うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

共闘は、ハーモニー

2014年02月13日 | 近況報告

 沖縄には、常に共闘という概念があり、まとまれば強いと言われています。

自民党と公明党が連携するようになってからは、自公対反自公という枠組みを目指します。

それでも、負けることのほうが多いです。

 負けたからといって、嘆く必要もありません。争点を明確化にすることにより、相手陣営も私たちが訴えていることに共感せざるをえないからです。

 この20年の闘いで、得られた成果は、

 ① 沖縄の基地の整理縮小、負担軽減
 ② 日米地位協定の見直し
 この2点で、保守も革新も一つにまとまったことです。

 逆に、保守もこの2つを認めたために、平和課題が選挙の争点とならずに、革新陣営が負ける結果となっています。
 自公との対立軸、反貧困、雇用対策、脱原発などを明確に争点化しないといけません。 

 今回の東京の都知事選挙について、脱原発を強く訴えたために、桝添さんも脱原発だといっていました。原発推進の安陪政権に対して、脱原発の政治勢力を増やすことにはつながったと思います。

 脱原発、反TPP、反戦、反貧困など人権を守る勢力を増やすために、一人一人が政治をあきらめないで、関心を持ち続けることが大事です。

 選挙に勝ったとて、巨大な官僚組織に対抗するためには、それを支える民意が大事です。大企業の広告収入に頼るマスコミの情報に対抗する、正しい情報ネットワークが大切です。

 アラブの春は、SNSを活用した、ジャスミン革命といわれました。秘密保護法を制定し、不都合な真実を隠す政権を、情報公開する民主的な政権に変えるのは、私たち一人ひとりの意識が変わればできることです。
 あきらめずに、出来ることからコツコツとやっていこうと思います。 (事務局長 平良昌史)