大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「哲さんの物語、 ベトナムへ」

2023年07月10日 05時22分31秒 | 日記

 「医師中村哲さん(享年73)をモデルにした2冊の絵本がベトナムで出版され、小学校などに寄贈された」そうです。〜すごいです!
 「絵本のタイトルは〈カカ・ムラド〜ナカムラのおじさん〉と〈カカ・ムラドと魔法の小箱〉。カカ・ムラドは中村さんの愛称で、アフガンの言語の一つ、ダリー語で《情熱おじさん》の意味」だそうで、「干ばつに苦しむ村に水を引くため、中村さんが住民とともに用水路を完成させるまでの奮闘などが描かれている」そうです。「アフガンで児童書を作る非政府組織〈ガフワラ〉が20年に現地語で出版。日本語にも翻訳されている」そうです。
 「ベトナムの子どもたちにも仲村さんの功績を知ってほしいと、勝恵美さんが代表を務める出版社〈モア・プロダクション・ベトナム〉(ハノイ)が絵本をベトナム語に翻訳。日本財団からの支援を受け、中村さんの命日に当たる昨年12月4日に各1500冊を製作」されたそうです。
「勝恵美さん(46)は『中村先生の心持ちを真剣に学んでくれ、反応は良かった。』と説明されているそうです。「出版は日越外交関係樹立50周年事業にも認定されており、『本を通して日本に興味を持つ人が増え、両国の関係が深まることを願っている』、『中村先生の生き方を見て、ベトナムの子どもたちに命や平和に付いて考えてもらえれば』と話」されています。「モア社は、日本で親しまれてきた絵本などをベトナム語に翻訳しており、17年から約130冊を出版している」とのことです。
(下:2023年6月末23日 西日本新聞-バンコク・稲田二郎「哲さんの物語ベトナムヘ 絵本3000冊子どもに贈る」より)