できるようになりました。また四つの海を活用して宇宙船地球号を快適に運航させる特別な技術も明かされようとしています。

今までは、砂漠に水をひいて地球にきれいな水や緑を取り戻す環境問題として、ワン・ワールド構想の名分として世界的な奉仕活動も行われていました。しかし国連NGOや国家レベルの啓蒙もむなしく、地球環境はますます悪化して、幻覚と恐怖感から脱したとき、突然宇宙エネルギーが加速され、用意されていた偉大なテーマが急速に現実のものとなって浮上してきました。

人類に神託された創造(3)~四海への巡礼(可干渉性:Coherence)

忽然として目覚め、その時人類は四つの聖なる誓約(four-letter word)を実行に遷します。

1、地球表面で真理を求め、人類そして宇宙の存在と地底(天・地・人)の三つの領域のあらゆる性命が一体となって、大宇宙の次元上昇を完成させる

2、古来より伝承されてきた「四海同胞の方舟を奉じ、真の道徳規範を世界に普く公布することを成し遂げる

3、人類が一致協力して天災や疫病などの災厄を終わらせ、温暖で生命に満ち溢れた楽園を蘇らせる

4、戦争を終わらせ、人類の尊厳を回復して、自由で平等な永遠の平和を開創してゆく

大天使メタトロンによって、東・西・南・北、四つの海の内イスラエルとヨルダンにまたがる死海(西)、そして相関する南米ペルーとボリビアにまたがるチチカカ湖(東)が示されました。

転載元:きらきら星へようこそ...☆  2015年9月27日

http://lightworkers.org/channeling/194247/aa-metatron-holylands-dead-sea-ark-covenant

メタトロン:聖なる大地、死海、そして契約の箱(聖櫃)

熟達者の皆さん、こんにちは!わたしはメタトロン、光の主。そしてわたしは、無条件の愛の方向量の中で、この瞬間に、皆さんに挨拶を送ります。

‘聖地’という修辞表現と考えは、もしも地球上の数多くの人々にとって魅惑的で目で分かるものでなければ、特にそこで生み出された3つの一神教の体系の同時期の人々の場合、ある霊的な物事を呼び起します。自分自身をアブラハムの3つの信仰の何らかの追随者として考えない人々でさえ、‘数々の聖地’を、様々な要素を含んだ崇拝される宇宙論的な数々の神話の宝庫として認め、また紛れもなく神意を指し示し、ほぼ間違いなく進化している人類の運命を指し示す永続的な歴史上の数々の出来事として認めます。それは実際に地球上のひとつの特殊な場所であり、遥か初期アトランティスの時代にまで遡って、いつもそのように認識されてきました。

クリストスのエネルギーは、天空の時代以降、今までいつも地球上に存在してきました。この神性の起源は、地球の二元性の局面の中で、退化からの進化の部分として現れてきました。イスラエルの数々の聖地には、実際にポータルの数々の結節点とクリストスの数々の聖なる場所、地球の次元領域上の神聖なる顕在化の聖なる場所が含まれています。またわたし達は、地球の次元領域上で、皆さんの現在の時代と同時代の宗教的な数々の信念体系の中の者達よりもクリストスのエネルギーのさらに多くの具象化が存在してきたことを、明確にしたいと思います。

皆さんが、退化した数々の局面や、‘石器時代の穴居人’の時期として考える地球の数々の時代の間でさえ、高密度からの数々の人間性の上昇を支援した数々の神聖なる化身達が存在しました。そうであっても、それぞれが、部族的または群生した存在のどちらかの集団に対して理解することができた数々のメッセージに明確に関連付けられるものです。記述された言語を持たない地域の中で、そのメッセージと宇宙論的な真実は、口述で伝えられた数々の神話へと進化しました。一部の事例の中では、原型的な象徴主義へ向けて解釈された神聖なる真実は、記述される言葉で表現されるものではなく、また表現することはできない、と信じられました。

カナンの数々の聖地と呼ばれるものの中で展開されたクリストスの劇的状況は、その時代の中の人類の意識水準に適していました。しかしその起源となる真実は多少失われて、意義深い数々の部分は、その残っている記述された解釈の中で、極めて歪められてきました。それにもかかわらず、神殿の丘の複合体に位置する最初のスターゲイトのその数々の象徴と振動は、今もなお完全なままです。皆さんは、こうした複合体が単純な言葉にすると立体映像の挿入物であり、同時に存在する時間と無時間の中に存在することを、理解します。キリストのエネルギーは依然として存在し、そして皆さんは実際に、こうした場所の中でそれを経験することができます。本質的な意味において、イエスは依然としてこうした道筋を歩みます!

その大地を明確にする

Defining the Land

人間の歴史の中でその聖地をこれほど永久に極めて重要にしたものは、何でしょうか? それが霊的な遺産の黎明になることを許し、そこから三大宗教の一神教の諸原理が最初に満ち溢れた数々の奇跡のひとつの源泉になることを許したこの大地を、何が差別化したのでしょうか?

その疑問は複雑であり、その答えは極めて切実なものです。

‘数々の聖地’は、強力な周波数共鳴、大地から生じる数々のエネルギー、レイライン、巨大な数々の渦、そして恒星のグリッドの配置構造の、ひとつの固有な融合です。その大地は、30度という緯度(ギザのピラミッド群のように)の拡大されたエネルギーの中にあり、それはひとつの主要な力の流れです。

その‘共鳴周波数’の混合は、その結果以下のもので構成され、それに影響を受けます:

主要な地球規模の数々のレイラインの交差

30度という緯度

鉱物特性

恒星のスターゲイトと巨大渦巻のポータル

‘死海’に属する結晶構造の渦状の領域

完全な光の受光と可干渉性

契約の箱(聖櫃)

皆さんのこの惑星上に存在する数々の強力な場所と聖なる場所に関する考察の中で、皆さんは、上に掲げたすべてが、皆さんが力の結節点と呼ぶものに影響を与えることを、理解するべきです。皆さんが鉱物特性と方向量(緯度と経度)、そしてグリッドの配置を実際に考慮する一方で、皆さんはまだ、特定の方向量の中で生じる可能性がある光の異なる数々の資質を、完全に認識していません。光の受光はまた、数々の聖地の中の特定の場所の属性に大幅に影響を及ぼし、それを潤色することを、わたし達は皆さんに伝えます。

‘数々の聖地’の特定の結節点の中で生じるその光は、極めて固有なものです。それは完全な光であり、可干渉性という属性を持っています。

大天使メタトロンへの質問:あなたは、契約の箱を、聖なる大地のエネルギーの中のひとつの要因として話しました。あなたはこれについてさらに詳しく説明することができますか?

大天使メタトロンの答え:契約の箱と呼ばれる装置は、想像を絶するエネルギーのひとつの源泉です。

この桁外れの力の源泉の型は、ひとつ以上存在します。ソロモンの神殿の中の至聖所の中に設置された装置は、神殿の丘のスターゲイト複合体の下で数百万年もの間存在してきた装置の、さらに小さなひとつの異型でした。その桁外れの装置一式は、シリウス-プレアデス連合の建造物、簡潔には設置であり、数々のエネルギー変換器とエネルギー発生装置であり、両方が物質の場とさらに高い‘天使場’の領域と呼ばれるものの間の次元的な接点を創り出し、安定化させます。そうした領域は、より科学的な用語では、高調波の周期の中の巨大な反物質の領域になります。それは、数々の次元の層の中で(皆さんの用語法を用いると)‘数々のワームホール’を創り出し、数々の周波数を‘軽減’し、初期化しますが、その状態が、内部で結び付けられた数々の水準の多次元性と、大宇宙に対する方向量を持つ全体的な地球の数々の次元領域との協調を許します。

大天使メタトロンへの質問:あなたは死海について、特にそのひとつの癒しの中心地としての属性とその聖なる形而上学的な数々の側面の属性について、話すことができますか?

大天使メタトロンの答え:確かに!死海は、この惑星上で最も強力な数々の巨大渦巻型のエネルギーの結節点のひとつです。それは、自己認識的な‘場所の霊’を持つ、桁外れで固有な意識を持つ液体の結晶質です。それは活力ある生命力で溢れているため、死海という現在の時代の中で与えられている名前は、事実通りひとつの誤称です。それは事実通り再生の中心地であり、そしてその側面の中で、チチカカ湖と相関関係を持ちます。それが、古代の時代以降、そのように認識されてきた理由は、その浄化、癒しそして若返りの属性のためであり、そしてそれは実際に、エジプトの人々、アトランティスの人々、そして古代ギリシャの人々にとって、ひとつの巡礼と純化の場所になっていたからです。

死海によって生み出されたその周波数の領域は、蒸発過程において日光の中で塩類の鉱物から解き放たれた、有益な陰イオン性の電荷に溢れています。この領域は、ひとつの幸福な感覚を創り出すだけではなく、また健康を活性化して、松果体を開きます。古代の人々は、これを認識していました。それが、エジプトの人々、ギリシャの人々、そしてローマの人々が、その地域に引き寄せられた理由です。死海(それはより適切には、生命を与える結晶質の海と呼ぶことができる)の湖水とその周辺の大気には、文字通り物質的な身体を若返らせ、情緒と精神的な領域に安定をもたらすほどの、かなり強力で活力ある、ひとつのエネルギー場が含まれています。それに応じて、数々のチャクラが同調して完全に安定を取り戻した状態になり、その結果は明白に人間のオーラを補強します。

その極端に低い海抜のせいで、死海を浸す日光は特別に強力なものであり、それにもかかわらず慈善的な理由は、数々の有害な光線が、塩の湖の上に浮かぶプラズマによって濾過されるからです。この湖水の中に浸る健康上の恩恵は、皆さんが現在承認するものよりも遥かに巨大なものです。ここには、身体、精神、そして霊に役立つひとつの周波数があり、そしてそれは、‘完全な光’、完全な波長分布の光がシータ波の可干渉性の中で生じることを可能にします。またこれは、その湖水とその湖水の上の領域を大幅に潤色します。その光がそのような性質のため、それは身体とオーラの両方に対するひとつの栄養素であり、事実通り寿命を拡大して精神の明晰さを生み出す、活力あるエネルギーの源泉です。それは、どのような厄介なオーラの付着物も徹底的に取り除き、人間のエーテル質の領域を封印し、活性化します。その‘生命を与える結晶質の海’は、‘幻想’に対する、儀式的な浄化に対する完璧な場所であり、数々の無限の符号を受け取るために神殿の丘への巡礼を行う前に、身体と精神を純化します。

その生命を与える結晶質の海は、聖なる大地の聖地の、翼の下の風です。それは、強烈なエネルギーの変換を補強し、支え、そして可能にして、そしてこのように、イスラエルとヨルダンの巨大渦巻の数々の複合体を安定させます。その領域は、エジプトとサウジ・アラビアにまで達します。それは、高い周波数のポータルのエネルギーを和らげ、従って、主要な数々のスターゲイトの渦巻のポータルの複合体が必要とする完璧な安定を許します。エッセネ派は、この理由のために、その数々のエネルギー場の周辺に入植することを選択しました。

地球の塩

The Salt of the Earth

その生命を与える海には、10の重なりを超える、海洋よりも多い塩の堆積が含まれています(塩分濃度は、水温、調査の深度、海岸との近さに応じて、若干変化します)。塩が積み上げられた湖岸に沿った温かな底浅な湖水は、最も高い塩の割合の含有量を明らかにし、その先端部分の中では、過飽和の状態になっています。端的に言って、死海の湖水は、太陽エネルギー、電磁気の数々の流れ、そして鉱物学的な結晶構造の数々の周波数を注入された、ひとつの‘蓄電装置’です。

湖水が完全に塩で飽和した時、それは、驚くべき数々の属性を備えた、ひとつのエネルギーの蓄電器になります。その生命を与える海は、非常に希有な、飽和塩水の海岸線の溜り場が含まれている主要な水域のひとつです。その地理的な位置のせいで、その生命を与える海の湖水は、一貫して極めて温かいものです。この比較的高い温度は、鉱物と塩分のより大幅な溶解を促進し、そして言うまでもなく、人間の身体へのより急速な吸収を許します。充分に認識されていないものは、塩水は、非ニュートン液体のコロイド状の蓄電器になるだけではなく、液体の結晶質になり... 文字通りエネルギーに満ち溢れています。その水域の位置は2つの主要な構造プレートの亀裂の中にあり、従って、絶えず地球からの創造を絶するエネルギーで充満しています。

神殿の丘のスターゲイト

The Temple Mount Star-Gate

神殿の丘の渦巻状のポータルは、死海のエネルギー場の内部にあり、それにもかかわらず、それ自体の上で、ひとつの巨大なスターゲイトを取り囲みます。その地域は、(ギザのピラミッドのように)30度の緯度の拡大されたエネルギーの中にあり、それは、ひとつの主要な力の流れです。この固有な場所のエネルギーは、デルフォイ、ラパ・ヌイのように、臍帯の数々の符号、皆さんの惑星を養う天空の数々のエネルギーの‘へそ’です。それは上昇指向性で、新しい枠組みの中でその数々の符号を再び固定するために、数多くの人々が呼ばれています。

人が神殿の丘の渦巻状のポータルのスターゲイトに入る時、人は、多次元的なひとつの領域に入ります。それは、非常に固有でかなり潤色された、連続して無時間でありながらひとつの‘時間の門’になるという両方を備えた、ひとつの領域です。このエネルギーの内部で、皆さんの惑星のすべての滞在が利用されるだけではなく、相乗効果の中で統合されます。それは、ひとつの無限点であり、非直線的なひとつの時空の方向量であり、そこに入り込むことは、経時的な測定方法を持たないことを意味します。内部で発生するその共生的な統合は、瞬時に起るものです。従って、その簡潔な無限性の共鳴の内部で、皆さんが1分または数日間の間存在するかどうかにかかわらず、皆さんはその領域の内部に含まれている周波数の数々の符号を取り込むことができます。そのようなものとして、皆さんのエネルギーは内部で記録され、そして皆さんは、そうした意図の任意の時間でエーテル的に存在することができます。

この固有な場所のエネルギーは、デルフォイ、ラパ・ヌイのように、臍帯の数々の符号、皆さんの惑星を養う天空の数々のエネルギーの‘へそ’です。それは上昇指向性で、新しい枠組みの中でその数々の符号を再び固定するために、数多くの人々が呼ばれています。(註:原文のママ)

アルマゲドンと呼ばれている究極的には破壊をもたらす対立は、新しい枠組みの中では起ることができず、起ることもないでしょう。そして皆さんのエネルギーは、これを確実にするために結び付かなければならず、そして結び付くことになるでしょう。新しいひとつの時代が目覚めているところであり、そしてこの地域のエネルギーは、移行を続けています。数多くの皆さんは、この高調波の共同創造の一部です。

ユダヤ教の嘆きの壁、イスラム教の岩のドーム、そしてキリスト教の聖墳墓教会とゲッセマネの園は、この惑星上で最も吟味された数々の天空のポータルのひとつであるこの神殿の丘の神聖なる地域の中で並置され、交差しています。それにもかかわらず、表面的な矛盾の中で、この宗教的な渦は、地上の対立と葛藤によって取り囲まれています。そして現在、この壮大な砂漠と海の風景の中と、血染めの山々と徹底的に驚くべき聖地の風景の中で、キリスト教徒、ユダヤ教徒、イスラム教徒はその正当な立場のために苦闘しているとはいっても、わたし達は皆さんに伝えますが、いずれ時がくれば、平和が訪れることになるでしょう。

この賢者ソロモンの遺跡が、半分に切られて争点となる関心事として存在することは、皮肉というよりは悲劇です。しかしわたし達は、これは拡大する新しい地球の進んだ枠組みの中で解消されることを、皆さんに保証します。平和は、予期せぬ手段と場所から展開することになるでしょう

最初の根源と拡大する真実

Original Source & Expanding Truth

依然として最初の根源のエネルギーを運ぶ聖なる大地の中の桁外れに特別な場所を訪問することによって、皆さんは、ひとつの純粋な真実である‘根源の共鳴’に入ります。それは、皆さんが‘過去の人生’の数々の計画から蓄積された数多くの不正確な教えと怖れを解き放つことを可能にします。その教えと怖れは、人生の滞在の同時発生的な数々の表現の中で、深く隠されて微妙に埋め込まれた、数々の障害物になってきました。霊的で精神的なひとつの配置構造が発生し、それがひとつの有益で、実際に不可欠な‘再起動’を可能にします。

ひとつの非常に現実的な基準の再調整が起り、それがより大幅な明確さを提供し、それにより、虚偽という‘ウィルス’を取り除きます。

‘神性’の劇的状況は、ひとつの生きているエネルギーです。ひとつの無限で時間のないエネルギーが、ひとつの立体映像の挿入物の中で、神殿の丘のスターゲイトの多次元的な現実性に向けて、融合しました。それはひとつの提示であり、その領域の内部で自分達の振動を高めることができる充分な光の比率を備えた人々は、それを受け取ることができます。

‘新しい地球’の増幅された次元的な利用のエネルギーの中で聖なる大地を訪問する際に、皆さんは数々の同じ場所に立つことになるでしょう。そこでは、時間と空間の周波数だけが... 最初の絶えず拡大するクリストスのエネルギーと隣合わせで、同じエネルギーの方向量の中に立っている他の皆さん自身の変型から、皆さんを切り離します。また皆さんは、新しい地球と人類の次元上昇に必要不可欠な調和のエネルギーの種を植えることになるでしょう... そしてそれは、絶対に不可欠的なものです。

わたしはメタトロン、そしてわたしは皆さんとこの真実を共有します。

I am Metatron and I share with you these Truths.

33

そしてその通りに...

And so it is...

シャルダン・ナイルドニュース 2015年9月29日で明らかにされた、10月31日のハロウィンの奇跡の意味をさらに考えてみたいと思います。

「我々には、グレゴリウス暦の10月が近づいています。この時期は、西洋では伝統的なお化けや幽霊など恐怖祀りの時でもあります。実際のところ、それはあの広大な(あなた方の古代の家でもある)アトランティスが海の下に沈んだ時を意味しています。 このイベントのはじまりは、ザックの時、すなわち曖昧のままにしておかない(白い暦月:収穫が終わった月)の時に起こりました。 光りの勢力(アトランティスの人達)がケンタウルスの新しい聖院に向かった時を記念しハロウィン(神聖な前夜)と呼ばれています。この時期が、あなた方が恩恵を得る段階と重なったことは、本当に素晴らしい偶然の一致です! 」

【聖なるグリッド・四海】

南米のチチカカ湖(東)

中東の死海(西)

南極のボストーク湖(南)

 

ロシアのバイカル湖(北) 

後半に続く・・・

 

Blog  より転載


第二章 ケルトと日本の信仰の比較

2016-03-13 10:12:31 | 古代ケルトとトルイド

転載:http://www.intl.hiroshima-cu.ac.jp/~hikeda/thesis-hanno-japanese/chapter2.htm

第一章で見てきたように、ケルトと日本には類似した民話が存在する。その類似の背景には、一体何があるのだろうか。私は、民話の類似が発生する一因として思想の類似が挙げられるのではないか、と考えた。

 そこで、今回はケルトと日本の思想を比較するために、両地域の信仰に焦点を絞って考えていきたい。信仰も民話と同じように、世界中のどの地域でも見られるものである。また、信仰も人間の思想が顕著に表れたもので、なおかつ生活に密着したものであると言えるため、これを比較の対象とすることにした。

 実際、遠く離れているにも関わらず、ケルトと日本には信仰の面でも多くの共通点を見出すことができる。以下、その類似点を節に分けて紹介していく。

第一節 多神教

 一つ目の類似点は、アイルランドも日本も多神教であるということだ。それは、アイルランドがカトリックを、日本が仏教を受け入れていった過程にも表れている。

今日、アイルランドの主要な宗教はカトリックであり、また、日本の主要な宗教は仏教であると考えられている。しかし、古代ケルト人はもともとドルイド教を信仰し、日本人は神道を信仰していた。カトリックや仏教は、外部からもたらされた宗教なのである。

 まず、アイルランドでのカトリックの受容のされ方について述べていこう。カトリックがアイルランドに入ってきたのは432年で、布教したのは聖パトリックである。彼は、キリスト教の教義である父と子と精霊の三位一体説を、ドルイド教にもともとあった教義と重ね合わせて説いた<!--[if !supportFootnotes]-->[1]<!--[endif]-->。聖パトリックは、ケルトの宗教に対して決して否定的ではなく、むしろ土着の宗教とカトリックを融合させる形で布教を進めた。そのため、一人の殉教者も出すことはなかったと言われている<!--[if !supportFootnotes]-->[2]<!--[endif]-->

 では、次に日本での仏教の需要のされ方について見ていこう。日本には、538年に百済から仏教が伝来してきた。仏教的世界観と古来の神道の考え方は本質的には異なるものであったが、人々は、仏教の神である菩薩や仏をも、神道の八百万の神の一部として受け入れたのである。

 このように、アイルランドも日本も、土着の宗教と外来の宗教を重ね合わせる形で受容していった。なぜ、土着の宗教とは根本的に考え方の異なる新宗教を受け入れたのであろうか。それは、たんに新宗教の勢力が大きかったということだけではなく、アイルランドと日本で古くから信仰されてきた宗教が、多神教的寛容さを持っていたためではないだろうか。先ほども述べたように、ドルイド教も神道も多神教である。そのため、自分たちが本来崇拝していた神への信仰は保ちつつ、なおかつ新宗教の神をも受け入れたのである。

 現在でも日本では、神道は仏教と並んで伝統的な宗教として存続してきた。これに対して、アイルランドのドルイド教は現在、民間の信仰のみにとどまっている。これは、アイルランドに新宗教として布教されたキリスト教がもともと排他的な一神教であったためだと考えられる。仏教は異教に対して比較的寛容であったため、日本古来の宗教であった神道はその地位を守り続けることができたのだ。

 

第二節 アニミズム 

では、その他の類似点を見てみよう。日本とケルトの信仰の大きな共通点と言えるのが、アニミズムである。

アニミズムとは、宗教の超自然的な思想の一つで、宇宙に存在するあらゆるものには神(精霊、魂)が宿っているという考えである<!--[if !supportFootnotes]-->[3]<!--[endif]-->

 スティーブン・ヘンリー・ギルは、このアニミズムの精神はケルトと日本の詩の中にも見ることができる、と述べている<!--[if !supportFootnotes]-->[4]<!--[endif]-->。日本人が生み出した代表的な表現スタイルと言えば、俳句、あるいは短歌である。彼は、論文の中で次の短歌を紹介している。

短歌

歌意

おくやまに もみちふみわけ なくしかの

こえきくときそ あきはかなしき 

人里離れた山奥で、一面に散った紅葉を踏み分けて鳴いている鹿の声を聞くときこそ、いよいよ秋は悲しいものだと感じられる。(猿丸大夫) <!--[if !supportFootnotes]-->[5]<!--[endif]-->

 

このように、和歌(俳句、短歌)とは、十七音、三十一音という限られた音節の中に、自然観、感情、感動などが詰め込まれた、情緒溢れる歌である。俳句や短歌を詠む際には、あまり直接的な表現は好まれない。表現の工夫で余韻を残すことによって、ある程度は作者の思いを表現し、それ以上は読み手の想像力にゆだねられる。古代アイルランドの詩にもこのように、短い音の中に詩人の思いを凝縮させたり、読み手の想像力をかきたてたりするような表現方法が見られる。

意味

Scel lemm duib, dordaid dam,

Snigid gaim, ro-faith sam,

Roruad rath, ro cleth cruth,

Ro gab gnath, giugrann guth.

身の廻りなる出来事は

鳴く鹿 積む雪 遠い夏

錆の色なる羊歯野原

今年も聞こゆ野雁の声<!--[if !supportFootnotes]-->[6]<!--[endif]-->

 

このように、詩人は短い音節の中に、自分の思いを込める。日本の作品もケルトの作品も、季節の移り変わりや風景、それに伴った人々の感情を表したものが多い。これは日本やケルトの人々が、自然とは敬うべきものであり、なおかつ自分たちの生活との結びつきが非常に強いものだと考えていたためではないだろうか。

第三節 太陽信仰 

三つ目の共通点は、太陽信仰である。日本やケルトに限らず、多くの古代信仰には太陽崇拝が見られる。

古代の日本でも、太陽神である女神、天(あま)照(てらす)大神(おおみかみ)を最高神と考えることや、自分たちの国を「日(ひ)の本(もと)」と称することなどから分かるように、太陽に対する信仰が厚かった。太陽は宇宙の根源であり、生命の創造、成育、豊饒のためのエネルギー源であると考えられていたのである。

 一方、古代ケルトのドルイド教でも、太陽は特別な意味を持っていた。古代ケルト人は、全ての生命の源である太陽を、創造と豊饒の神として崇めていた。また、ケルトにはブリギットという女神がいる。かつて太陽が魔の雲によって闇に覆われた暗黒の時代に、その闇を払ったのが、ブリギットである。

 日本でも天照大神が天の岩戸に隠れた時に、世界に暗闇の時期が訪れている。このことから、古代の人々が太陽を特別な存在と見なしており、太陽がなくなれば災いが訪れると考えていたことが分かる。そして、これらの神話は闇の世界(死)から光の世界(生)へ、という、次節で述べる輪廻転生の思想にもつながっていると言える。

第四節 輪廻転生(渦巻き模様と縄文文化)

アニミズムと同様に大きな共通点と言えるのが、輪廻転生の思想である。輪廻転生とは、宇宙に生きるすべてのものは死と再生を繰り返すという考え方である。この思想によると、万物は移り変わっていくが、宇宙の実体というものは不変であり、その中で全てのものは生から死へ、死から生へと、永遠の繰り返しをしている。すなわち、肉体が死んでも、その霊魂は永遠に生まれ変わりを繰り返すのである。

 このような輪廻転生の考え方が色濃く表れているのが、ケルトの渦巻き模様である。ケルトには、『ケルズの書』や『ダロウの書』に描かれているような渦巻き模様が多く見られる。(資料1-1、1-2)この渦巻き模様は、ケルト神話に登場する人間や動物、植物の自然の形態を抽象化、紋様化したものであり、生死を繰り返す永遠性や輪廻転生を象徴するシンボルであると考えられている。   

このケルトの渦巻き模様によく似ていると言われるのが、日本の縄文土器の模様である。たとえば、芸術家の岡本太郎は、ケルトの渦巻き模様に日本の縄文土器の紋様を重ね合わせて、こう述べている。

驚くのは、このケルトと縄文文化の表情に、信じ難いほどそっくりなのがあることだ。地球の反対側と言ってもいいほど、遠く離れているし、時代のズレもある。どう考えても交流があったとは思えない。一方は狩猟・採取民が土をこねて作った土器だし、片方は鉄器文化の段階にある農耕・牧畜の民のもの、石に彫られたり、金属など。まるで異質だ。しかし、にもかかわらず、その両者の表現は、双生児のように響きあっている。部分を写真などで比べてみると、実際区別がつかないくらいだ<!--[if !supportFootnotes]-->[7]<!--[endif]-->。(資料2-1、2-2)

さらに、岡本は、こうも述べている。

この極東の文化とヨーロッパ芸術の源流ともいうべきケルト。あの組紐紋に象徴される永遠に回転し、流れて行く世界観。私が西欧文化で一番惹かれるのはケルトだ。東西の両極、相離れた地域の、この古い文化に見られる不思議な同一性は、いったい何を意味するのだろう。私はこの神秘的な現象に常にうたれるのだ<!--[if !supportFootnotes]-->[8]<!--[endif]-->

また、龍村仁も、「ケルトの人々は、自然界の全ての現象が宇宙的な大霊の現れであり、自然界の全ての生命は一つの大きな命の一部分である、と考えていた。これは、神道の原点である私達の祖先・縄文人の自然観・生命観と同じだった。」<!--[if !supportFootnotes]-->[9]<!--[endif]-->と述べ、ケルトと日本のつながりを強調している。

 アニミズムに加え、渦巻き模様に象徴される輪廻転生の思想、これはケルトと日本の大きな共通点であると言えるであろう。 

    

古代ケルトの暦

2016-03-13 10:11:05 | 古代ケルトとトルイド

中央アジアの草原からヨーロッパにやってきた、インド・ヨーロッパ語の民族がケルト人です。
イギリスやヨーロッパの先住民で古代ローマ人からはガリア人とも呼ばれていました。

ケルト人の1年の終りは10月31日。
これがハロウィンのルーツとして有名な話ですね。
夏の終わりと冬のはじまりでもあるこの日は、収穫祭でもあり、アイルランドと英国のケルト人たちは、作物と動物の犠牲を捧げたそうです。
またこの時期には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたとかで、灯を灯す習慣もあったといいます。
収穫したカボチャをくりぬいて灯を灯すことの起源です。

しかし、現在ハロウィンが行われている10月31日という日付は、グレゴリオ暦です。
古代ケルト暦では、10月31日が年の終わり(大晦日)でハロウィンの起源ということはわかりましたが、いったいどんな暦のことをいうのでしょうか?
そして年初が11月1日であるならば、その年初である新年1月1日とは、いったい現在の暦でいういつに当たるのでしょうか?


ケルト暦は、いまだに研究者たちの間でも謎に満ちた存在です。
それはケルト民族が文字をもたなかったため、多くの記録は時の彼方へと失われていってしまったからです。
しかし、この定説には矛盾点が含まれています。
文字をもたずに衰退していったはずの民族が、なぜ暦には文字を使っていたのでしょう?
それはこの表面的な定説が、ケルト暦のバックボーンになっている隠秘学的な要素を見落としているからです。

ドルイド僧は、歴史の霧に包まれた黎明の時代から、ケルト民族を指導してきた人々です。
彼らは星の動きを読み取り、自然の力に精通し、民を裁き、病を癒し、死後の世界までを司る万能の司祭たちでした。
そのミステリアスなパワーは、己の生涯をその道に捧げる代わりに「秘儀伝授」される知識から生まれていたとされます。



そしてストーンヘンジ。
ストーンヘンジの建立そのものは、ケルト民族の隆盛よりもはるか昔に行われています。
建立した民族についての詳細は不明なままですが、太陽崇拝民族であったことや、この巨大な石造建築を駆使して、太陽や月の運行、日蝕や月蝕などを現代のコンピューター顔負けの精密さで観測していたことが分かっています。
これほどの叡智が簡単に消え去ってしまうはずはありません。

ドルイド僧たちに「秘儀伝授」されていた知識こそ、ストーンヘンジを建立した先住民族の叡智に他ならないのです。
その証拠に、ドルイド僧たちは、その秘密の叡智を活用して、ストーンヘンジを用いて天空の観測を続け、太陽の運行に基づいて、農業を効率的に運営するために季節を8分割し、ケルト民族繁栄の土台を築きました。
そして次に、太陰暦よりも複雑で、かつ魔術的な力に溢れたケルト暦を生み出すことができたのです。
ケルト暦に使われているオガム文字は、普通の文字ではなく、ドルイド僧が呪文を記すときにのみ使った「呪術文字」なのです。
彼らは、このオガム文字と、崇拝の対象であった「樹」を各月に結びつけることで、自由自在に儀式を執り行い、日々の暮らしをも思うがままにコントロールすることができたのだとも言われています。
ケルト守護樹暦とは、それ自体が荘厳な通年の儀式暦だったともいえるでしょう。

さて、ドルイド僧のような呪力を持たない我々一般の人間にとって、ケルト守護樹暦はどのような意味を持つのでしょうか。
それを説明するためには、ケルト民族独特の世界観を知る必要があります。
ケルト世界では、人間はおごりたかぶった特別な存在ではなく、地球の一員でした。
地球上に存在する動物、植物、鉱物・・・すべてが大きなひとつの家族でした。
ある守護樹のもとに生まれるということは、その守護樹に連なる巨大な一族の一員となることなのです。
守護樹は、この地球上に流れている運勢や時間、自然界でのエネルギーなども統合しています。
自分が属する守護樹を知ることで、自分の居場所、運勢の流れ、本当の生き方といった本質的な「自分自身」が理解できる。
つまり自分は独りではない、自分の居るべき場所がわかる、生きている意味を理解することができるのです。




◆古代ケルト暦(太陽暦)

ケルトの暦として一番古いのが、紀元前5世紀頃、つまり一説にケルト文明の最盛期とされている時期のサウェン(Samhain)を扱うものです。
グレゴリオ暦はおろか、その前のユリウス暦(紀元前46年制定)よりはるか以前のことになります。

サウェンというのは、今ではケルト4大祭祀のひとつとされています。
現在の暦で10月31日であるが、ケルトでは1日の始まりは日没からなので翌11月1日までを含む。
他の3つはそれぞれ、2月1日(Imbolc)、5月1日(Beltane)、8月1日(Lughnasad)である。
これらの規則性から、日付の元となるものが太陽の運行であることに気がつきます。
すなわち「Quarter Day」と呼ばれていた節目が冬至、春分、夏至、秋分で、それぞれユール(Yule)、オースターラ(Ostara)、リーザ(Litha)、メイボン(Mabon)と名付けられている。
これに対してケルト4大祭祀の日は「Cross Quarter Day」と呼ばれ、年を8つに区分していました。
その中でもサウェン(Samhain)とベルティナ(Beltane)は重要であったらしい。
ハロウィンの起源といわれる「年の終わりと始まり」の区切りであるサウェンはベルティナを対にした、年の「夏」と「冬」の分かれ目でもある。
もしかしたら10月31日という日付も、10番目の月の最後の日という意味合いだけなのかもしれません。


◆コリニーの暦(太陰太陽暦)

そののち紀元前1世紀末頃、コリニーの暦(太陰太陽暦)というものが使われていたとされている。
これは遺跡の発見により研究が進んでいるものです。
5年周期の暦で、年に30日と29日がほぼ交互に(途中逆になるところもある)12回繰り返され、1年目の頭(もしくは5年目の最後)と3年目の6ヶ月後(冬期の終わり)に閏月(30日)が挿入される。
天文的な意味ではなく、農耕や牧畜のための要素が強く、月に関しての細かい取り決めがある。
冬至点、春分点などの問題を、この暦に組み込むことは難しかったのかもしれません。


◆ケルト守護樹暦(13月の暦)

ケルト守護樹暦は「Beth-Luis-Nion」という月名に樹木の名前を充てたもので、別名「The Ogham Calendar」と呼ばれ、これも碑文などに残されています。
年を13ヶ月に分け、ひと月を28日として13種類の樹木を表しています。

オガム文字の使われていた時代から紀元後3~6世紀頃と推測されています。
ただし、コリニー暦もオガム文字も石に刻まれた文字という形での推定であるので、口承によって実際に使われていた時代はまったく不明です。
ケルトの歴史はキリスト教が布教され(紀元後5世紀~)、6世紀から8世紀にかけて花開いたケルト修道院文化の黄金時代も含めると長いように思いますが、カサエルがローマ軍を率いて制圧する紀元前52年頃には終わったとみる向きもあります。
もしくはケルトの中核を為したドルイドがその力をなくしたとき、ケルトは衰退したと考える方が自然かもしれません。
それならばコリニーの暦もケルト守護樹暦も、同じくらい古くから使われていたと考えられるのではないでしょうか。


民族移動時代

2016-03-13 10:09:36 | 縄文・インディアン・アトランティス・ムー

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2世紀から5世紀にかけての民族移動の図

民族移動時代(みんぞくいどうじだい、英語: Great Barbarian Invasion)は、西暦300年から700年代にかけて、ヨーロッパで起こった人類移住の時代のことである。この移住が古代を終わらせ中世が始まったと考えてもよい。

この移住はゲルマン系及びスラブ系の移住、更に東方系の諸民族の侵略を主体としている。これは中央アジアでのトルコ系民族の移動や、人口爆発、気候変動疫病の蔓延、高齢化人口の増大などが要因とされる。

 

ゲルマン系民族の移動[編集]

西ローマ帝国の領域内に居住していたゲルマン系の移動である(参考:ゴート族ブルグント族ランゴバルド人アングロ・サクソン人ジュート人)。最初にローマ帝国の領域に侵入したのは西ゴート族であり、続いて侵攻したのがテオドリックに率いられた東ゴート族である。彼らはいずれも東方民族であるフン族からの略奪・虐殺を受け、逃げ延びる形でローマ領内に殺到していた。それに続く形でブルグント族がフランス北部に、ランゴバルドがイタリアに、アングロ・サクソン人とジュート人(ゲルマンではなく、スキタイ系との説もある)がブリタニアに、アラマンニ人(ケルト系と深く混血していた)が南西ドイツに侵入していった。

そして最終的にフランク人というケルト系やスラブ系・ラテン系の民族とゲルマン諸族が連合したグループがヨーロッパを担うようになっていく。

またゲルマン系の故郷とされる北欧の人々はヴァイキングとして盛んに活動して各地に血統を残している。

西ゴート王国[編集]

もともと、ゴート族は、ドニエプル川両岸に居住していたが、アッティラによる圧迫により、イタリア半島へと移住を開始した。時の西ローマ皇帝ホノリウスは、西ゴート族によるローマ陥落の報を受けても、ラヴェンナへこもりきりであった。その後、ローマ帝国の支配権が及ばなくなったガリアとヒスパニアへ西ゴート族は移動、この2つの領域を支配するようになった。

ガリアは、フランク王国との抗争で、6世紀初頭には王国の領域から外れ、王国の重心はイベリア半島に移らざるを得なくなった。その後も、イベリア半島を中心に支配が続いたが、711年に、ウマイヤ朝の攻撃を受け、滅亡。イベリア半島は、その後、レコンキスタの舞台となる。

東ゴート王国[編集]

フランク王国とブルグント王国、ランゴバルド王国[編集]

5世紀にはガリアにおいてフランク人が西ローマ帝国との宥和政策を採用しながら、ブルグント王国、ランゴバルド王国を滅ぼして勢力を広げた。

アングロ・サクソンの七王国[編集]

ヴァイキング[編集]

東方系民族の移動[編集]

ゲルマニア東半分(現在のポーランドチェコ等の地域)や、サルマティア(現在のベラルーシ南部からウクライナ)には、スキタイサルマタイの影響を受けた、スラヴ人の文化圏が形成されていた。彼らはPrzeworsk文化やZarubintsy文化などの主体をなし、周辺のケルトやゲルマンの諸族と相互に影響を与え合っていた。彼らもまたフン族に押される形で東ヨーロッパ全土に進出し、スラブ系がこの地域の支配していくことになる。

近年では古代のケルト系民族の研究に影響されてか、プロト・スラブ人についての研究も深まりつつある。その最たる例はヴァンダル人で、彼らは元々はPrzeworskに属する部族である事が判明しており、何らかの理由(恐らくは近隣のゴート族との交流)でゲルマン系言語を用いるようになったと考えられているが、しかし実際のところヴァンダル語についてはほとんど資料がなく、彼らの日常言語が本当にゲルマン系言語であったかどうかでさえも定かではない。語彙の上でゴート語の影響を受けていることははっきりしているが、スラヴ語も語彙においてゴート語の影響を強く受けた言語であり、ゴート語の影響をもってヴァンダル語がゲルマン語であったとは言えない。ヴァンダル人は南欧や北アフリカに侵入していくが、このころまでには彼らがゲルマン語を話していたことがわかっている。(彼らが古い時代からのリンガ・フランカとしてゲルマン系の言葉、新しい時代のリンガ・フランカとしてラテン語、伝統的な民衆語としてスラヴ祖語を使用していたならばこの謎は解決され、当地の考古文化の変遷の仕方がその有力な傍証となっているが、ヴァンダル人がプロト・スラヴ人であることを示す決定的証拠は見つかっていない)。

また同地にはサルマタイと呼ばれるイラン系の諸族も定住していた他、古代末期にはフン族アヴァール族などの騎馬民族が侵入し、スラヴ系・ゲルマン系の諸民族を次々と征服していった。彼らの出自は明らかではないものの、推測される使用言語からテュルク系に属するという意見や匈奴との関係を論じる意見が一般的である。アヴァール族はチュルク系とされるが、その共通言語としてスラヴ祖語が広く使用されていたという説もある。

フン族[編集]

サルマタイ[編集]

サルマタイ人はイラン系民族で、長らく遊牧民の覇者であったスキタイ人を滅ぼして勢力を広げた。民族移動時代に入ると、フン族と共に西進を開始して東ゴート族を破り東ヨーロッパに侵入した。後にスキタイ人の系統を継いだとされるスラブ人に吸収されるが、ポーランド近辺ではスラブ文化だけでなくサルマタイ文化も残存して強い影響を残した。近世・近代にはポーランド・リトアニア連合の貴族達がサルマタイ人の末裔である事を強調している(サルマティズム)が、これは単にサルマタイ風の服装や髪形およびサルマタイ的な気質が、非常に多様な民族的・文化的・宗教的出自から構成されていたポーランド貴族(シュラフタ)社会の連帯感を示すものとして流行したもの。

中世ヨーロッパの騎士道文学の最高峰であるアーサー王伝説がサクソン人に対抗したケルト人の伝承がベースであったことは近年知られるようになっているが、さらにそのベースはサルマタイ人の伝承であるとする仮説がある。これはローマ帝政末期にサルマタイ人の傭兵団が大量にブリテン島に移住していた事と、アーサー王伝説とサルマタイ神話が奇妙なほどに一致している為である。

またサルマタイ本体が滅んだ後もアラニ人などの分派勢力が活動を続けている。

アラニ族[編集]

スラブ族[編集]

系統不明[編集]

ヴァンダル王国[編集]

ヴァンダル人はゲルマン語に属する言語を使用していた民族グループで、アラン人と共にイベリア北アフリカに進入し、破壊の限りを尽くした事で知られている。言語的にはゲルマン系に分類されるものの、彼らの故郷はプロト・スラブ系の文化圏であった事が近代の研究で明らかになっている。何故イベリアや北アフリカに侵入した時点で彼らがスラブ系言語ではなく、ゲルマン系言語を話すようになっていたのかは不明である。

スエビ王国[編集]