古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

絲綢之路14 ウルムチその5

2011-11-23 00:27:17 | 旅行

唐代女人陶傭(ウルムチ市新疆ウイグル自治区博物館)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その129

2011年11月3日(木)
ウルムチは寒い。
一週間前に降った雪が日陰に残って居る。

ウルムチに着いた日から、切符探しに走り回っているが、未だ手に出来ないでいる。
中原へ行くチケットが取れず苦労している。
火車、汽車、航空機何れも取れない。
如何したらいいんだろう。
民工(出稼ぎ農民)の大移動時期らしい。
毎日数万の人口が都会へと流れていく。
新疆には人が居なくなるのではないかとさえ思われる。

寒い、静かな夕暮れ時だ。
もう零下にまで下がっているかもしれない。
風は本当に身を切る。

喜太郎のシルクロードを聞いている。
シルクロードと呼ばれるこの地で聞くには余りにも違いすぎる。
曲はイメージのシルクロードであり、現実のシルクロードと呼ばれる地方には似合わない。
現実は、もっと埃っぽくカサカサしている。
曲のような爽やかな雰囲気は何処にも無い。
初冬のこの季節は特にそう感じるのだろうか。

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