大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

明治期の「ロッカーショベル」万田坑で屋外展示

2016年03月29日 07時50分26秒 | 日記
 明治期の製造で蒸気で動いていた「ロッカーショベル」が万田坑に寄贈され屋外展示をされることになったそうです。大牟田の機械加工工業者が「ひどく朽ちていた」重機をピッカピッカに磨き上げられ、展示の運びとなったものです。「ロッカーショベル」はどんな機械だったのでしょうか?「炭鉱マンたちが地底で掘った石炭や岩盤をトロッコに積み込む鉄製機械(重さ1.6トン)」とあります。写真で見ると大牟田石炭館に展示してある機械に比べそんなに大きくない様です。地底では馬車馬が活躍していた明治の時代、炭鉱作業の機械化は「蒸気を動力源」として始まったことがわかります。「ヤマの最前線でフル稼働した重機」は「日本の近代化を支えた産業史を語る資料」と荒尾市の学芸員も高く評価されています。万田坑に新しい展示物、良かったですね!!
(下:2016年3月26日西日本新聞<超短波>欄より)