「福岡市で14日に開幕した世界水泳選手権福岡大会の会場に、福博伝統の夏祭り〈博多祇園山笠〉の舁き山笠が登場した」そうです。「祭りの起源をつくったとされる僧の聖一国師(しょういっこくし)の人形が飾られ、引き締まった表情で大会を見守」っているそうです。
「選手やファンに開催地の歴史や魅力を伝えようと、同市と博多祇園山笠振興会が、博多区のマリンメッセ福岡A館とB館の間に設置」されたそうです。「世界水泳後に現地で開かれる世界マスターズ水泳選手権に合わせ、8月11日まで公開」されるそうです。
「聖一国師は鎌倉市時代の僧。疫病退散を願い、人々が担ぐ台に乗って博多の街に水をまいたことが博多山笠の起こりとされる。標題は【願四海波静(ねがわくはしかいなみしずかなれ)】。人形はひしゃくを持った姿で、世界平和への祈りも表現」されているとのことです。
(下:2023年7月15日 西日本新聞−諏訪部真「博多山笠各国にアッピール 世界水泳会場に〈舁き山笠〉」より)