はがきのおくりもの

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第28話 囲碁将棋部引退(H16.9.29発送) <1通 通算638通>

2006年09月24日 | だいこん高物語 2004

 表彰状
 囲碁将棋部 ○○○○ 様
 囲碁将棋部員として3年間、くじけることなく活動を継続したあなたの努力と熱意を認め、ここに表します。

  人生にとってもっとも大切なことは、
  心のもち方よりも、
  まず言葉の使い方である。  山崎房一 

 言葉の使い方次第で、表情も態度も心も変わります。
 あなたは責任感があり、落ち着いて考える力を持っています。前向きな言葉や優しい言葉を心がけることで、あなたの能力を一層活かし、素晴らしい人生を築いてください。
  平成16年9月29日
  県立だいこん高等学校長 奥井太郎 



 引退した文化部の生徒たちのうちで、唯一の男子生徒だと聞きました。
 よく頑張った、と私からも言ってあげたいですね。

 さて、「心のもち方よりも、言葉の使い方」の話は、奥井に譲ります。最近、疲れが取れないものですから。歳ですねぇ。



「『心の教育』が叫ばれるようになって、久しい気がします。
 でも、心の扱い方がうまくなったとは思えません。なぜでしょうか。

 それは、得体の知れない『心』を直接、何とかしようとするからです。

 自分の心をもてあますことはありませんか。
 不愉快な表情や言葉に出会うと、不愉快になってしまう自分の心をどうすることもできません。頑張ろうと思っても、心に元気が湧いてこないのをどうすることもできません。

 自分の心に、不愉快になるのをやめなさい、元気になりなさい、と命令したところで、命令に従ってくれないでしょう。もっとも命令する方も、自分の心ですから、うまくいくわけはありませんね。

 そこで、山崎房一さんの言葉が役に立つのです。

 心のもち方は自分で変えられませんが、言葉の使い方は自分で変えることができます。
 言葉の使い方を変えると、知らないうちに、心が変わってゆきます。愉快な言葉を使っていると、愉快な気分になってきますし、元気な言葉を使っていると、元気な気分になってきます。

 ですから、言葉の使い方が上手になればいいわけです。

 簡単なことではありませんが、言葉の使い方ならば、会得できそうな気がします。ただ、気がするだけで、私もまだまだ言葉をうまく使えていません。

 生徒に贈るよりも、自分自身に贈った方がいいようですね。」


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