大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

蓮根手当て法 

2011-11-07 | 食生活
ふたりで風邪をひく。脱穀が終わり、ふっと気がぬけた夫がまず咳をし始めた。
いつも他人にはあーだこーだと能書こくが、このごろ自分の体調不良に対しては
ただやり過ごすことに尽きて、面倒な事はしない。そのうち必ず治るからだ。
しかし今日は妻の機嫌の善し悪しをチラチラ伺っていた夫が「第一大根湯2番」と言った。
5ミリ厚さの大根の輪切り2-3枚、5ミリ厚さのれんこんの節輪切り2-3枚、干し椎茸3枚
水3カップを鍋に入れ2カップほどに煮詰め、最後においしいと思うくらいの醤油を加え
熱いうちに飲む。と手当ての本に書いてある通りに作って飲ませると、ホントに効いた。
ゲホゲホとこれ見よがしな咳が治まったので驚いていたら夫の顔は得意そうになった。
(大根とれんこんの節と椎茸に驚いたのであって、とおちゃんに驚いちゃいないのだ)
そして、よくよく読んだら一日3回に分けて飲むとあった。一度に全部飲んだから効き過ぎたか・・・・・
翌日夫は復活し一緒に穂別の山に薪運びに行く。2t車いっぱいに丸太を積み込んで汗だくになった翌日から妻が咳。
自分のは適当に昨日の鍋に水を足して二番煎じの第一大根湯2番を作って飲んだが効き目は微妙。味も全く違う。
(こういうとこ、手と気、抜いたらダメなんだな)とあらためて思う。   その日は夜中にけっこう咳き込んだ。
「これ飲んでみろ」翌朝枕元に夫が蓮根湯をつくって持ってきた。熱々を湯のみ一杯飲んだら治まった。
(れんこん、なかなかやるな・・・)こればっかりは健康なときには体験できない。
※蓮根湯のつくり方(咳が止まらないとき・たんがつかえているとき・のどの傷みに・気管支炎・喘息・胸部から来た熱に)
れんこんはなるべく陽性な節の部分をすりおろし搾り汁大さじ3・しょうがの搾り汁2-3滴・塩少々を
レンコン汁の2-3倍の水を加え火にかけ煮立つ直前に火を止めて飲む。
 ◎咳は出ないが微熱が続きなかなか下がらないときにも

一慧の穀菜食手当て法24pより 取り扱い中 2100円


この右側の山から薪を切り出している




薪を切り出してくれている山
 美しい”もみじ”などは 残している




周りの山も 紅葉が進んでいる


トラックに一杯薪を積み込んで


薪の間に ヘビの皮が ヒェ~!