小江戸川越

2009-06-16 08:26:04 | 日記
川越といえば、『つばさ』というほど今年は浸透している。TVというのは恐ろしいほどの影響力を持ち、良くも悪くも世論を形成する原動力になる。『つばさ』は舞台が川越ということもあり知名度が高まっているが、2003年にドラマ化された『ウオーターボーイズ』は川越の地名が表に出なかったため、知名度UPにはさほど繋がらなかった。

モデルは男子校の埼玉県立川越高校の水泳部が実際に1986年から文化祭の演目として行っているシンクロ公演。川越に住み着いてから32年になるが、埼玉県は公立の男子校が未だ沢山在る。千葉県(母校の長生高校;元男子校。共学とはいえ女子は少ない。多分今も。)の公立高校は共学になって久しい。

この古くからの公立高校は元来文武両道で進学率も高いがスポーツも盛んだった。受験戦争が激しくなってからどうしてもスポーツが弱くなってしまっている。川越高校も同様で、水泳部が競技会で活躍できないため文化祭で男子シンクロ公演を始めたようだ。
これが、文化祭で注目を集め整理券を配らないと収集つかなくなり、メディアで取り上げられご存知のようになったようだ。因みに、現在でも文化祭では非常に人気があり整理券が必要なようである。

ついでに宣伝させてもらえば、我が長生高校も文武両道だった。(あくまで ”だった”)。当時9クラスあり、7クラスが進学を目差し2クラスは就職といっていたが、スポーツ選手はこの2クラスに多く、同級生の中にはインターハイ5000mで優勝し、順天堂大学へ進学した者もいた。その時の指導者は小出義男さんである。私も、体育の授業で指導を受けた。

さてわが町川越だが、住み始めてから引っ越していない。お金がなかったこともあり、マチ(城下町)ナカの住家には手が出せず船着場があった現在の地域に住んでいる。江戸へ米やイモを運んだ船着場だ。東京都の表現でいえば、都内ではなく都下在住ということになる。

「川越という町は古く、見所は沢山ある。」などというと、住み着いた動機も含め川越に以前から大きな関心を抱いていたか というと NOである。

昨年の暮れ近所のスーパーで『小江戸川越 検定』というチラシを見つけた。どうやら、川越のことをどの程度しっているか?程度に応じて認定しよう とのことだ。近頃、試験というものと縁遠くなっていたため「一丁やってみるか・・。」ということで、この2月に試験を受け3級に合格した。この3級はそんなに難しくなく、1,000名近い人が合格し2級(受験資格に3級が必要)は3名しかいなかった。この合格率(0.04%)にはだいぶ議論をかもし出したようだが、来年は2級を目差そうと思う。この合格率の影響で来年(検定試験開始3年目)に新設しようとしていた1級の試験はないそうで、頑張ればTOP(2級)の知識ということになる。
ちなみに、3級受験資格は何もいらない。川越に関係の無い人でもよい。目的は川越に感心をもってくれる人口を増やすことだ。

この勉強したことが、結構Communicationに役立っている。川越在住の人が案外川越のことを知らない。そんなときに、講釈を述べると「ナルホド!」ということになる。生活の潤滑剤の役をしてくれる。

昨年度、川越を訪れた観光客が600万人。今年は、「つばさ」人気で1000万人と観光協会の鼻息は荒いが その結果は・・・。
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