犯罪者出演作品の公開是非

連日三面ニュースが賑わしているが、喉元過ぎれば熱さを忘れる我々にすればどうでもいいことだ。
見たい人は見るし見たくない人は見ない。
罪を裁けばいいことだ。

元々、芸術家は変人であったり常識人から見たら狂っている。
ビートルズはどうか？
三島由紀夫はどうか？
作品までさかのぼった対応はとられていない。

罪を憎んで人を憎まず。
罪を憎んで作品を憎まず。

反面教師も含め、個々人の選択に任せるべきだろう。

小池知事にみる政治家と詐欺師の共通点

小池都知事の「築地は生かす」「食のテーマパーク」が都議会を賑わしているが、政治家の言葉と詐欺師の言葉にある共通点は、「耳障りのいい言葉」・「具体性のないあいまいな言葉」・「冷静になればありえない事象」である。

冷静になれば、築地にセリが復活するわけはないし　食のテーマパークが豊洲の千客万来と両立するわけがない。
だまされた方が悪い　ということになる。

千客万来を刺激することなく、食のテーマパークらしき施設は出来るだろう。
レストランのない施設は考えられない。
羽田空港なみのレストラン街は立派な食のテーマパークだ。
言葉巧みな小池知事は上手く逃げ切るだろう。

政治家を非難するのが選挙民なら選ぶのも選挙民だ。
冷静な判断力を養おう！

政治・官邸と行政・官僚

マネジメントは、『物事を正しく行う』ということで、リーダーシップは、『正しい事をすること』という。
ビジネスの世界で引用される、ドラッカーの言葉だ。

これは、政治・官邸と行政・官僚にも言える。
政治・官邸は、『正しい事をすること』であり　行政・官僚は、『物事を正しく行う』である。
モリカケ問題、財務省の書類改竄問題、経産省の統計手法変更問題、みな官邸が『物事を正しく行う』ことに介入した結果である。
確かに官邸は行政ののリーダーではあるが、『物事を正しく行う』に関しては官僚に任せるべきであろう。
官邸は行政のリーダーとは言え、立法府の最強勢力が行政の親玉になっているに過ぎない。
『物事を正しく行う』マネジメントに徹すべきである。