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仙台では以前から訪れたいと思っていた、「ある場所」へ行って参りました。
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仙台は美しい街です。
とにかく緑が多い、特にこの「定禅寺通り」は車道の中央分離帯に緑豊かな歩道が設けられ
木漏れ日が美しい仙台を象徴する通りであります。
この定禅寺通りに、異彩を放つ美しい建築があります。
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「せんだいメディアテーク」
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このガラス張りの美しい建築は、今や世界を代表する建築家 伊東豊雄氏の代表作。
今からちょうど10年前に建てられたものです。
この建築の特徴は【チューブ】と呼ばれる大小さまざまなサイズのスチールパイプ製の円筒で構成されていること。
建築ではネガティブな要素である「柱」を、建築のキャラクターとして取り込んでいます。
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この白いチューブ。
内部をエレベーター、階段、などを組み込んで、実に合理的かつユニーク。
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「図書館」や「ギャラリー」などといった公共スペースから構成されています。
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このチューブは 上空から「光」を取り込む用途に用いられています。
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図書館スペースは実にシンプルでミニマルな空間。
定禅寺通りのガラス面から奥まった場所も実に明るい、照明はそれほど使われていないの、にです。
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ギャラリーのフロアーは天井高がぐっと抑えられ、チューブの存在感が強く感じられます。
ここから定禅寺通り側を見ると・・・
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美しい並木が飛び込んできます。
実にドラマチック・・・。
私、このような「近未来的」な建築はどっちかというと「ニガテ」でした・・・。
でもここは違う、市民生活に溶け込み、多くの市民に利用されている。
ずーっと前からここに存在するような雰囲気さえ感じられました。
同じサイズの「箱」を作るにしても、デザインというエキスが入ることで
ここまで素敵でドラマチックな空間が生まれるんですね。
うーん建築って素敵です。
東京からは少し遠いけど、行って見る価値アリですよ。