姪

北海道もダーーっと雨が降り、気温も上がりムシムシしてきた。
しかし、、この程度でブーブーモーモー！と豚や牛になってはいられない。
もっとムシムシの新潟から姪27歳が10年ぶりに遊びに来た。
高校生の時、中学生の弟と従兄弟を連れてフェリーで上陸して以来だ。
アルバイトして貯めたお金で弟のフェリー代も出したしっかり者。
地元の銀行に勤めて7年、同期の女子たちが寿退社するなか踏ん張る。
それもこれも、バア（わたしの母）と両親（弟夫婦）の中に入って
中和する役割を小さな時から十二分に理解し健気に生きてきた。（想像はしていたが、、、）
「バア、経済観念無い。お金の無駄遣いばかりする」　孫がそんなところまで心配しているのか？？
「オトウ（父）もオカア（母）も片付けが出来ないから、あたしがやらないとゴミ屋敷になる！」そ、そこも背負ってるんだ。。
しっかり者の長女が自分目線で家族の弱点をフォローせんと奮闘する日常の様子が映像となって浮かんでくる。
姪は中越地震で被災した際、家族5人、転々と近所のお世話になりながら2年間の狭い仮設住宅暮らしを経験し
銀行の面接ではその体験力をかわれて入社出来たと言った。「美人じゃないからいつもゾンザイに扱われたけど」
「悔しくて悲しくて何度も辞めたいって思ったけど、家のこと思うと出来なかった」　それって子供の取り越し苦労？
確かにビジンってタイプじゃない、身内の贔屓目で愛嬌あるし、まん丸体型で癒やされるし。。それが売りだ。
職場の若い女子は窓口対応型の美女揃いだそうな。。彼女らはミスを叱られたのをきっかけにして皆辞めていった。
ビジンじゃないから相手（お客様）を思って仕事するようになると営業成績も伸び仕事の面白さも知ったが、、
「銀行辞めて猫カフェしたい」　お、やりたいことがあるんだね。「まず奨学金を完済しないと、、」　ま、まじめ。。
Gカフェでスープカレー食べ、回転寿司で増毛の海老食べ、「美味しい！オトウとオカアに食べさせたい」
バア(母）とは全くそりが合わず15でさっさと家も故郷もすて、好き勝手にに生きてきた者からすれば眩しいほどの家族愛。
一人で大通り公園のビヤガーデンを3軒はしごし、銀行の札幌支店の所在地をチェック。転勤する気満々。。。

草、さまさま、

思い切り雨が降り、畑の作物は大喜び。草は、、もっと大喜び。。。。
田畑の草は（取る）と決めている。が、実際は追いつかず、毎年ぼうぼう。。
家の周りの草は、積極的に伸ばし放題。だから伸びて伸びて花咲かせ、
花粉を飛ばし、種を残す。人族2名は鼻むずむずさせながらも、それでよし。
以前大雨が降ると、傾斜になった地形の玄関に水が流れて入ってきたが、
草のおかげで玄関までは来ない。クロとタチのフンも隠れたまま分解される。
背の高くなった草は根も同じように広く深く張ってくれている。
空気中に無尽蔵に舞う人に良くない物質も、キャッチし、浄化してくれる。
そして、人族2名になにかあれば、ドクダミ、スギナ、ヨモギ、イタドリ、ウマブドウ、露草にハコベ、コンフリー、桑、
数え切れない植物たちが動物（ひと）の修復作業に「いつでもわたしをどうぞ」と何気なく、そこに居てくれる。
がんや難病までも癒やす力を持って、静かにそこにただ在る。その生き方を思うと胸が震える。
そこまでの愛を受け取りながら、まいにちただ笑ってへらへら生きているだけの自分は、植物の前では赤子同然。
草のゆりかごの中でスクスクと育っていく。ボデイは果てしなく縮小に向かうが魂は植物を目指す。
草がある限り動物は生きられる。草さまさま。

筋肉

七夕さま。今年は会えるかな？ちょっと曇り空。。。
どこから来るのか、家の中にいろいろな虫が飛び交う｡
名前も知らない小さな虫、足の長ーい虫、隣の養蜂場のミツバチも来る、
モンシロ蝶、お尻もっこりマルハナバチか？スズメバチもやってくる。
開けっぱなしの窓からうっかり迷い込んで、うろうろ飛び交って、また出て行く。
最近カメムシいないぞ、どうしたのかな？

朝、布団から出ようとすると腰が　あ、イタ、タ、タ、、、。
60超した頃から、その現象が顕著になる。　それまで、テレビの中で腰が痛い・膝が痛い等々の薬のコマーシャルを
他人事のように見ていたが、（このことだったのか、、、）と合点がいく。（腰の筋力鍛えなければ）
毎朝布団の中で片足づつ20㎝くらい上げて50数えるようにしたら痛みが緩和してきた。今朝は100まで数えた。
台所で食器を洗う、拭く、しまう時、ガチャガチャと茶碗がぶつかり大きな音が出るのに気付く。
これは腕の筋力低下だ。。筋力が衰えると安いロボットみたいに雑な動きになるんだな、、、、
その視点で日常を観察したら、あるある、椅子にドシンと座ったり、いくらでもある。びっくり！
せめて、もう少し高性能なロボットになりたい。筋肉頼み。