大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

もう生きてた。。

2019-10-29 | 日記
朝起きて窓の外を見ると木々の葉がすっかり紅葉している。
いつの間に!!
国道から我が家に向かう砂利道に赤や黄色の落ち葉が敷き詰められる。
今年も白鳥が飛んできた。見上げるといつもよりなんとなく太って見える、
道中の風向き変化し体力温存で長沼到着か?
ほんとに、何考えながら毎年ここまで来るんだろう、、聞いてみたくてたまらない。

先日収穫終えた近くの畑に案山子が2体、なぜだ~?よく見たらタンチョウ鶴だった。
周囲の農家はトラクターでさっさか耕し春の準備まで終えている。
みんなほんとに段取り良いんだから。毎度毎度頭が下がる。
おっと、大きなかぶはまだまだバタバタ。あっちこっちうろうろ。暖かいからトマトと茄子が踏ん張っている。
その合間に雨が降れば映画館に行き、はたまた温泉で骨を休める。
頭を休め、身体を癒やし、心のメンテナンスは一番大事。。。ってところだ。
(年取ったらゆっくりしよう)と思っていたが、もう取っちゃったから忙楽同時進行に切り替える。

又大雨が関東地方を直撃した。水温が上がるとこんな風に気象が変わるのだとイヤというほどほど知らされる。
何十年も前から予測されていたにもかかわらず、脳天気に暮らしてきたらこの事態。どうしよ、どうしよ、、、
、、、、というのがにんげんなんだな、、、、おろかで、小心で、たわいもなくて、はかなくて、、、
けれど、柔軟で、すぐ忘れて、喉元過ぎれば泣いて笑って生きている。。ジタバタしても始まらず。
いつ横の川があふれて目が覚めたら地獄の受付の列に並んでいるとも限らない。
後悔の無いよう、今を精一杯我が儘に生きるぞ。生きたい。。生きれるかな。。。もう生きてた。。。。

温暖化対策

2019-10-21 | 日記
これでもかこれでもかと日本列島を揺るがす災害。
一週間過ぎて、ようやく本州のあちらこちらの友人知人に安否確認。
去年の9月の地震の際、送られてくるメール等で携帯電話の
バッテリーは瞬く間に消費されていくのを実感したので
心配ではあるが兎に角無事を祈る事だけにした。
昔はどこか他人事だった台風や地震が、昨今はそんな場合ではなく、
自分や親しい人たちには絶対に起こらない、とはもう言い切れない。
そうなったときにはその場その場をただ生きていくのだろうが、この異常気象の原因が温暖化にあるらしい。
という事だとすれば、子や孫が安心して暮らせるこの星を取り戻すために、今自分のできることは「なんだろう」。
[家庭でできる温暖化対策]と検索してみたらあるある、あるある、
http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/26/26-2/qa_26-2-j.html
http://www.pref.okayama.jp/page/detail-22010.html
https://www.japanfs.org/ja/news/corporate.html
ひとりひとりの日常生活のほんの些細なことの連続と集積がこの災害に直結しているのだ。
例えば、、、【家族が一つの部屋で団らんする】、、、じいさんと一つの部屋で団らんはハードル高いぞ(お互いさまだが)
このハードル、飛ぼうか、飛ぶまいか、飛べるかな、飛びたくない、、どうするどうする、、ぶるぶる
ダメダメ、あんまりストレスかかると反動が温暖化を加速する。無理は禁物。。。。
まずは、さらなる調理時間の工夫短縮だ。シンプルにそのままを味わう。手間暇掛けない。ふふふふ、ひひひひ、お手のものだ。
自分一人の時は薪やペレットをボーボー燃やさない。じいさんが帰る頃見計らってボーボー燃やして安心させる。
仕事好きだから仕事に夢中になって疲れすぎに注意。頭が回らなくなって段取り悪くなり、結局温暖化加速。。やぶへび、、働き方に改革。
調子に乗ってじいさんに話しかけてうっかり地雷を踏まない(踏まさないことはもっと重要)
編み物・読書は明るい時間に、暗くなったらコロンと眠る。明るくなったらモゾモゾ起きる。
なんだ、すぐやれることいくらでもあるじゃないか、、
ただし、寒がりでテレビ大好き夜型爺さんに生活習慣の矯正を強いることは人道上の問題に発展しかねず、今はその領域に踏み込まず。

ちょっと一息

2019-10-07 | 日記
大雨がザンザン降り、朝露が残っている時間に刈り進めていた小豆は
一旦中止。あと一息なのに、、、
「おい、十勝川温泉行くぞ。」(は?こんなに朝早く出発かい?)
家のすぐ近くに入り口が有る道東道に初めて乗った。
帯広まで2時間。早!!料金軽で3000円、ぎょぎょ!!
十勝川温泉の標識を曲がるのかと思えば、、、目的地は別だった。
農業機械の展示会場に直行。(なああああああんだ、、そういうこと)
いそいそと車から降りていく夫。妻編みかけの靴下を出して編む。何か怪しい匂いがしたから準備万端。
他にも読みかけの本数冊持って、どれだけ待たされようが心は不動。過去の苦い経験データが活かされる。
1時間後掘り出し物有ったのか無かったのか、、、「さあてどこ行きたいかな?」と聞かれた。
すでに十勝川温泉は記憶にございません状態。「ここまで来たなら、山奥のトムラウシ行ってみたいな。。」
「1時間40分か、遠いな。よし釧路に行こう」(え?、、釧路まで2時間半ってグーグル言ってますけど、、)
狭い車内でずっと高橋真梨子とクラッシックを交互に掛けながらご機嫌に運転していた夫。
突然都はるみに切り替えた。妻が好きなはるみちゃん。一応気ー使ってるんだな。。と深読み。お構いなく。
夫、小学校から高校、そして大学卒業後37歳まで暮らした愛着の有る釧路。小学校は閉校していた。
その前にある老舗のそば屋で蕎麦をすすりながら、「この蕎麦屋の庭で遊んだ」と遠い目で言う。
大大大好きな和商市場で大大大好きな魚を買って、超ご機嫌な夫。(良かったんでしょ、楽しくて)
しかし、釧路から長沼ノンストップで走れば3時間半の時代が実現している。驚異だ。
一生に一度しか通らない人もいるだろうこの道を、今日この日の私のために作ってくれた人たちがいる。。
山の中を掘って掘って、トンネルだらけの道東自動車道を体感したのが冥土の土産だな。。。