うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

書評  ~  減らす技術

2010年12月29日 | 書評



坊主も走る年末。

私も例外にもれず、あわただしくしておりました。
書籍は読んでいるのですが、なかなか書評にまとめる時間がなくサボっておりました。
すいません・・・。

冬休みに突入しましたので、書評連発してまいります。


第一弾はこちら




「減らす技術」  レオ・バボータ 著



ヒトは欲張りな生き物だ。

あれも欲しい、あれもやんなくちゃ、そーだ あれも、これも、それも・・・ 
こんな具合にじつに欲張り。

その結果 身の回りは 

・「モノであふれかえり」 
・「頭の中はぐちゃぐちゃ」 
・「なんだか忙しい(なぜだかわからない)」


焦っているし、追われている、ストレスでいっぱい・・・
一日の終わりには「あーつかれた・・・」

その割には、思うように「結果を残していない・・・」
【頑張ってる】んだけどなぁ・・・



その原因はただ一つ

【モノ】や【やること】が多すぎるのである。

・必要ないものをたくさん持ち
・やらなくてもよい仕事を沢山抱え
・考える必要のないことに頭を悩ませている


この著者が説いているのは以下の2点


1. 【物事の本質】をしっかり見極め、【モノ】【コト】を減らしていきましょう。
2. 【本当に大切なこと】 にエネルギーを集約していきましょう。


実にシンプルで、当たり前の話だ。

参考になると感じたヒントをいくつか紹介します。



1. 制限する

「時間」「ツール」「サイズ」を制限し、その中で仕事、生活をする。

時間があったほうがダラダラ仕事しちゃうし、スペースがあればモノは増える。
自分で制限を設けて、その中で集中するというもの。

高校時代 真面目に部活やってる人のほうがいい大学に進学していた。
彼らは貴重な時間の中で集中して勉強していたからなのだろう。



2. 習慣化する

これはいろんな人が言っていることだが、社会人は忙しい。
習慣の中に組み込まないと 続けることはほぼ不可能なのだ。

ヒトは基本的に【ナマケモノ】なのだと思う。



3. ワン・ゴール 方式

一度にいろんなことをやらない。

一度に目指す目標は一つだけ。
一度にこなすタスクは一つだけ。

あれこれやってもストレスの元だし、ミスの元でもある。(共感します!)



2011年は 仕事も、生活も、健康もダイエットします。
あれこれやらない、食べない、抱えない。

レッツ・チャレンジ。



読んでみて損はない本です。
オススメ。

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