3月19日、太平洋の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で日米合同の追悼式が開かれました。朝日新聞に安倍龍太郎の名で記事が書かれていて目を引きました。今年の追悼式には日米の関係者約270名が参加、その中で唯一の元日本兵として90歳になられる元海軍兵・仲里真義さん(沖縄宜野湾市)が参加されています。仲里さんの出席後の言葉として「私は結婚し、子どもも5人で来た。島に残った(守備隊の)人たちは妻子に会うこともできなかったと思うと、自然に涙が出てきた。戦争さえなければ、硫黄島も広島も長崎も沖縄もあんなことにならずに済んだのにと思った」と書かれています。
(下:2016年3月20日朝日新聞・安倍龍太郎「70年越し 硫黄島の願い「永久に戦争なくして」90歳の元日本兵」より)
(下:2016年3月20日朝日新聞・安倍龍太郎「70年越し 硫黄島の願い「永久に戦争なくして」90歳の元日本兵」より)