日常観察隊おにみみ君

「おにみみコーラ」いかがでしょう。
http://onimimicola.jimdofree.com

◎人がほくそ笑む瞬間を目撃。

2013年09月30日 | ◎これまでの「OM君」
人がほくそ笑む瞬間を目撃。
画面を確認してあきらかにいい事があってのニヤリを目撃。
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◎灰皿と目が合う

2013年09月29日 | ◎これまでの「OM君」
灰皿と目が合う。
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◎本日の想像話「悩みの電脳」

2013年09月28日 | ◎これまでの「OM君」
「Aさん。セーブデータがいっぱいになりました」
眠ろうとして目を閉じるとまぶたの裏にこの文章が浮かんだ。
その日から眠れない。
もう2週間になる。
自分の体の80%程度は機械化したので特に疲労困憊という気分ではない。
どちらかというと、命令したコマンドが実行されない苛立ちの方が強い。
「どうしちまったんだ」
そうつぶやく。
習慣。
本当は眠る必要はない。
布団から起きあがり、酒をあおる。
のどから胃がかっと熱くなる。
この感覚でさえ機械化された体が疑似的におこす反応だ。
事実、酒を飲んだからといって、睡魔がおそってくるわけでもなかった。
機械化の技術が導入されてまだ60年もたっていない。
こんな弊害も十分ありえる。
人柱だ。
事実、莫大なお金のかかる機械化が施されているのは自分が献体として志願したからだった。
機械化はとても庶民の収入では不可能な金額が必要だった。

まず最初は頭脳の電脳化に着手された。
コマンドの入出力を円滑に行うためだと説明された。

電脳化にともなう効果はすさまじかった。
時間の概念がふきとんだ。
1000分の1秒単位、もっともっと短い時間での計算も可能だった。
もともと人間の目は優秀で、そのデータさえあれば、あらゆるものがゆっくりと見え、動きの計算もできた。
すばらしい。
神様にでもなった気分だ。

「あー、Aさんまた悩んでますね。」
ここはパソコンのずらりと並んだ研究室。
機械化、電脳化に伴う技術的な研究を行う施設。
「そうそう。まあわざと難題をぶち当てているからしょうがないんだけど」
Aさんは存在しない。
架空の経歴、架空の人格。
電脳化に伴う不具合をどう受け止め、どんなダメージを受けるか観察されるための疑似データ。
ブン・・・
「あっ、動き出しましたよAさん」
「あっAさん外付けハードディスクを外部コネクタでつなぎましたよ」
「あー、セーブして寝ましたよ。よかったですね」
「くすくすくす。ここまでは折り込み済み。ここから先は頻繁に「セーブします」の文字が現れ、外部ハードディスクのチェックが頻繁に始まるぞ。さてどうするかな」
Aさんの受難は続く。
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◎クマかネコかパンダか。

2013年09月24日 | ◎これまでの「OM君」
クマかネコかパンダか。
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◎本日の想像話「ラッキーアイテム」

2013年09月23日 | ◎これまでの「OM君」
深夜3時。
ラジオの占いコーナーを聞くのがここ30年の日課だ。
仕事にもさしさわるが習慣で聞かないとなんとなく気持ちが悪い。


学生時代のくせが抜けない。
今日のラッキーナンバーは「3」
次の日のテストで「3」を選んだ。
正解だった。
自動販売機でおつりが出ないぴったりの金額を入れてジュースを買う。
買った後、釣り銭の確認をする行動と似ている。
いいことがあるとついついやめられない。
そんな事がきっかけで、今日のラッキーカラーは「青」と言われれば必ず青いものを身につけていった。

今日のラッキーアイテムは「三味線耳(さんみせんみみ)のついた花瓶」
ん・・・
何それ。
そんな聞いたことのないラッキーアイテムを言われたのは初めてだ。
あわててパソコンを立ち上げネットで調べた。

三味線耳とは:
陶磁器につけられた耳の一種。
三味線の棹頭に似た形をしたもの。
鼓筒形の花瓶などに見られる。

仕事は休んで、銀座の茶道具屋さんに行った。
あった。
40万円。
ラッキーのために購入した。

何かラッキーな事は無いか。
用もないのにうろうろと歩きまわった。
人気の無い公園に迷い込んだ。
後ろから男が一人ついてくる。
「すいませーん」
そう言いながら男が近づいてきた。
「はい?」
「三味線耳のついた花瓶を出せ」
ナイフを突きつけながら男が言った。
「・・・・」
恐怖のあまり声も出ない。
「持っていないのなら殺す。理由なんてどうでもいいんだ。そちらが悪いから殺す。三味線耳のついた花瓶をたまたま持っていなかったから殺す。持っていれば殺さない。そういう話に俺自身がしたいだけ。まあ、殺したいだけなんだ」
「あります。あります」
「そうか命拾いしたな。あんたラッキーだったな」
そういって男はナイフをポケットになおし逃げていった。


1週間前・・・
「それではそういう事でおねがいします。もう最近は茶の道具はなかなか買ってもらえないんで、まあ、こういう商売があるってお聞きしたもんで、ぜひ宣伝じゃあ無いですが、うちの茶道具をラッキーアイテムとしてアナウンスしてもらいたいとこういう訳で・・・」
とあるラジオ局の打ち合わせ室。
占いコーナーのディレクターがラッキーアイテムの紹介枠をCMとして売っていた。

今日の深夜3時・・・
ラジオを聞く男。
手にはナイフ。
「なんだこのラッキーアイテムは・・・。ふざけやがって。よし俺がラッキーかどうか試してやろう。何人殺しても同じだ」
男はつぶやいた。
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◎本日の想像話「よみがえらない話」

2013年09月23日 | ◎これまでの「OM君」
さあ、会社に行くか。
アパートのドアを開けると、そこにスーツ姿の男が立っていた。
血みどろで、ポタポタと髪の毛の先から血が落ちている。
「ふう」
ため息をついて、その男の体を通り抜ける。
そう、僕は見えちゃうんです。
霊が。
見えないほうが幸せってもんです。
結構、いるんです。
見えないだけでね。
例えば、ほら今電車が来ました。
快速急行。
当然、殺人的な混み具合です。
会社に行きますからこれに乗ります。
いてててて、この駅員さんの押しはどうにかなりませんか。
ああ、体が宙にうく。
てすりてすり。
ふう。
ああそうそう。僕には見えているんですよ。
いま乗り込んでいる人間と同じくらいの数の霊が。
もう人間に重なってぶれぶれの写真みたいに見えています。
そんなこんなで会社に着きました。
放送関係の仕事です。
自分のこの能力をテレビに売り込めないかと考えたこともありましたが自分には芸能の才能はありません。
ただ見えるというだけです。

トイレの前に頭が坊主の男が立っていました。
噺家さんのようにみえます。
仕事柄そういう人々が日常的に歩いています。
「おはようございまーす」
面識はありませんでしたが、挨拶を一応してすれ違いました。
「あんた、わしが見えるんか」
「えっ」
振り返って見ると、男の下腹部は血でべっとりと塗れています。
たたたっと男が走りよってきます。
顔を5センチまで近づけて男は言いました。
「あんたわしが見えるし、話せるんやな」
「はいー、ひいいー」
そう言うのが精一杯でした。
「あのな、説明するわ。よう聞いてな」
「はいー」
「あのな、この世とあの世は表裏一体なんや。
あの世の住人もこの世界に共存してるんや。
でもお互い見えたら気持ち悪いやろ。
だから、あの世の住人も現実世界の人間は見えとらん。
共存共栄や」
「はあ、でも僕には見えますよ」
「せや、わしかて見える。まあ突然変異同士みたいなもんっちゅうわけやろ。だからこうやってあの世の住人とこの世の住人がはっきり話してる。これ不思議」
「はあ。何だか分かったような分からないような。それでご用は」
「せや!飲み込みの早い男やなキミは。気に入ったで。
実はワシが死んだんは江戸時代なんや。当時うれっこの落語家として真打ち間近。まあ調子にのっとったんやろなあ、おなごに刺されてチーン、ポクポクや。
あの世のシステムでまた生まれ変われるんやけど、そうすると、リセット。
一度記憶なんかみんななくなるんや。
わしそれ知っとるから、逆に逃げまくってるんや。
わし新作落語をやりたいや」
「新作ですか(江戸時代に亡くなってるのに新作って)」
「あっ、バカにしたやろ。呪うぞ」
「いえいえいえ」
「こう見えて、江戸時代から平成の時代までじっくり観察してきたんやでワシ。アイフォーンもキンドルも知ってるでワシ」
「そうなんですか。まだ話が見えてこないですね。ちょっと仕事があるんで」
「待て待て待て。ワシを売り出せっちゅうことや」
「えっ」
「お前をとおして落語をやる。やるのはお前やけどな。くすくすくす」
「僕?無理ですって」
「大丈夫や。わしが横にいつもおる。まあ練習はしてもらうが、いやなら呪うぞ」
かくして世界初、いたこ漫談落語家が誕生した。
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◎美しい構造物に心奪われるシリーズ

2013年09月22日 | ◎これまでの「OM君」
美しい構造物に心奪われるシリーズ。
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◎オブイェークト279

2013年09月19日 | ◎これまでの「OM君」
オブイェークト279
4本のキャタピラ。
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◎本日の想像話「おとくいさま」

2013年09月18日 | ◎これまでの「OM君」
「ぜんぜん興味なかったんですよ」
「そうそう私も。パソコンの部品なんて何みたいな」
ここは居酒屋。
とあるパソコンショップ主催の忘年会。
「飲み会でここのマスターと意気投合しちゃって」
「えっマジ。おれもおれも」
「私も私も。すごい偶然」
「たまたまカウンター席で飲んでたら、話があっちゃって」
「そうそう」
「その日はもう飲み過ぎちゃって、ぜんぜん記憶が無い。どうやって家に帰ったのかも覚えが無い」
「えっマジ。おれもおれも」
「私もそうだった」
「で1週間ぐらいのうちに何だか、どうしてもパソコンが組みたくなって、もうマスターの店に直行したの」
「そうそう」
「パソコンなんてぜんぜん興味なかったのにねー」
「そうそう、ふしぎー」
ワイワイ、ガヤガヤ。

次の日。
ここはパソコンショップ。
マスターが無心にルーペをのぞいていた。
そこにコーヒーを運んできたのは妻。
「あなた。ほどほどにしないとばれちゃうわよ」
「大丈夫だよ。まだ誰もナノマシンの実用化なんて出来ていない。おれだけだよ」
「でもうちにくる常連さん全員ナノマシンの指示で来てるだけでしょう」
「そうそう。経口でマシンを飲ませて、脳に到達させる。電気刺激でここの商品を買わせてるってわけさ。いわば現実世界でのコンピュータウイルスみたいなもん。人間の誤作動でおまんま食べさせてもらってるって寸法なのさ。
パソコンのウイルス駆除でもお金もらって。ばらまいてるのは俺なのに。」
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◎本日の想像話「すれちがう」

2013年09月16日 | ◎これまでの「OM君」
深夜、会社からの帰り道。
秋も深まりずいぶんと涼しくなった。
川沿いの遊歩道を歩いていた。
都市開発の一環で最近整備された。
ベンチが一定の間隔で置かれている。

ブルドックを連れた黄色いジャケットのおじいさんとすれ違った。
ブルドックは自分の足下に近づいてきたが飼い主がリードをひっぱってブルドッグを遠ざけた。
おじいさんの目元がやけに黒いような気がした。

川沿いから離れ、住宅街を行く。
街灯の数が少なく、静まりかえっている。
十字路からブルドックが出てきた。
リードを引く黄色いジャケットのおじいさん。
前からやってきて、すれ違った。
よく見なかったが、ブルドックの目元がいやに黒く、おじいさんの口元がよだれまみれでテラテラと光っているように見えた。

アパートまで帰ってきた。
エレベーターを待って7階にあがる。
7階に到着し、ドアがひらく。
ブルドックと黄色いジャケットを着たおじいさんがそこにた。
ブルドックの顔は目元が真っ暗のおじいさん。
おじいさんの顔はよだれをたらしまくったブルドックだった。

ポケットから鍵を出しながらすれちがった。
それがどうした。
そう心の中で思いながらドアをあける。
リードと黄色いジャケットが玄関にころがっている。
いつもそうだ、と男は思った。
いつも出てきやがる。
血抜きの後こまぎれにして処理しないとな。
そう男は思っていた。
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◎メモ帳に落書きされた猫と目が合う

2013年09月15日 | ◎これまでの「OM君」
メモ帳に落書きされた猫と目が合う。
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◎こだまする声は・・・

2013年09月13日 | ◎これまでの「OM君」
ここでこだまする声は「くるしめー、もうおそいわー」と鬼が言う。
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◎ベンチもトリケラトプス

2013年09月09日 | ◎これまでの「OM君」
ベンチもトリケラトプス
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◎うまいこと利用する壁画と目が合う。

2013年09月08日 | ◎これまでの「OM君」
壁の節穴がプテラノドンの目と目が合う。
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◎えんま様と目が合う

2013年09月07日 | ◎これまでの「OM君」
目がピカッのえんま様と目が合う。コワッ。
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