古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

笑える笑っちゃう話その2/3

2009-11-19 20:33:36 | 日記
その20 還暦背包族(bei bao zu)ベイバオズ

2009年11月8日(日)

笑える笑っちゃう話第2章(前回の序章に続く)

元気な可愛い韓国娘のその後
還暦背包族がメールで問い合わせをした、韓国青年からの最新の韓国口説き情報は次のような内容だった。ただし版権は韓国青年にあり、尚且つ彼の承諾を貰っていないので、こそっとお知らせしよう。

「韓国青年(HP氏)の韓国女子口説きテクニック 四段階法」
愛の言葉って、どうしても段階が必要だと思います。それで、四段階の強度のメントを用意しました。一般の韓国人の女の子の情緒も考えて
1.웃는 얼굴이 예뻐요 (ウッヌン オルグリ イエポーヨ。)
  笑顔がきれいです。
2.같이 있으니까 좋아요 (ガチ イッウニカ ジョウアヨ。)
 (あなたと)一緒にいると(気分が)よくなります。
3.좋아합니다 (ジョウアハムニダ。)
 (あなたのことが)すきです。
4.사랑합니다 (サランハムニダ。)
  愛してます。
ロマンチックチベットのため  頑張ってください! 先生、幸運を祈ります!

何と優しい青年ではないか。同胞の可愛い女の子に、今まさに魔の手が伸びようとしているのに、、心優しく愛の口説き文句を、つい最近、その手で彼女を掴み、目出度く来春に挙式するという、その最新の方法を伝授してくれるとは。感謝感激雨霰だ。

彼の名誉のためにも四段階口説法で頑張るぞ。と、思ったが、そのチャンスは次の日にあっさりと消えた。

今日着いた日本の大学生三人とA嬢の四人でパーテイーを組み直ぐに出発するとのこと。パーミット(チベット地区入域許可証)が届き次第出発するのだという。
遅くとも三日後の電車には乗れるだろうとのことだ。

あんなに喜んでいた還暦背包族は如何したらいいのだろう。トンビに油揚げをさらわれた狐か狸か猿のような顔をして、ガックラ金太とは俺のこったと大声で叫んでしまった。その落胆たるやこの世の最後かと思われるほどだ。
急にチベットが嫌いになった。急にA嬢が嫌いになった。全ての韓国娘が嫌いになった。全ての韓国女性も嫌いになった。
同じくチベットも嫌いになった。そんなチベットへは行きたくもなくなった。もう止めよう。チベットには行かない。
次の日チベットツアーをキャンセルしたのは言うまでもない。
それくらいガックラ金太なのだ。本当は他にも行かなくなった理由はあるのだが直接のきっかけはA嬢と一緒に行けなくなったことが大きい。

韓国青年の好意に報いる為に、彼のメールの文言を写して餞別のガイドブックと一緒にA嬢に渡した。メモを見てニッコと微笑んでくれたのが唯一の慰めだ。
それで全てが終わってしまった。

笑える笑っちゃう話だ。

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