大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

北京で日中韓メディアフォーラム

2022年12月01日 05時22分21秒 | 日記

 「日中韓3カ国の主要メディアの記者が意見交換する『中日韓著名記者フォーラム』が(11月)25日、北京市であり、西日本新聞など27社約60人が参加した。中国共産党機関紙、人民日報が主催し、3年ぶり5回目」とのことです。「今年は日中国交正常化50年、中韓国交樹立30年の節目とあって、参加者はメディアの責任や3カ国の交流促進について議論」されたそうです。「北京で新型コロナウィルスの感染者が増えているため、日韓の記者はオンラインで参加。各国の記者からは、政治上の関係が良好といえない中、経済や文化、地域間の交流促進を訴える意見が相次いだ」そうで、次に3カ国の主張が挙げられています。
「中国側は『相互信頼の醸成に向け、ネガティブなニュースではなく前向きな報道にもっと取り組むべきだ』と訴え、日本側は「真の相互理解やビジネスチャンスを生み出すためにも、問題点も含めた是々非々の報道が大切だ』と主張。韓国側は『お互いに歴史を鏡とし、相手を尊重して学び合う姿勢が必要』と述べた」とのことです。〜〈前向き〉も〈是々非々〉も〈学び合う〉のどれも必要なことですが、具体的にはどういったことでしょうか?共通課題があるのか、食い違いはどういう内容か明らかにされたのでしょうか?
 「文化交流について若手記者が語るコーナーでは、本紙北九州本社の後藤希記者がビデオで意見を発表。『新型コロナの感染拡大で互いの国を行き来できない分、他国への理解におけるメディアの重要性は増している。相互理解の促進に貢献できる仕事をしたい』と」話されたそうです。
〜総じて政府間の相互理解が行き詰まってる感が滲んでいます。メディアは政府間政策に引きづられることなく、若者、庶民、生活レベルにも目を向け、コロナ禍にあっても続く、草の根交流の意義を示してほしいです。
(下:2022年11月26日 西日本新聞-北京・坂本信博「日中韓『相互理解促進を』北京でメディアフォーラム」より)