大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「作文コンクール、生成AIは禁止」

2023年07月18日 05時22分54秒 | 日記

 「文章や画像を自動的に作り出す【ChatGPT(チャットGPT】などの〈生成AI(人工知能)〉。その使い方を巡って文部科学省が学校向けのガイドライン(指針)作りを進めるなか、夏休みに小中高生が取り組む作文などの各種コンクールで、使用を禁止する動きが相次いでいる」そうです。〜当然のことと思います。が、、、
 新聞には具体例があげられています。
 ・博報堂教育財団主催の〈読書推せん文コンクール〉〜「応募要項に『自分以外の人やAIが作成したり考えたりした文章での応募はできません』の一文が加えられている」そうです。
 ・神戸親和大(神戸市)が高校生向けに毎年開いている作文コンクール〜実施要項に「『生成AIは使用しないでください』と明記」されてるそうです。
 ・河合塾グループのトライデントコンピュータ専門学校が主催する〈全国高校生2D・3Dイラストコンテスト〉では、応募要領に『AI生成の作品は不可』と明記」されてるそうです。
 ・全国学校図書館協議会主催の〈青少年読書感想文全国コンクール〉では「今年から応募要項に『盗作や不適切な引用等があった場合、審査の対象外になることがあります』と加え」られてるそうです。「『不適切な引用』には、例えば生成AIが作った文章をそのまま写すことが含まれる」そうです。〜そのままがいけないのなら、参考資料にして、熟考し、書き直すのは良いのでは?とちらっとよぎりましたが、、
 「同協議会の設楽敬一理事長は応募要項の文面を検討する過程で、チャットGPTで感想文を3回作成してみたが、『いずれも平坦な文章で、賞を取れるような内容ではなかった』。それでも注意喚起のため、文言を加えることにした」とのことです。
 「一方で『自ら書いた文章の推敲過程で、校正に生成AIを使うことまでは否定しない。これまでも保護者や教員が添削して作品を提出した例はあり、それと大きな差はないのでは』と話」されています。〜なるほど、作文書いたら、誰かに見せ、感想や意見を聞いたりしてまた書き直すなんて当たり前にやってますよね。これは良いこと見たいです。
 「文科省は生成AIの使い方の指針を作成中で、素案段階では各種コンクールに関して『生成AIによる生成物を自己の成果として応募するのは不正行為』と言及」しているそうです。「敎育現場での生成AIの活用のあり方を研究する田中博之・早稲田大大学院教授(教育工学)のお話」が掲載されてます。「『コンクールで生成AIの使用を見抜くのは簡単ではない』」とあります。〜生成AIの登場で、文章を自動的に書いてくれるようになると、秘書や助手がいらなくなると考えてるお偉い方々もいらっしゃる様です。作文力という能力や力は低下どころかいらなくなる?ような気配を感じます。
(下:2023年7月2日 朝日新聞−高嶋将之/高浜行人「作文コンクール 生成AIは禁止 小中高向け次々に 将来は使う力を」より)