うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

書評  仕事で大切なこと

2009年09月28日 | 書評
本日は実に久々の書評です。


読書そのものをさぼっていたわけではなく、ここのところ読んだ2冊程が「はずれ」でした。

わざわざ書評にまとめるほどのものではないかなぁと・・・。



今回のチョイスは「経営の神様」松下幸之助氏のエピソード集「仕事で大切なこと」



  

この本は友人からずっと借りっぱなしになっている本で(すいません)読むのは2回目です。


現在、世の中にあふれかえっている「自己啓発本」の類とは少々趣が異なり、精神論がメイン。

さすが一代で世界の松下を作り上げた人だけあって、どのエピソードも「深イイ」話ばかりであります。




「近道ばかり考えがち」な現代の成功論とは一線を画するところがあり、苦労を重ねた方の話はとても深いです。




全体を通して説いているのは「素直に」「謙虚に」「真面目に」「一生懸命」続けることの大切さ。

そのことを本当に実践できている人は、実はそんなに多くないのだろうなぁ。



心に刻むべき話をいくつかご紹介・・・


・企業として、個人として成果を上げるとき、そのやり方が大切だ。

 「何が正しいか」「何が社会のためになるか」を忘れてはいけない。


・失敗を素直に認めることができるかどうか。失敗は必ずする。それを悔やんでばかりではならない。

 「尊い体験」だと前向きに考え、自己の成長につなげていくこと。


・素直な心とはいろんなものにとらわれず、ありのままに物事を見ること。

 それができれば物事の真相が見える。



そしてこちらが一番心に残ったもの・・・


・不平不満を言わず、「愉快に」「前向きに」考える。

 その姿が人を引き付ける。

 そのことがその人の「人生」を豊かにしてくれる。




書くと簡単ですが、実践するのは難しいことばかりですね。

何年か先、どれだけできるようになっているかなぁ・・・。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
幸之助ラブ (ハディーノ)
2009-09-30 18:48:17
自分も読み終えた時、同じ思いでした。


松下氏の基で働いてみたかった


『ナショナル』には『国民の為の』という願いが込められていたそうです。
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Unknown (福島の一つ星)
2009-09-30 20:43:58
借りっぱなしでごめんね。

今度いくつかお勧めの本をそえてお返しします。

このような人格者というのは基本的に「明るい」よね。

見習いたいものです。

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