うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

書評 ~ 「ど真剣に生きる」

2011年07月18日 | 書評
仕事や私生活で迷いが生まれたとき
また、モチベーションがいまいち上がってこないとき・・・

私には「助けてもらう著名人」がいる。

中村天風さんと稲盛和夫さん。
そう、このお二人です。
もちろんお会いするわけにはいきませんので、本を拝見するだけですが。

そんなわけで、今回は久しぶりに稲盛さんに助けていただいた・・・。


今週の書評

「ど真剣に生きる」 稲盛和夫 著



氏の著書はいつも「凄いタイトル」だけれども
今回も凄い 「ど真剣に生きる」・・・。



この本はNHKで放送された番組の内容をもとに再構成されたもの。

失敗ばかりで落ちこぼれだった少年時代から、京セラやKDDIを起こし、今に至るまで
その道のりを振り返りながら紹介していくものだ。

氏の言葉は どれもこれもが心に届いて響く・・・。
久しぶりに読んだのだけれど、80近い方のエネルギーとは思えない。


・「それは人として正しいことか・・・」

 ~稲盛氏は今まで数々の問題にぶつかるたび「人として正しいことか」を判断の基準にしてきたという。
  雑念や私心にとらわれず、心を高め、純粋な精神状態になっていれば、決して誤りがない。

  いかん、ちょっと忘れていた・・・。


・ 振り返って思うのは、困難のどれ一つが欠けても京セラの創業は実現しえなかった。
  また幸運というものがあるのなら、それは逆境から掴み取るもの。

 ~穏やかな環境は自分を高めてくれない。
  今の自分は前向きにこんな考え方できてる?



・「ど真剣」に生きなさい。
  いいかげんではうまくいきません。いいかげんなことで人生うまくいくはずがない。

 ~【体育会系的】な考え方が嫌いな私ですが、稲盛さんの考え方は体育会的なだけではない。
  「気持ち」だけではだめで、真剣に「考え」真剣に「行動する」。
  【道徳的・科学的・体育会】と勝手に名づけています。


氏の本を読むたびに「自分は雑念だらけの人間やなぁ・・・」と反省するばかり。
また明日からスタートの切り直しでございます。

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