「博多祇園山笠振興会(武田忠也会長)は、11月26日、福岡市博多区の櫛田神社で総会を開き、3年ぶりに舁き山笠(かきやま)が復活した今年の山笠で確認された新型コロナウィルス感染者は595人だったと報告した。全参加者約5500人の1割に当たる」とのことです。
対象となった期間は「山笠期間(7月1〜15日)に限らず、閉幕後の潜伏期間などを踏まえ、6月17日〜7月19日に舁き山笠の七流に報告された感染者数を集計」されたもので、「いずれも軽症だった」そうです。
「振興会は6月、今年の感染拡大予防ガイドラインを発表。ワクチン接種か検査の義務化や、体調管理シートの作成、長時間の会食回避などを求めた。各流で独自の対策も取られており、8月に振興会が行った聞き取り調査では、全員集合時の抗原検査、直会(なおらい)中止と弁当の配布などの対策が確認できた」とのことです。
〜『ガイドライン』の内容を知りたいです。それにしてもさすが!よく取り組まれていますね。「3年ぶりの開催」となった各地のイベントではどうだったのでしょうか?良かった点、まずかった点、互い出し合って、学びあったら、感染拡大防止になると思います。
「博多祇園山笠振興会の総会では、『各流(ながれ)で対策が徹底され、感染が一定程度は抑えられた』と評価」され、「武田会長は『来年も感染防止対策を頑張って、なるべく例年通りの山笠になるようにしたい」と話されたそうです。
(下:2022年11月27日 西日本新聞-水山真人/真弓一夫「博多山笠595人コロナ感染 全参加者の1割 振興会『一定程度抑えた』総会で報告」より)