大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

御先祖様のお戯れ~♪

2010-01-17 | 日記
寒いけど、粉雪が嬉しい。除雪車が横に置いていく雪が軽くて嬉しい。本当に嬉しい。
倉庫の第一空間は冷凍室。第二空間は冷蔵庫で野菜たちはスヤスヤ。
第三空間は常温(20℃~)で人が暮らす。
おととしのクリスマスにもらった鉢植えのシクラメンが今また花を咲かせた。
人気の無い家でしょぼくれていたポトスの鉢を、「もしかしたら人恋しいのかもね?」
と連れて来たら元気になった。「何処に置いても大丈夫だから!」といわれ
アロエの鉢植えをビニールハウスに置いたままにしたら、あっけなく冬に凍ったが
春、新芽が伸び、夏を越え、みずみずしく育ち2度目の冬を迎えた。
今まで我家で鉢物が育ったためしは無く、とにかく自分という生き物は、
鉢花の世話をする基礎知識も、心の余裕も、そして意志も覚悟も、無いはずだった。
ここでは、草も犬もひとも、最低の条件で最高の力を発揮し自力で生きることを暗黙のルールとし・・・
それなのに、こんな私のそばで、二冬元気に生き生きと育つ鉢植えの姿に驚嘆し、おもわず
(あなた方はいったい何処のどなた様?)と鉢植えに問えば。。
(御先祖様のお戯れ~♪)とどこかで声。。。。
おととし暮れ、息子がとても悩んでいた。その頃偶然出会った霊媒師と名乗るおばちゃんがいきなり言った。「あんたのゴセンゾさんに謝って感謝しなさい」 と。  
素直に聴けて、ついでにこの土地の先祖にも水をあげ、手を合わせ、なんとなくその水を鉢にまわしていたらいつの間にか習慣となり、一年すぎ
ふと気付いたら、息子は硬い硬い心の殻を自分で割って飛び出した。
(ごせんぞさまが息子の背中を押してくれたんだ・・・)と心底思う。
御先祖様の小さな湯飲み一杯の水が鉢植えを育て、わたしの心も前より育った。。。。。

 なんと美しい 雪女の遊び

 皆様 明けましておめでとうございます
    私は、大きなかぶに家族の雌山羊の”レモン”です。妊婦です 豆がらが大好き!
 1月の日曜喫茶は ”御餅つき”
 美味しい物には 笑顔が出ますね!!