「新型コロナウイルス感染症が流行した2020年と21年に、高齢者の身心の虚弱(フレイル)が進んでいたとする分析結果を国際医療福祉大学三田病院のグループがまとめられた」そうです。「〈コロナフレイル〉の増加が裏付けられた」と注目されています。
「〈フレイル〉とは、健康と要介護の中間に位置付けられ、筋力や身心の活力が低下した状態を指す」そうです。〜子どもにもコロナ禍の影響が現れ、体力不足で体育祭等が半日開催になっているという記事もありましたが、高齢者には体力回復の学校がないし、即、介護の問題になるようで、恐いすね。
「〈フレイル〉かどうかを判定する国際的評価手法」というのがあるそうで、これに則った栃木県立大田原市の取り組みと同大の分析が新聞で紹介されています。
「〈フレイル〉を防ぐには」どうすればよいのでしょう?
「〈フレイル〉を防ぐには、運動と栄養、社会参加の三つが重要で、一つでも欠けると衰弱が進む」とのことです。「分析した同大の広瀬環助教(理学療法学科)は『コロナ下で地域活動が中止になり、友人間の交流や外出の機会減った。社会参加の減少から、健康がドミノ倒しのように崩れている恐れがある』と」話されています。又
「コロナは終息したわけではないが、今後について広瀬さんは『社会活動は継続することが何よりも大事。感染対策に注意しながら、趣味や地域の活動を続けて欲しい』と話」されています。〜継続するにも、すぐスマホで済ます癖がついていて、、、まずは歩いて出かけなくちゃとは思ってます。
(下:2023年6月25日 朝日新聞−編集委員・辻外記子「コロナ自粛 増えたフレイル 社会参加が減少 筋力・活力の低下進む 趣味・地域活動『継続を』」より)