大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

福島第1原発~3月14日の段階でメルトダウン

2016年03月11日 09時17分03秒 | 日記
 3.11東北大震災から丸5年を過ぎ、今日から6年目に入ります。このところテレビでも新聞でも、当時の「原発事故」はどうのような「事故」だったのか、改めて検証されています。中でも驚いたのは、2月24日東京電力が発表した内容です。「福島第1原発事故当初の原子炉の状況をめぐり、極めて深刻な事態の<炉心溶融(メルトダウン)>ではなく、<炉心損傷>と説明し続けたことが誤りだったと発表した」のです。
「当時の社内マニュアルに炉心溶融の判断基準が明記されていたものの、事故後に全面改定され、かって基準が存在したことを5年間、見過ごしていた」というのです。
「東電は記者会見で『基準に照らせば事故4日目の2011年3月14日の段階で炉心溶融と判断できた』と陳謝したが、一方で『収束作業への影響はなかった』とした。」とのこと。信じられるのでしょうか?
新潟県知事が「メルトダウンを隠蔽した背景を明らかにしてほしい」とコメントを出されています。
すでに2月29日、東電の元会長ほか2名の元経営陣が強制起訴されていますが~「津波対策を怠ったこと」が問題となっています。
(下:2016年2月25日西日本新聞「炉心溶融 基準5年見過ごす 福島事故 東電、当初『損傷』と説明」より)