うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

PARM考

2009年07月25日 | 日記

きっと貴方も気になっているはずである。


「なんだか美味そうだ」と気になっているはずである。


そう、寺尾聰がCMで食べているアイスが、「なんだかみょーに美味そうだ」ということを。






この「エスキモーパルム」、現在我が家でブレイク中だ。





味はというと、チョコといい、アイスといい、みんな大好き「ピノ」と同じだ。


そう、カタタタァーと箱を開けると、小さなアイスが6個入っていて、プラ製の楊枝で食べるあれと同じなのだ。





味もいいが、サイズがちょうどいい!


チョコアイスバーは好きだけど、クランキーバーなんてこの年になって一本食えないものなぁー。


うまい、安い、ジャストサイズ、といいことづくめの「エスキモーパルム」ぜひ、貴方もお試しあれ。






食べたらみんな、寺尾聰になること間違いなし!

地元のお祭り   DAY2

2009年07月24日 | 日記
今日は相馬野馬追祭り、DAY2です。


本日のイベントは、隣町の野馬追い専用の祭事場での「甲冑競馬」と「神旗争奪戦」。


祭事場には大勢の観光客が集まり、お祭りムードは高まります。






今日もこのような侍たちが300人以上。



まずは甲冑競馬。


読んで名のごとく、甲冑に身を包んだ侍たちが、愛馬にまたがり競馬を繰り広げます。









こちらはいわゆるパドックです。出走を待つ侍たちがぐるぐる回ります。






いやー、驚きました。


競馬といってもデモンストレーションみたいなものかな、と思っていたら大間違い。

本気も本気、真剣勝負の競馬でした。


馬が走っているのをはじめてみましたが、そのスピードといい、地響きといいすごい迫力です。


実際に祭に参加している知り合いに聞くと、この競馬はかなり怖いとのことでした。



次は神旗争奪戦。

こちらは大砲で空高く打ち上げられた旗、「神旗」を300騎以上の侍が奪い合うというもの。





この旗をとることは、侍にとっての最高の誉とされ、皆さん真剣です。

馬から落っこちる侍続出で、こちらもなかなかの迫力でした。



今回初めて祭りを見てみて、この祭りが1000年以上も続いてきた理由がなんとなくわかりました。

「見ていて面白い」ということは「参加している侍」はもっと面白いに違いないのです。


しかも現代、たったの3日間とはいえ、侍の疑似体験ができ戦国時代にタイムスリップできるのですから・・・。





こちらは祭りの帰り道、家路に就く侍です。


あぁー今年も終わっちゃったな~、と少し寂しげな後ろ姿でした。





家に帰ると庭のユリがきれいに咲いておりました。


東京のサラリーマン時代はどの花がユリなのかも知りませんでしたが・・・。

地元のお祭り

2009年07月23日 | 日記
今日は地元のお祭り見物へ。

相馬野馬追祭りという祭りです。






読んで名のごとく、戦国時代の侍に扮した地元の男たちが、馬にまたがりパレードやデモンストレーションを繰り広げるというもの。

鎌倉時代の軍事訓練に端を発し、1000年以上続くというとても由緒正しきお祭りです。

詳しくはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E9%87%8E%E9%A6%AC%E8%BF%BD

引っ越してきて4年目、にも関わらず今回が初めての見物。

100騎以上の馬が勢ぞろいするとなかなかの迫力です。



夜は隣町の公園の宵祭りへ


息子が食べていたチョコバナナなる食べ物、生まれて初めて食べましたが

チョコとバナナの味が完全に分離しなんとも不思議な食べ物でした。



でも、あちこちで食べているところを見ると、定番商品なんですね。



盆踊りのお囃子に合わせて踊りだす息子



さすが東北、夜店で牛タン売ってるんですね、西日本出身の私としては小さな驚きです。



最後は定番タコ焼きで。

さすがにこちらは私の地元の関西には遠く及びません。


明日は祭りのクライマックス、甲冑競馬や神旗争奪戦が行われます。

なんとか時間を作って出かけてみよう。

嗚呼、哀愁のサーフボード

2009年07月22日 | 日記



5年ほど前、東京にいるころサーフィンなるスポーツを始めた。


電車で2時間近くかけて湘南のスクールに通いながら、次第にその魅力にひかれていった。


サーフィンは面白い。うまく波にのると言葉では表現できない快感が得られる。



すーっと?否。ふぁーっと、ふゅあーっと?するーっと?

とにかく快感なのだ。




私の住む福島県南相馬市はサーファーのメッカだ。



各町にかなりレベルの高いサーフスポットがあり、県外からやってくる人も多い。

波を求めて、都会から引越してくる人までいる。


しかも毎年秋には世界大会まで開催されているのである。



なのに、だ。



もう1年以上サーフィンに行っていない。

なぜだろう、ビーチまで車で10分である。



摩訶不思議・・・・・

10分がはるか遠い。



嗚呼、哀愁のサーフボード。



書評  デザインの輪郭

2009年07月21日 | 書評



本日は書評です。

深沢直人著  「デザインの輪郭」


無印良品のプロダクツで有名な、工業デザイナーである深沢直人氏の著書だ。

自身のデザインというもののとらえ方、概念、考え方などを語っている。


以前からこの人の作るものは、ふわーっとして、不思議な感じなんだが、でもなんだかみょーに説得力あるなぁと感じていた。

そう思っている人は多いのではないか。



この本を読んで理解した。

この人は天才なのである。

凡人の私には少々難解な本だった、概念的な説明が多い。

たとえば「デザインの輪郭」とか「空気を伝わる圧力」とか「デザインには輪郭の張りが大切とか」

わかるようなわからないような・・・。




彼のデザインプロセスを見ていると「もがき苦しんで産み出す」とか「アイデアに苦悩する」とか

そんなものとは無縁のようだ。


そういう意味では、同じようなテイストのプロダクツをつくる吉岡徳仁とはかなり違うようだ。

TVのドキュメントでかなり苦悩していたから。


深沢氏が追い求めるのは「完全なる普遍性」なのだという。

なんだか納得。


では書評のまとめとして、彼が天才である証をこの本のなかのインタビューから・・



「ブリーフィングのときに指令が下り、自然にそのことを考え出して、

すべての見るもの、考えることがそのフィルターを通るようになっていく。」


中略


「仕事というのは、締め切りまでに完成していくものだと思っているでしょうが

依頼された時にはほとんどアイディアは出るものです。ピラミッドは頂点から組む。

下から組み上げても、台形にしかならない場合があるから。」



うーん、なんだかすごいな・・・。









今日、芝生に正体不明のキノコが30本ほどはえてました。

何なんだ君たちは!

どうせ生えてくるならマツタケでもはえてこいよなぁ。

ちょっと不気味な光景でした。