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(ドルニエ228型機コックピットから)
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テンジンーヒラリー空港(ネパールソルクンブ郡ルクラ)
2017年10月26日(木)
ドルニエ228(Dornier228)型機は、テンジンーヒラリー空港(Tenzing-Hillary Airport Lukla)に向けて着陸態勢に入った。
コックピットの先にほんの数百メーターしかない滑走路が見える。
その先は切り立った断崖だ。
山の斜面に12度の登り傾斜で460m長×20m幅しかない滑走路だ。
タッチアンドゴーなど出来る余裕はない。
ランデングしたら、滑走路内で停止するか、断崖に激突するしかない。
SITA611便は定刻を一時間程遅れてカトマンズのトリブバン国際空港を離陸し30分後の今、将に着陸態勢に入った。
ドルニエ228はドイツのドニエル社により開発された短距離離着陸性能に優れた19人乗り双発ターボプロップ旅客機だ。
乗務員を除くと最大で16人乗りになるが、611便の乗客座席は14人分しかなかった。
ちなみに製造銘板にはMay 1989年 Germanyと刻んであった。
コックピットとの仕切りも無く、機密性能も無く、離陸前に耳に詰める綿と飴玉を客室乗務員が配ってそれで機内の全サービスだった。
これで往復330ドルはちょっと高すぎると思うがどうだろう。
車で行けるジリからルクラまで歩くと一週間くらい掛かるから致し方ないのかもしれない。
着陸のショックも無く、スムーズに減速し、断崖に衝突することも無く小さなエプロンに駐機した。
以外に簡単だ。
しかし、あちこちから乗客の安堵のため息が聞こえた。
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