2月23日(日)に行われた、那覇の国際通りトランジットモール路上ライブ演奏の状況です。この取り組みは戦後、米軍政の許可を取り、「アーニーパイル国際劇場」を建て、そこから、文化を発信し、、「奇跡の1マイル」といわれ発展した国際通りを、世代をつなぎ、再度音楽をとおして活性化させようと、「国際通り県庁前商店振興組合」の江洲さん(写真①)と小一バンドの彰一さん(写真②)と みやぎこういち さん(写真③)の思いを沖音協も協力しながら実現したものです。
今回の路上ライブのコンセプトは、国際通りの活性化です。「国際通り」は、戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げ、今のテンプス館のところに、「アーニー・パイル国際劇場」があったのが、名前の由来です。この劇場を、米軍政が認めさせるために、アメリカの従軍記者を代表し沖縄戦で亡くなった「アーニーパイル」を冠した劇場名にし、ここから、映画館や民謡など戦後の娯楽文化が発信され、人が集まりだし、発展した。長さがほぼ1.6Kmで1マイルであることから、「奇跡の1マイル」とも呼ばれました。私も小学...4年生の頃から、歩いて遊びに行った繁華街であり、那覇市に住む人だけではなく、中北部からもバスで遊びに来た、憧れの地域です。そうした歴史を知らない人が増えていますが、トランジットモールに合わせて、路上ライブや空き店舗や空き空間を活用し、文化を発信することにより、世代間の絆を強め街が活性化することを願っています。
次回は、6月に予定していますが、賛同する人を募集しています。①準備から後片づけまで一緒にできること、②趣旨に賛同し、オリジナルを追求することが条件です。