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蘇った東京駅

2012-12-02 23:26:10 | 話題
     ▲創建時の美しい駅舎となった赤レンガの東京駅。中央は皇室専用貴賓出入口。

 保存修復工事を去る10月に終えた丸の内駅舎東京駅を見ることができた。
 約500億円が投じられ、5年の歳月と延べ78万人の人々によって、日本の建築史上最大級の保存修復工事がなされたという。
 全長335m、総重量約7万トンの長く大きな建物が、新たな免震装置の上に載せかえされ、戦災で喪失した3階部分や2つのドームなどが創建時の美しい姿に復活した。
 この美しい東京駅を見ようと観光客が増えているとのこと。私が訪れた11月29日も多くの人で賑わっており、中央の皇室専用貴賓出入口をバックにして写真撮影をするのに順番を待つほどだった。
 国の重要文化財にも指定されている美しい東京駅を見ていると、美しかった旧長野駅の姿が浮かんできた。
 善光寺を意識した仏閣型駅舎が、そして、東口にはD51も造られた日本有数の規模を誇ったレンガ造りの国鉄工場があった。長野新幹線開業や東口開発で取り壊された。
 何とかならなかったのか。複雑な思いがした。

     ▼多くの彫刻が復元されたドーム3・4階と天井

コメント
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