夏休みに入り、こどもの事故が増えます。死亡事故までおこってます。その上、犯罪にも巻き込まれやすい時期だそうで、安全インストラクターの武田信彦さんへ取材がされています。
「武田さんによると最も危険なのは〈子どもだけになる瞬間〉」だそうです。「特に夏休みは外出時と在宅時、どちらにおいても子どもだけになりやすい。普段は通学路などで地域の見守りの目があるが、夏休み中は」どうか?と注意を促されています。
更には「被害に遭いやすい4つの場面ーー①道路②駐車場・駐輪場③公園④自宅周辺ーーについて事例やその対策が提起されています。その上で、「普段の行動範囲でこどもがどんな時に1人になりやすいか、各家庭で一しょに離し合って」と話されています。
さらに、「〈自分を守る力〉をつけるには、〈観察力〉と〈距離感〉をつけることが大切」だそうです。〜〈距離感〉?
「〈距離感〉を身につけるには、自分の身体を他人に触られない、つかまれない距離(長さ)を知ることから始める。実際に大人が子どもに向けて腕を伸ばし、確認してみる」など挙げられています。
平原倫子さんのイラスト【子どもが身を守るために大切なこと】はとても分かりやすく、子どもと話す時にも役に立ちますね。
又、武田さんは「〈子どもだけで留守番させる〉ことについて、犯罪リスクに加え、転落や火事などもあるため『極力避けて』」と言われてますが、「どうしても必要な場合の注意点として①鍵かけの習慣を②インターホンや固定電話には対応しない③保護者との連絡手段を用意する④逃げ込める場所と、緊急通報の仕方伝える」など提起されています。〜読んでますと、女性や高齢者にも大切な注意事項じゃないかと思いました。家族で話し合いをしておくことが必要ですね。
(下:2023年7月21日 西日本新聞−本田彩子「〈子どもだけの瞬間〉に注意 夏休みの防犯対策 安全インストラクター武田信彦さんに聞く」より)